2008.06.22

美術館で数学談義!

今日から多摩美術大学美術館で新しい展示が始まるのでついふらふらと美術館に吸い寄せられたCos。
絵画のコスモロジー」2008年7月20日まで

さすがに雨の日だけあって美術館の中にはほとんど人もいない。

橋本倫・黒須信雄・小山利枝子の三人の絵。
あいまいさを許さずに
かっちりと書き込まれた鮮やかな色彩の橋本倫、
雲のような波間のような羊の原毛のようなでも立体感にあふれる黒須信雄、
4m×3mぐらいはありそうな大きなキャンバスいっぱいの「光--誕生」はその大きさと迫力に圧倒された。

会場の奥へ行くと、小山利枝子の描いたたくさんの花のスケッチ、この花のエッセンスを取り出してそのイメージを画面に描き出したのだということがよくわかるような作品も何点かかけられていた。

さらに奥には橋本倫の展示資料がガラスケースの中にあったのだが・・・・そこで見たものは・・・若き日の橋本の数学のノート。
微分して曲線の性質を調べてグラフを描いている。
今だったら、このレベルのグラフはMathematicaを使わなくてもGRAPESを使えばあっさり描けてしまう・・・
かつてはCosもこうやって悪戦苦闘してグラフを描いたりしていたのだ∥^O^∥
そんなことを思ったり、式を確認したりしていたら・・・
「関心がおありですか?」
と声をかけられた。

いろいろとはなしをしてみると数学に対する造詣がとても深い方・・・
代数幾何学(おそらく楕円関数論的なほうじゃないかな?)に詳しい方らしい。
数学の話、絵を描く人と数学の話、アーベルの書いた論文の話、ポアンカレ予想を解決した論文の話・・・Cosには太刀打ちできない・・・∥>_<∥

写真やCGでは決して描き得ない「絵」の感性の話・・・・

数学をやっていた人たちが美術の世界に入っていく話(逆は余りなさそうだけど)や関数模型を撮った杉本博司・・・

多摩美術大学では数学の授業もあるのだとか・・・曲線や曲面の持つ、数学の持つ美しさを考える可能性を秘めているんだろうなぁ・・・どんな勉強をしているのだろう?


よもや美術館で数学の話をすることがあるなんて思いもしなかっただけにとても新鮮で楽しいひと時だった。

またどこかでお目にかかれると面白いけれど、どうかな?

ただ・・・時間がなくなってしまって十分に絵を見てこれなかったのが心残りかな。
ま、近いうちにもう一度行って来よう。


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2008.05.29

ガラパゴスだ、ビーグル号だ、ダーウィンだ

動物に関心があればそのなを知らない人はいないだろうと思うダーウィン
国立科学博物館のダーウィン展(2008年6月22日まで)を楽しんできた。

Img_8507


子どものころから知っているダーウィンともなるとさすがにその業績で知らないことはほとんどなく、純粋に展示を楽しんでくることが出来て\∥^O^∥/

なんといっても会場に入った途端に目に入った、「進化論以前の動物の分類」はほほえましくて見ているだけでうれしくなる。
「ノアの箱舟」に乗れなかった動物たちの化石・・・も楽しい。
進化論が生まれるのは時間の問題だった時代、必ずしもダーウィンでなくてもよかったのだけど、「ビーグル号航海記」の存在が「種の起源」をダーウィンのものにしたのだ。

ビーグル号のコーナーでは船の中を模した通路につけられた丸窓からは海面が上下する様子が映っていて、ちょっと船の中にいるような感じ。
(結果としては)無給で5年間ビーグル号に乗り込むというのは考えてみるとすごいことだし、収集した品々はすごい荷物だっただろうに、船に積んで帰ってきたのだろうなぁ。

子どものころ、ビーグル号航海記を読んだか読もうとしたかの記憶が少し残っている。
ちょっと読んでみて面白くなかったという記憶なのだ∥^O^∥

大人になった今もう一度読んでみるとまた違うのかな?

ガラパゴス島のコーナーではゾウガメとイグアナが動物園から出張してきていた。
こういうのがあるとその場から動けなくなるσ∥>_<∥
ちょうどゾウガメの給餌の時間と重なったので、元気よく食べるさまをじっくりと見てきてしまった∥^O^∥

結局種の起源でもなければビーグル号航海記でもなく見終わったその足で動物園に行ってしまったのは自然な行動?

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2008.03.22

プールの底で

飛行機の中から見た雪山・・・

そこへ行きたいと思ったけれどそれはかなわぬ夢にしかならないのかも。
というわけで海の底に沈む代わりにプールの底から空を見てきた。

Img_7082

プールの底からは何人もの人たちがこっちを見ているのがプールの水越しに見えた。
「一人でプールの底に沈む」・・・・それはそれでいいなぁ・・・・

金沢21世紀美術館・・・ずっと長い間来たかったところ。
ひょんなことから友達と一緒にくることになったのだ。


Img_7111

上から見るとこんな感じ。

このほかに「タレルの部屋」に、昼と夜の2回いってきたがとてもよかった。
写真は
「続きを読む」から。

続きを読む "プールの底で"

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2008.03.21

金沢21世紀美術館への旅(1)

いつかは行きたい美術館のひとつだった「金沢21世紀美術館」に行ってきた。

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この本を読んだときから、「必ずいつかはいこう」と思い続けてきたのだが、なかなかそのチャンスが訪れなかった。

何よりもお金がない。行くことがあるとしても、夜行のバスで行って夜行のバスで帰ってくるような行きかたでないとまず無理だと思い続けてきた。それでも交通費だけで2万円近くかかる。
なかなか実行するだけの余裕もチャンスもないままだったのだが、
「金沢21世紀美術館に行く」と言う美術の好みがとてもよく似ている友達と一緒に互いの懸案だった金沢21世紀美術館に行くことにした。
それも飛行機で一泊2日の旅・・・・費用はバスで行ってくるのとほとんど変わらないのだ。

美術館に人と行くのはなかなか難しい。
美術の分野では好みと言うよりも感性が違う人と一緒に行くと結果的に「一人で来ればよかった」と思うことになりかねない。
「どうしても見たい」と言う内容でなければ別にそれはそれでかまわないのだが、ずっとあこがれ続けてきたところではやはり満足できるような見方をしたい。
それが一緒に体験できる友達がいると言うのは本当にありがたいことだ。
特に、「旅行」となると一人で行くと割高だからありがたいと言う面もあるのかもしれないが・・・


と言うわけで「金沢へ行く」ではなく、「金沢21世紀美術館に行く」・・・・

が、そこは珍道中・・・しょっぱなから寝坊したCos_| ̄|●
目が覚めたのがリムジンバスの出発する時間・・・・
前の晩に余計な物思いにふけって寝られなくなったのが敗因・・・

リムジンバスは道路を走るので事故があったときのことを考えると早めに出ないとと考えていたのが幸いして、まだ電車に乗っていっても間に合う時間。
当然荷物の再チェックなどをせずに一目散に駅へ。

途中で「遅れます」とメールをしたら「一台飛行機を遅らせようか?」とみんなにすっかり心配させてしまった。
が間に合う時間に無事に羽田に着いて他の人たちと合流。
とりあえずおにぎりを買って朝ごはん。

飛行機の中からはCosの好きな雪をかぶった山々が見えて来た。
雪山の世界・・・これも行ってみたいところのひとつ。・・・雪山のふところに抱かれたくなって・・・金沢なんかやめて飛び降りたくなってしまった(爆)

小松空港に着くと早く行きたくてまっしぐらに「特急金沢行き」のバスに・・・・・

金沢駅で乗り換えたバスで「香林坊」まで行ってからちょっと歩くのだが、この途中で午後予約してある能楽美術館を発見して、気はせいていたけれどにちょっと寄り道。
3時半からの体験イベントの予約を確認。
そのときに「安宅コレクション」のチケットを持ってくれば入館料が無料になることも聞いてみんな大喜び・・・・
美術館で体験教室に参加すると言うのに無料で済ませようというのだ・・・う~む・・・

Img_7016

が時計を見るとそろそろランチタイム・・・ロッカールームに荷物を置くと近くのレストランで昼食・・・・

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金沢21世紀美術館の旅(粟津潔)

最初は 「荒野のグラフィズム:粟津潔展」へ。多彩な粟津潔の作品は好きなものもあれば好きじゃないものもあるけれど、全体としてはシルクスクリーンになっていたりポスターだったりする作品が好きだ。

中でも線で描かれた作品群はシュタイナーのフォルメルンにも似た感じがしている。まるで絵のバウムクーヘンのように一枚一枚を剥ぎ取っていってつなげたかのような感じ。

先日のテレビにも出ていた「ピアノ炎上」
テレビで見ていたときにはそんなにいいとは思わなかったけれど実際に21世紀美術館で昭和48年のものが上映されているのを見るとまるでピアノに対するレクイエムのような感じすらした。
燃えていくピアノと音は必ずしも同期していない。
音が映像を追いかけているから崩れ落ちてしまった後も燃えるピアノのかすかな音、鍵盤をたたく音が響き渡っている。

この「ピアノ炎上」がもう一度海岸で公演された。


中日新聞:炎上ピアノ 志賀で弾く 山下洋輔さん、あす :石川(CHUNICHI Web).

 一九七三(昭和四十八)年、山下さんはグラフィックデザイナー粟津潔さんに頼まれ、粟津さん宅で消防士のヘルメットをかぶり燃えるピアノを演奏。その姿を粟津さんが16ミリカメラで収めた実験映像「ピアノ炎上」は、芸術作品として残された。

 三十五年後の今年二月十七日、山下さんは21世紀美術館の関連企画「ピアノ再炎上」で当時の映像と共演。「だれもやらなかったある芸術表現を獲得したのではないか。一体何であったのか。これはもうあらためて確かめるしかない」との思いを抱いたという。

このときの映像

何も知らずに話だけを聞いたときにはピアノがかわいそうにも思えたのだが・・・


そして、Cosがほれてしまったのは「花札想」シリーズ。
なんともいえずにセクシーでしばらくの間その前から動けなくなってしまった。
このはがきが欲しいと思ったのだが、結局売ってなかったのが残念。


やっぱりすごい人だ。

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金沢21世紀美術館の旅(安宅コレクション)

大阪から里帰りしてきていると言う安宅コレクション。
大阪へ行けばもっといい状態で見ることが出来るのがわかっていることもあって、あまり期待をしていなかったこともあるし、人があまりに多すぎたこともあるけれど、ざぁっと見ただけで終わってしまった。

せっかくやっているんだから見ていこうという気持ちと本拠地で見ればもっといいんだからという気持ちのせめぎあいだったのかも知れない。

でもやはり金沢21世紀美術館では現代美術がいいなぁ


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金沢21世紀美術館の旅(デザインギャラリー)

Cosたちが行ったときには金沢21世紀美術館のデザインギャラリーは「大巻伸嗣 Liminal Air-descend-2007」
だった

Img_7131

たくさんの(数千本だそうだ)真っ白な紐の下がった空間の中で紐をかき分けて進んでいくと底ではもはや距離感も何もわからなくなってしまいそうな空間。
まっすぐ進めば、理屈ではその先に壁があるのだが、それさえ見えはしない。

距離感を失って、白い紐の世界をまるでさんご礁を泳ぐクマノミになったような気分で歩き回る。
さほど広くない空間だから、迷子になる心配はないのだが、自分の位置を見失ってしまってとても不安。

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金沢21世紀美術館の旅(タレルの部屋)

金沢21世紀美術館のスイミングプールは前にアップしているので、今回は「タレルの部屋」

このタレルの部屋と同じようなものは夏に行った香川の地中美術館にもあったけれど、こっちの方が部屋も広く天井も高くゆったりとした感じ。

Img_7185

四方の壁はベンチになっていてそこから空を見上げるようになっている。
ここは床暖房ならぬベンチ暖房になっていて、くりぬいてある天井から外気が入ってきて寒くても、おしりと背中は温かいように出来ているのだ。

ぼんやりと座って天井を眺めていると空では雲が同じように漂うように流れていく。
切り取られた空なんだけど、逆に切り取られることで、すぐそこにあるかのような気がしてくる。

何人かの人がいたけれど、声を出して話をするでもなく、みんなが空を見上げていた。
満ち足りた平和な空間。

金沢21世紀美術館は有料ゾーンは18:00までだけど無料ゾーンは22:00まで開いている。

「ナイト・ミュージアム」を楽しむことが出来るのだ。

無料ゾーンとはいえ、タレルの部屋が空いているかどうかは疑問だったし、そんなに星も出ていない夜だったので、空を見上げてもあまり面白くはなさそうに見えたけれど、どんな風に見えるのかちょっとのぞいてみることにした。

確かに星はほとんど見えなかったけれど、切り取られた夜空には明るく輝く月。

写真にしてしまうと小さな明かりにしか見えないけれど、実際にはもっと大きく感じたし、もっと身近に見えた。

Img_7240

真っ暗な空の中で輝く月。
いつもは手の届かない月がこのときばかりは手を伸ばせば届きそうなほどの近さだった。
本当に手が届いたらどんなにいいだろう・・・・

ここにいたのはCosたちだけ。
静かに歌っている友達の声だけが聞こえていた。

至福のひと時に感謝。


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金沢21世紀美術館の旅(隣の能楽美術館)

金沢21世紀美術館の隣にある小さな能楽美術館

ここに21世紀美術館を見ている途中で抜け出して見学し、その後また21世紀美術館に戻って18:00まで展示を楽しんだので、21世紀美術館の旅のひとつとして記事にしておこう。

なぜ中抜けで能楽美術館に行ったか・・・

第一、誰がどう考えたって「能楽」なんてCosとは無縁世界。
今までに一度しか見たことがなくて、当然のように面白いとは思わなかったんだから・・・・

が、金沢へ行ったらどこへ行こうなんていう話をしながらあっちこっち検索していたらこの能楽美術館を見つけた。


ここ数年、
「知らないもの、好きじゃないものであっても、ついでがあれば『よい』とされているものは積極的に見よう」
と思いながらあちこちを見ているので、もともと関心のない「能楽」も関心がないからこそ見ておきたいかもしれないと思ったのだ。

で、もう少し調べて見つけたのがこれ。

金沢能楽美術館「能楽体験」   3月のご案内

能装束や能面、能楽の楽器などの体験ができます。

3月は2回しかやらないのに、そのうちの一回がCosたちが金沢へ行くその日。
一緒に行く友達に「こんなのがあるけどどう?」
と聞いてみたらいつの間にか友達がしっかり予約しておいてくれたのだ。

予約の取れた時間が3時半。それから30分ぐらいの予定で能装束を着たり楽器に触ってみたりすることになった。

実際に行ってみると21世紀美術館と敷地を接しているところにあったので、中抜けをして能体験をしてきたのだ。

Img_7184

時間になってCosたちが行くと通されたのは3回の研修室(のようなところ)ここで能の練習をしたりもするそうなのだ。

着せてもらったのはここに映っている衣装ではないけれど、同じような唐織の衣装。
(この写真に写っている方がいろいろと教えてくださったし、本当に親切にしていただいた。感謝m∥_ _∥m )

能の着付けは一人では出来ず、二人がかり。
実際の能の場合にも二人がかりで着せるのだと言う。着せてもらう本人はじっとたって待っているだけ。

普段の服の上から、袖のない巨大な半襟のような形をした白い下に着る着物(の一部)をまず身につけてから唐織の着物を着る。

この唐織は文様が最初から織り込んであってちょっと帯のような感じのする生地で二人がかりで、でも一本の紐だけで着せ付ける。

服装によって役柄が決まってくるけれど、ここではこの若い女性の形のみ。

さらに着付けがすんだら、能面をつける。
この能面に対してはつける前に一礼をしてからつけるのだそうだ。
Img_7169

部屋の反対側には4つの柱のある舞台を模してあって、そこで歩いてみたりもした。
どんな風に歩くのか、
能面にあいた小さな穴からどんな風に見て、どうやって行動するのかなんていう話も楽しく聞かせていただいた。

能装束は重く、視界が狭いので舞台も広く見えるのだという。


そして最後に小鼓、大鼓、大太鼓を実際にたたいてみた。

Img_7182

小鼓は締めてある紐を緩めたり引き絞ったりすることで音色が変わるし、
実際の大鼓は使う前に火であぶってから使い、一つの大鼓は2回ないし3回買い使うともはや使い物にならなくなるとか・・・だから小鼓よりもずっと甲高い音になる・・・不思議だ・・・

大太鼓は普通の打ち方のほかに返しを使って打つやり方(名前忘れた)があってなかなかたたくのは難しいとか・・・

いろいろな話をたくさん伺って「ありがとうございました」とお礼を言って時計を見たら・・・・・なんと1時間以上・・・
次の方がいらっしゃらなかったのでよかったけれど・・・・・本当にありがとうございました。

体験が終わったあとはゆっくりと館内を見学。

ちょうど「加賀宝生の名品選3」をやっていて、いろいろな能装束を見ることが出来た。
今、実際に見てきた唐織、刺繍・・・
いかに着たときにきれいに見せるのか・・・・いろいろな植物がすそに飾られているものもあったりしておもしろかった。
実際に着てみるとまた違った見方が出来て面白い。

さらに、一番大きな収穫は能の舞台のビデオを見ているとき・・・
どうやって歩いているのか、楽器はどうやって弾いているのか、
生の能舞台を見たくなってきてしまった。


この能体験は出来るスタッフが限られているので、なかなか回数を増やすことが出来ない上に、いつやるのかを決めることが出来るのも一ヶ月ぐらい前になるから、宣伝が行き届いていないのだそうだ。

金沢に行くことがあって、うまく時間が合えばお勧めの体験!

ゆっくりと能楽美術館を見た後でもう一度21世紀美術館に戻って見学!!

食事を済ませてさらに夜の21世紀美術館を見学!

この日は21世紀美術館とその周辺で一日を過ごしてとても楽しかった。

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金沢21世紀美術館の旅(夜の美術館)

東京でも金曜日の夜は8時までオープンしているところが多いので、夜の美術館を知らないわけではないのだが、ほとんどの美術館は中に入ってしまうと昼であろうと夜であろうと雰囲気は変わらない。

建物の中にいるのが夜と言うだけで人も結構いるし絵を見たりしているときには夜を意識したことはない。

金沢21世紀美術館の無料ゾーンは22:00、つまり夜の10時までオープンしている。Img_7225

9時過ぎのこの誰もいない美術館がまだ開いているのだ。中は明るいけれど、人もいないし夜の雰囲気が漂っている。

無料ゾーンだけと言うことで、実際には見るべきものはほとんどないのだが、一面の窓が全部夜だから、普段見ている美術館と違って静寂が支配しているかのよう。

特に何かが展示してあるわけではなかったので、ぐるっと一周散歩をして帰るつもりだったのに、「タレルの部屋」があいているのを見つけてすっかりとはまり込んでしまったことは前の記事に書いた。

ここはどこに行っても廊下にいる限りどこかしら外とつながっているからいやおうなしに外の暗さを意識する。

これで見学の人がたくさんいればまた違うイメージになるんだろうけれど、ほとんど人もいないし外の暗さと中の明るさが対照的で、どこかしら昼間よりも美術館と人との距離が遠いような、それでいて美術館が意思を持っているかのような不思議な感じがした。

Img_7252_2

昼間はこのゆり椅子もほとんど満席だったのにさすがにこの時間には誰もいない。
この椅子に座って、今の調和を乱すことが出来なかった。

夜の美術館・・・・それは不思議な時間の始まりのようにも見えてきた。


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2008.01.30

暗く静かなとき

ちょっと風邪っぽいからかもしれないけれどこのところ精神的な気力が減退している。
やる気があるとかないとかではなく精神的に沈み込んでいる感じかな。

仕事上でも人間関係に問題が起こったりプライベートでもストレスがあったりしているから仕方ないのかもしれないけれど、こんなときには誰もいない静かなところにいきたくなる。

本当は人のいない自然の中に埋もれたいんだけど、なかなかその余裕はないのが残念。

というわけで、上野の国立博物館にある法隆寺宝物殿。

普段、ここはほとんど人がいない。

先日Cosが行ったときにも係りの人も一階にはいたけれど、二階は椅子だけがおいてあって丸っきりの無人だった。

特別展の人と人の間から展示を覗き込まなくてはならないのとは大違いだ。

照明をかなり落として薄暗いと言うよりは「暗い中」といえるほどの暗さの中に、規則正しく並んでガラスケースの中に一体ずつずつ納まった仏像が縦横に並んでいる。
他の人がいないから暗い中で仏像に囲まれてしまったようなイメージがあって、信仰心のある人にとっては荘厳な雰囲気なのかもしれない。

信仰心のないCosにとってもどこか厳かさも感じる静かな空間。
もしかしたら、そこから何かが出てきたとしても不思議はないような感じ。ちょっと不気味でさえある。

ガラスケースがなければもっといいんだけど、仏像の価値を考えるとそれはさすがにむりだろうな。

ベンチは部屋の壁際にしかないので一体一体のんびりゆっくり見ながら部屋の中を回るひと時は人のいない静かなお寺(?)で仏像に対峙しているのと少し似ているのかもしれない。

しばらく時を過ごすうちにCosも静かな気持ちになってきた。だれもいない静かな仏像の中で自分の存在がその静けさを乱しているようでいやだったけれど・・・

が、いったん外に出るとそこは上野の喧騒。
いつものようにやらなければならないことがいっぱい押し寄せてきた・・・_| ̄|●

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2008.01.29

ここでもカーボンナノチューブ

なんとなく「チューブ」でなくてもいいような気がするけれど、チューブの穴が光を吸収するので、フラーレンでは光を反射してしまうのかもしれない。


黒よりも黒い? 「最も暗い」物質 米大学チーム作製 .

 米レンセラー工科大とライス大の研究チームが「世の中で最も暗い物質」をつくった。当たった光の99.955%を吸収するという。ギネスブックに世界記録として申請している。

 この物質は、基板の上に微細な炭素の筒(カーボンナノチューブ)を成長させたもの。光を0.045%しか反射せず、従来の記録より約3倍も「暗い」という。穴がたくさん開いた長いカーボンナノチューブと、やや粗い表面の基板を使うのがコツという。

半導体になったり良導体になったりという電気的な性質しか知らなかったけれど、この六角形の格子で出来た蜂の巣状の六員環の構造がこれからいろいろなところで見え隠れするようになるんだろうな。


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2008.01.27

かはくのアロサウルス

子どものころからずっと本館がリニューアル工事に入るまで一階の正面玄関のところには恐竜がいた。

国立科学博物館に行くとまず、恐竜に挨拶をしてから他のところに回ったものだった。

そのアロサウルスが期間限定(2008年2月3日まで)ではあるけれど、上野に帰ってきた。

Img_6851

子どものころには天井まで届きそうなほど大きく直立した恐竜だったけれど、今は前傾姿勢で動いていたと考えられるようになって、骨格の表示もそれにあわせて少し高さが低くなっているようだ。

今はすっかり館内も明るくなって、子どものころの感じていたどことなく薄暗い秘めやかな雰囲気はなくなっているけれど、それでもやはり、かつての地球を支配していたひとつの歴史がそこにあると言う神秘的な雰囲気が漂っていた。

説明を見ると1064年から展示されていたと言うことなので、少なくとも当時は恐竜の化石そのものが展示されていたのだろうから、化石つまり、石の重さを考えると大変なものがあったんだろうと思う。

今回の展示も実物の化石なんだろうか?

正直なところ、今は本物なのかかたどりをしてプラスチックで作ったレプリカなのかは見ただけでは判断できないのだから、展示のためだけであればレプリカで十分だと思うのがどうなんだろう。

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子どものころから同じようにかはくに行き続けている友達も言うように、正面玄関を入った途端に、あのかはくの高い天井に向かって首を伸ばしている恐竜と長い長いロープの先にぶら下がっていて、一日中のんびりとゆれているフーコー振り子は、子どものころから変わらずにあるかはくのお約束と言う感じがしてならない。

今は恐竜は地球館の地下にずっといい形で展示されて入るけれど、やっぱり「かはくの顔」であり続けてほしいなぁ

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2008.01.06

文学の触覚

1月2日に行った東京都写真美術館の3つ目の展示。

「参加型の作品群に触れ、私たちの手のひらにこぼれる文学と映像メディアの美しさを体験」というだけあって、「しゃび」じゃなくて、「ICC」じゃないかと思うような展示がずらずらと並んでいた。
そうでない展示ももちろんあったけれど、印象に残ったのは「文学」じゃなくて、文章で遊ぶと言うところだろうか。

文章を書く・・・あるいは小説を書くということで一番面白かったのは「タイプトレース道」
ラップトップコンピュータにある日時を選ぶとラップトップに出ている文章を作家が実際に書いたときのとおりにプロジェクタで投影された前の大きなスクリーンに文字が現れ、好くリーの前においてあるキーボード・・・ちょっと見た感じはキーボードがタイプライター化しているような「かちゃかちゃ」と音を立てながら前のスクリーンの文字を自動的にタイピングしていく。

投影された文字は書くのに時間がかかった文字は大きく、実際にどうやって書いたのか、悩んだところ、修正したところが実際に作家が書いたのと同じように時間をかけて描き出されていく。

ラップトップには完成された文章がアップされているから、スクリーンの文字がこれから変わることを知っていたりするわけだ。

しばらくその画面を見ていると自分が未来を予測できるような不思議な気がしてくる。
一回読んだ本を読み直しているかのように、何が起こるかわかっている・・・
「あぁ、そこは葬書くんじゃないんだよ~~」と言いたくなるような・・・

まさに、体験型の文学・・・だろうか?

Gomi02

このポスターに出ているモルフォタワーは音に反応しているのではないかと思うけれど、すごく面白かった。

黒い磁性液体が円錐の側面を上って行ってこんなとげとげを作る。
それは液体が生きているかのようでもあり、液体ではなく、何かかたちのあるもののようでもあり、値段を考えなければ一つ欲しいと思うほどだった。

この磁性液体はこすもす: 磁性液体に書いたものと同じもので、磁性流体を使って、児玉幸子さんがメディアアートとして磁性流体アートプロジェクトをやっているものだ。
(北海道大学物理学科の出身で芸術学の博士号を持っているのだそうだ。物理やってないとこんなことできないよなぁ)

この磁性流体の使い道はいろいろありそうだけれど、とりあえず、
磁性流体・MR流体サンプル.

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だそうだ・・・欲しい気はするけど、使い道がないよなぁ・・・

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2008.01.03

回転回

東京都写真美術館で2008年2月20日までの「スティル|アライブ」

もっとゆっくり見に行ってもよかったんだけど、1月2日は写美が無料と言うので、さっさと見てきてしまったのがこれ。

Img_6721

ありがたいことに混んでいなかったのでじっくりと楽しんでくることが出来た。

最初に見たのは正面と横の壁面いっぱいに流れる伊瀬聖子の 「Swimming in Qualia(スイミング・イン・クオリア)」 
「映画ではない映像作品」と言う感じで時の流れと静けさを表しているような気がしてそれなりに面白かったけれど、見ているこっち側はどうしてもストーリーを求めてしまうような気がする。

絵や写真を見ているときには必ずしもストーリーを求めないどころか、作品の中に意味をみようとしないことも少なくないのに、見るために時間を要求されると、そこに時間の流れを見ることをこっちが求めてしまうのかもしれない。

作品自体は面白かったけれど・・・・


そして今回見たかった屋代敏博。

目黒美術館で見たときには写真なのにどうも写真ぽく見えなくて、不思議な感じがしていたので、他の作品も見て比べてみたいと思っていたのだ。

屋代敏博の展示の写真は内容は別としてごく普通の写真らしい写真。
つまり目黒美術館での銭湯シリーズはそういう効果を狙った作品だったと言うことになる。

それがわかってその点ではすごくすっきりしたのだが、今回のテーマである回転回もすごく不思議な写真たち。
シャッター速度を10秒とか30秒とか長い時間にしてその間に人が回転すると出来てきた写真は「人」ではなくて「風景の一部」になる。

いろいろな学校や人の集まる場所で「回転回ライブ」をやってきた記録ともいえる写真が並んでいる。
会場には小学校6年生の感想文もあって、なかなか面白かった。

続きを読む "回転回"

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2008.01.02

年の初めはしゃび

例年は正月2日なんていうとうちでおとなしくしているのだが、今年は都心まで遠征∥^O^∥

事の発端は「1月2日は美術館がただ」という話を聞いたことに始まる。

東京の国立博物館をはじめいくつかの美術館がどうやらただらしいと言う情報を聞いて、その気になったのだがどう考えても東博は混むだろうし、有名どころは人が大いに違いない・・・

Img_6717
と言うわけで友達といってきたのがここ。
なんといっても3つに展示が無料になるのだから、お正月の一日を過ごすのにふさわしいし、メジャーじゃないからそうひどくは混まないだろうと読んで、朝一番(といっても今日は11時からだが)からともだちと「行こう」ということになった。

幸いなことに予想以上に人が多くなくて、混んでいたらさっさと済ませて帰ろうと思っていたCosもじっくりと一日楽しむことが出来た。
(もしかすると普段よりもすいていたかもしれない)


続きを読む "年の初めはしゃび"

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2007.12.23

7人の作家7つの表現

鈴木康弘の「まばたきの葉」が出品されると聞いて、何が何でも行ってこようと思ったのが、2008年1月13日(日)まで目黒区立美術館でやっている「7人の作家7つの表現

目黒区に住む、あるいは関係のある若手の7人の作家による美術展。
実はこの中で名前を知っていたのはこの鈴木康弘だけ。

「まばたきの葉」は思った通り面白かった。
強力なシロッコファンが入っている煙突のような長い筒の中に小さなスロットから一面には開いた目裏には閉じた目の描いてある木の葉状の紙(の様なもの)を入れるとそれが吹き上がって上から落ち葉のようにまって落ちてくるのだ。

最初はスロットから入れると上から降ってくるのが単純に面白くて(他に人もいなかったので)ずっとやっていた。
あまりたくさんの紙を入れるものだから、係りの人に怒られたり・・・∥^O^∥

がある程度遊ぶと逆に人がやっているのを見ているほうがずっと面白いことに気がついた。
自分で紙を入れているときにはあまり意識しなかったひらひらと舞い落ちてくる葉っぱの表情・・・無機的に瞬きを繰り返しているようにも見えて不思議な感じ。

他の人たちの作品もなかなか面白かったのだが、今回は3人が写真で出ている。
この3人の写真を見ていて、写真の面白さっていったいなんだろうと考えさせられた。

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2007.12.19

カオスモス

タイトルを聞いたとたんに「ここに行く」と決めたのはどうしてだったのか・・・

子どものころから持ち続けている孤独感がそうさせたのか、
「カオスモス」という言葉に引かれたのか・・・・

このカオスモスという言葉カオス(混沌)とコスモス(秩序)を組み合わせた造語なのだそうだ。

カオスに満ちた人生を送りながらこすもすこすを書いているCosにいかにもふさわしい。

さびしさと向き合って  カオスモス’07

Img_6576


と言うわけで「佐倉市立美術館」まで遠征してきた。
片道3時間・・・
ただし、乗り換えは一回でずっと寝ていけるから物理的にはそんなに大変ではないのだが・・・時間がかかる・・・

市立の小さな美術館ががんばっている感じ。
Chaosmos(カオスモス)にしても美術館独自の視点を生かした構成になっている。

続きを読む "カオスモス"

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2007.12.18

ダイアモンド ファイアーを見てきた

2007年12月16日まで東京都庭園美術館でやっていた「世界を魅了したティファニー展」を駆け込みで見てきた。

Cosは宝石や貴金属に憧れはないし、欲しいとも思わないので行きたいとは思っていなかったのだけれど、そばを通りかかった(と言うよりは目黒に行ってきた)のでついでに寄ってきたのだ。

会期末と言うことでかなりの人。
人ごみは苦手だし、どうしても見たいというほどのものもないから、混んでないところを人の後ろから眺めてきた。

展示してある作品のプレートもよく見えないので、何を見たのかもわかってないけれど、まあ、ダイアモンドファイアーをいろいろと眺めてきたと言うところだろうか。

Cosなどに言わせるとガラスだまとダイアモンドの違いって、このファイアーぐらいしか思いつかないのだが・・・
∥xx;∥☆\(--メ)

で、ここで役に立ったのが、日本美術用に勧められた単眼鏡。
焦点距離が30cmからなので、結構近くのものもよく見えるし、×5から×15までの可変なので、見やすい倍率で見ることも出来る。

部屋に入るのにまで行列をしているところもあったけれど、この単眼鏡のおかげで部屋の外から、覗き見
\∥^O^∥/


と言うわけで、普段は無縁の豪華な世界を垣間見てきた。
世の中には金持ちが多いんだなぁ・・・・

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2007.12.15

静寂な空間・・・太田記念美術館

日本画はそんなに好きじゃないので、チケットをいただくということがなければ浮世絵の美術館であるこの太田記念美術館には行かなかっただろう。

ただし、怖いもの見たさで興味津々ではあったのだが・・・
なにしろ、場所は原宿。中学生レベルの若い人たちが大勢たむろしている街。

Image035

開館前に打ち水をしたのか、入り口の石畳はぬれている。

入り口を入るとなんとそこには「スリッパに履き替えてください」。
何のためのスリッパなのか、理由はいくつも思いつくけれど何よりも絵と雰囲気を大事にする美術館の姿勢がそこに見える。

靴を下駄箱にしまい、荷物をロッカーに入ると真っ先に目に入るのは部屋の中にしつらえた日本庭園(風の空間)。
渋谷文化のページにある写真のもの。
入り口はちょうど隠れている右手側になる。
カメラのある位置は畳敷きの一段高くなったところで、そこにはスリッパを脱いで上がる。

二階は吹き抜けになっていて壁に沿って出来ている回廊をぐるっと回るようになっている。

今回の展示は2007年12月16日(明日だ)までの肉筆広重展 初代から四代まで
本来は浮世絵の専門館だけど、今回は肉筆画で版画はほとんどなかった。

他の美術館に比べて絵の手前にあるガラスまでの距離が短く見やすいのがうれしい。
おしゃべりをしないで欲しいと言う掲示があるからなのか、二人連れで着ている人たちは何組もいるのに、館内は静か。

この建物の外を流れる華やかな賑々しさとはちがって、ここでは静寂に包まれた静かな時間が流れる。

やはり肉筆画でも初代の広重の絵はいいように思える。
普通に見たのではわからないような着物の柄の細かなところまできっちりと書いてあって、広重のこだわりがそこに伺える。
浮世絵になるとその差はあまりに歴然としてしまっている。
初代広重は視点となっている場所からの想いが絵の中に垣間見えるような重みがある。
一枚の版画の中にそこには見えていない主人公のストーリーが見えてくるかのような重みだろうか。

確かにCosの好きな絵のようなわくわくするようなどきどきするような興奮はないけれど、静謐さがそれなりにいい。

また機会があったら訪れてみたい美術館のひとつ。
○○があるから見に行くと言う楽しみ方だけではなく、その空間自体を楽しむことが出来る美術館だから。

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2007.12.09

あらばしり

Cosは日本史とか日本酒とかが苦手なのだが、昨日はその両方と一緒に楽しいときをすごしてしまった。
(ただし、日本史の話題は出なかったのが救いかな?)

某所の忘年会(と言うほど人が集まったわけではないのだが)日本酒を飲ませる店荒とよに行ってきたのだ。
他の人はビールからスタートしていたりしたけれど、アルコールのキャパのないCosは最初から日本酒。

最初に飲んだのが辻善兵衛のあらばしり・・・
これがおいしいのである。

以前この店で飲んだ渡舟の斗壜取りと同じように作っているもののようだけど、このあらしぼりにはこってりとしたフルーティさはないけれど、やっぱりさわやかなフルーティさがあって日本酒が苦手なCosでも本当においしいと思った。
セーブしなくてはいけないと思いつつもついつい飲んでしまう。

で、2杯目は梅酒。
どこの梅酒だったんだろう?
これは日本酒の衝撃的なおいしさに比べるとおいしいんだけどインパクトが少ない感じ。
すごくあっさりとした梅酒で最初に飲めばきっとおいしいんだろうなぁ・・・

で、次が獺祭(だっさい)
二杯で限度なので、他の人が頼んだのを分けてもらって飲んだけれど、これもおいしい。大吟醸とか吟醸とか純米とか書いてあったのかもしれないけれど、何を飲んだのかは皆目見当もつかない。
このころにはかなり酔っ払っていて、おしゃべりの内容は覚えていると思うけれど、とんでもないことをいっていたような気がする∥^O^∥
これもさわやかでおいしかった。今度行くことがあれば、ここから飲んでみたい。

これでやめるはずだったのだが・・・・最後の〆は渡舟。
これは前に飲んでおいしいのがわかっていたのでついつい全部飲んでしまう∥^O^∥
やっぱりおいしい。
と言うわけで間違いなく飲みすぎ。
帰りの電車に乗っているのが厭でその場で寝てしまいたかったほど∥^O^∥


この店で飲むと日本酒は本当においしいものなのだと納得してしまう。
普段Cosたちが行っている居酒屋で日本酒を飲みたいとは思わないけれど、ここの日本酒はキャパの少ないのが悔しい感じ。
ぐいぐいと次から次へ飲む飲兵衛と一緒だったから余計悔しい・・・∥^O^∥

が、失敗したのはサイダーを飲み損ねたこと。
冷蔵ショーケースにはちゃんとあったのに・・・・
次に行ったときにはもうなくなってるんだろうなぁ・・・

そして忘年会のおしゃべりも楽しかった。
普段接しているような人たちとは交わすことのない話が多くて、酔っ払いながら違った世界を垣間見ることが出来たのはとてもうれしい。

生きている世界はまったく違っても共通したものを持っていて互いの違いを認識しながら相手の世界に入っていけるような付き合いが出来るのは本当にありがたいことだ。

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2007.12.05

恐竜の筋肉の化石

最初に見出しを見たときには「恐竜のミイラ」と書いてあったので、化石ではなく、本当にミイラになっているのかとびっくりしたのだけれど、残念ながら化石であることに変わりはなかった。

草食恐竜の筋肉化石を発掘=動作解明の手掛かりに-米.

推定6700万年前(白亜紀後期)に生きた草食恐竜ハドロサウルス(全長12メートル)の体の一部とみられるが、骨格以外の柔組織を含む恐竜化石発掘は極めて珍しく、恐竜の動作解明につながる「恐竜のミイラ」として注目を集めている。

でもこうやって残されたものを丹念に調べることで過去がわかっていくのはおもしろい。
いつか恐竜についても復活させることが可能なほどのものが得られる日が来るのかなぁ?

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2007.11.22

過去を探る

Cosは歴史が好きじゃないし、先日も徳川展に行ってきて会場に入った瞬間にそれを確認してきてしまった。

ところが、「好きじゃない」といっても実際には教科書的な歴史が好きじゃないだけで、過去に何があったのか、どうやって暮らしていたのかなどを知ることは決して嫌いではない。

その当時の人たちがどうやって暮らしていたのかとか(戦いや争いを含まなければ)特定の人がどうやって生きてきたのかを知るのは結構面白がっている。
(人と戦う人の話は嫌いだが・・・)

数学氏の中で関孝和といえば当時の代数学者に当たる人で、Cosなどの大先輩(えらさはまるっきり違うが・・・∥^O^∥ )。
その彼がどうやって生きてきたのかというのはとても興味がある。

asahi.com:江戸時代の数学者・関