2008.09.01

荒くなる気候

このところの東京の雨も、今までにはめったにないような豪雨が多くなっている。

一説に寄れば、こうした雨は今までも数年に一度起こっているので、そのことだけを取り上げて異常気象ということではないとのことだが、そういう雨が増えていることは否定できない。

先日の夜中の雷雨では家の中までかみなりが鳴り響き、光と音とでゆっくり寝ることも出来なかったけれど、まあ、Cosのうちは高台にあるからまだまし。

川沿いや土砂崩れの置きそうなところでは住民の避難が行われたし、川沿いに住んでいればおちおちと寝てはいられないのかもしれない。

もちろん、そうした気候の異常は東京だけじゃなく、世界的規模で起こっている。
グスタフ 2日にも米本土上陸 24万人に避難命令(毎日新聞) - Yahoo!ニュース.

大型ハリケーン「グスタフ」が米南部メキシコ湾岸に迫っている。3年前の8月29日に大型ハリケーン「カトリーナ」で壊滅的な被害を受けた「ジャズの都」米ルイジアナ州ニューオーリンズ市では、1日(日本時間2日)に予想される上陸を前に、全市民に避難命令が出された。北米が巨大ハリケーンに次々と襲われる背景として、地球温暖化の影響を指摘する専門家も多く、早急な温暖化対策を求める声は再び高まりそうだ。

こんなにたくさん雨が降っているはずなのに四国での水不足は深刻になっている。
早明浦ダムの利水用量ゼロに=発電用水を緊急放流-四国整備局(時事通信) - Yahoo!ニュース.

 香川県と徳島県に水を供給する早明浦ダム(高知県)で、水不足から利水用量がゼロになり、吉野川水系水利用連絡協議会(会長・木村昌司四国地方整備局長)は31日午前10時から、ダムに残っている発電用水を水道用水に転用する緊急放流を実施した。

東京の水を回して上げられないんだろうか・・・と思わずにいられない。

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2008.03.20

男だから

男だからといって誰もが甲子園のマウンドに上がれるわけではない。
男だからといって誰もが関取になれるわけではない。

が、今のところ間違いなく女性にはその道は閉ざされている。

一般論として男性と女性の体力差があるのかもしれない。
それを十分に肯定するだけのものも否定するだけの根拠もCosは持っていない。
が、それはあくまで一般論であって一人一人の男性女性を比較したときにはどんな男性であっても、すべての女性よりも体力があるということではない。

「男性だけ」とする社会的な根拠もかつてはあったに違いない。
いずれまた、階層性が明確になった社会になれば性差による特権が打ち出されてきても不思議はない。

今はそんな時代でないことを祈りたい。

選抜出場校の女子選手、甲子園での練習に参加できず : 選抜高校野球08 : スポーツ : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

 選抜高校野球に初出場する華陵(山口)で唯一の女子部員、高松香奈子さん(3年)は、甲子園練習が行われた19日、ユニホーム姿でタイムキーパーを務めた。

 同校は、球拾いなどでの練習参加を日本高野連に打診していたが、体力差などから、大会参加者資格を「男子」と明記した規定に準じて認められなかった。

 これまで男子部員と同じ練習をしてきた高松さんは前夜、大浪定之監督から練習に参加出来ないことを伝えられると、涙を流したという。「土を踏んだら、サクっていう感触。芝生の上は軽やかに走れた。でも、公式戦出場を認めてほしいし、ここでヒットも打ちたい」と語った。

一人一人の力の差はいかんともしがたい。
どれほど甲子園のマウンドに立ちたいと思ってもそれがかなわない人はたくさんいる。

だが、最初から門戸を閉じるのはやめてほしい。

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