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2018.07.07

十和田市現代美術館

6月の終わりに、東北の美術館めぐり(というほどたくさんじゃないけど)をしてきました。

まず最初は「スゥ・ドーホー:パサージュ」展の十和田市現代美術館。前回来た時と同じフラワーホースが出迎えてくれる。

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 今回のこの旅行では後で同じようなものを見ることになるのだが、もちろんこのときには気がついていない。

今回入って驚いたこと。館内の写真撮影がほぼ全てOKになっていたこと。

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 エントランスのこの床はジム・ランビーの「ゾ・ボップ」。床を眺めながら向こうの街路を眺めていると、どこか現実から離れていって、違う世界にいるような気がしてくる。
何枚かとったのだけど、どうしても光が反射してしまって上手く撮れなかった。

 今回の企画展は最初にも書いたとおり「スゥ・ドーホー:パサージュ」展。これも撮影可能。自分でとった写真はつたないものだけど、見ていると実際に見たときの感動と印象がそのままよみがえってくる。

 最初に見たのは「ファブリック・スカルプチュア・インスタレーション」

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 一番最初に見たときにはプラスチックのようにも見えたんだけど、実際には夏用のチマ・チョゴリのごく薄いポリエステルの生地で作られている。
同じような素材の作品としては東京都現代美術館(MOT)で展示された大きな作品「リフレクション」(リンク先の記事の中に写真があります)がある。これもMOTの常設に入ったところの吹き抜けに作品があり、生地のはかなさと門の堅固さとを同時に見せている不思議な作品だったけれど、今回はぱっと見るとごく普通のプラスチックでできたかのような作品なのに、じっと見ているとその幻想的な世界に引き込まれていく感じ。

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 黄色とみどりと赤の三つの作品が並べておいてあって、その中を通り抜けることができる。中を通り抜けるとき、プラスチックではない布の感触がとても不思議。
 もちろん触る事はできないけれど、ごく薄い布の持つやわらかい感じが、中に入っているフレームの作る硬そうな最初の感じを飲み込んで、なんだか幻想的な世界に入っていける。

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 こんな風に細かな部分まできちんと作りこんであって、そこだけを見るととても布には見えない。

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 中から見た幻想的な外の景色。

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 東京から離れた十和田という土地に来たということもあるけれど、違う世界に入り込んでいたひと時でした。

 映像の「マイホーム/ズ、パサージュ/ズ」はビデオ作品。上下の2つの部屋を連続して壁一枚はさんで撮っていたり、隣同士の部屋を取っていたり、一つ一つの部屋ごとに違っていて、それが社会を作っている・・みたいな感じだろうか。見入ってはしまうけれど、「どうやって作るのかなぁ」・・・になってしまった。

 企画展には3つの部屋があって上の二つがそれぞれ一つの部屋。最後の部屋が「標本シリーズ」

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 最初の部屋にありそうな部品だったり、

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これは布と繊維で描かれている絵画。ほどけていくような不思議な感じ。

 最後に常設展のコーズ・アンド・エフェクト

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 たくさんの人たちが積みあがっているというか、ぶら下がっているというか・・・

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 抱えているのではなくぶら下がっている・・・一番下が誰なのかは誰でもわかる気がする。


 この十和田現代美術館で一番会いたかった人はもちろん

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 このスタンディング・ウーマン 。怖い顔をしているんだけど、十和田まで行く理由の一つが彼女。

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 目が合うと本当に怖いんだけど・・・・

 この日は十和田泊まり。夜はレストランでバラ焼き定食。もっと肉肉しいものかと思っていたけれど、たまねぎがしっかり入っていておいしかった。

そして、翌朝の無料朝食にもバラ焼き。ただし、こちらはほとんどたまねぎ炒め。ほとんど肉がなかったのは無料だから当然かな。


 




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