ブラックホールの巨大化
宇宙ができたとき、チリとチリとがぶつかって一つになり、それが大きな雲になり、次第に星の形を作っていく。
Cosなんかの理解の範囲を越える大きさのこの宇宙もとても見ることのできないような小ささのちりがそのスタート地点。
そして、巨大な恒星の最後がブラックホールだと言われている。
(もちろんブラックホールにならない恒星もたくさんあると考えられている)
外部との境界にあたる事象の地平面はなんとなく、この世とこの世でないところへの境目・・・
そしてその向こうにはブラックホールの中心とも言える特異点が控えている。
(特別な条件下では数学の特異点とも一致するのかなぁ??)
そしてそのブラックホールが全てを飲み込んで合体して・・・・宇宙はひとつのブラックホールになって振り出しに戻る。
子供の頃からそう信じているけれど、本当にブラックホールが合体できるのかどうかは分からないと(いうことは)知っていた。
が、
リンク: ブラックホール:銀河の中心で合体、巨大化 - 毎日jp(毎日新聞).
星とブラックホールやブラックホール同士の間にはたらく引力を高速で計算できるコンピューター「宇宙シミュレータ」を使い、10億年間で銀河の構造がどう変わるかを調べた。
その結果、ブラックホールは初めは運動エネルギーが豊富なため銀河の中を動き回っているが、周りの星やブラックホールと引き合うことで次第にエネルギーを失い、中心に集まってくる。このうち一部は他のブラックホールからエネルギーを得て再び動き始めるが、奪われた側は次々に合体し、3億年後には10個のブラックホールのうち6個がひとかたまりになった。
あぁ・・・いずれ宇宙はひとつのブラックホールになるのかもしれない。
と改めて思った。
残念ながらその日を見ることはどんな意味でもありえないけれど。
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