あたらしい春?
2021年、1月と2月にすご~く久しぶりに仕事をした。仕事をしなくても生きていくことはできそうだけど、それ以上のことが何もできない状態をここ数年続けていた。
連れ合いを亡くし、仕事を辞め、勉強を始めたけれど、現在のところ、その勉強は実を結んでいない。コロナ感染の危険もあって、ほとんど家から出ずに家でダラダラと勉強もろくにせずにいた・・・あっ、新しくコーラスなどを2017年から始めたけれど、これもほとんど実を結んでいない。合唱団の演奏の一環として、NHKホールで第九を歌ったり、ウィーンの教会で歌ったりという普通では得られない経験もしたけれど、たいしてうまくはなっていない。
去年の秋に高齢者用の職業安定所みたいなところの存在を知り、ふらふらと申し込んでしまって、2か月ほど仕事をすることができた。来年度に向けて継続の可能性もあるということだったが残念ながら、来年度にはつながらなかった。
仕事の依頼が派遣会社から来た時にはあまりの距離の遠さに乗り気ではなかったのだけど、派遣会社の担当者の「Cos さんにうってつけの仕事です」という言葉についふらふらとOKしてしまった。
片道2時間、8時半につこうとすれば6時半ぐらいには家を出なければならない。そのためには家事の都合もあって、起きるのは4時半、きびしい。仕事自体は面白く、周囲からも感謝されるという願ってもない仕事だった。しかし、よく考えると仕事時間は大体6時間半、往復には4時間かかるから、実質的な拘束時間は10時間・・・時給は三分の二になる。そうやって考えると決して割のいい仕事ではなかった。なにより、疲れ切って家に帰ってきて、翌朝は(日によって違うけれど)今までよりずっと早起きしなければならず、一週間たったらヘロヘロ。たった2か月だったから体も持ったけれど、これがずっと続くようならどこかで体を壊しそうだった。
そう考えると、仕事が終わってしまってよかったんだけど、今はさぁて、これからどうするかなぁ状態。
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