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2018.07.15

秋田はチームラボ

 東京だって2箇所ぐらいでチームラボをやっているのである。それにもかかわらず、今回の東北行きを決めたのは秋田でチームラボをやると聞いたからである。

 しかも諸般の事情でこの日しかいけないというぎりぎりの日程。青森のあと盛岡に泊まって、新幹線で一路大曲へ。
 大曲って花火しか知らない気がする・・・

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 ここからさらに電車に乗って横手へ。横手も焼きそばぐらいしか知らない・・・あぁ・・・地理は苦手なんだ・・・横手駅からさらにバスに乗って、「ふるさと村」へ。

この中に今回の目的地秋田近代美術館がある。

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これは美術館側からふるさと村を撮ったので、美術館自体は写っていない。
秋田県立美術館は独自の収蔵品も持っているようだが、今回はほとんどがチームラボ。

踊る!アート展と学ぶ!未来の遊園地 と題して、5階と6階のフロアをほぼ全部使っての展示。

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最初に見たのが、百年海図巻 アニメーションのジオラマ リンク先にアニメーションがあるけれど、波の一つ一つを見ていても飽きない。
 壁面に映し出された海は床にも反射され、その床の波の中に人がいる。床に座り込んでじっと見ているCos。リンク先の映像はわざとピントを甘くしているような気がするけれど、実際にはもっとくっきりした波。

 いい音楽を聞きながらならずっとそこにいてもいいような気がする。

花と人、コントロールできないけれども、共に生きる  これは見ているだけなのか、それともこちらの存在に何か反応をしているのかよく分からなかった。だけど、そこで映像と人が一体になるのかも。

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世界はこんなにもやさしく、うつくしい これは前に茨城の「県北」展で見たのと同じもの。

上から漢字が落ちてきて、その漢字に触るとそれが実際に現れる。この写真ではたぶん「虹」に触れたのだろう。触れることによって言葉がどんな風に表れるのか、必ずしも同じとは限らない(様な気がする)、ある程度の規則性はあるけれど、場所によって表れ方に違いがある。
 漢字を見たとき、私たちはそれを意味でとらえるけれど、ここではそれが絵になって表れる感じ。

リンク先では触れなくても映像化するけれど、実際にやってみたところは触らないと変わらない気がする。

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もちろん、子どもたちが我先に漢字に触って楽しんでいるし、見ているこちらもそれがまた楽しい。
 こうした展示は人が多すぎるとつまらないけれど、写真の程度の人数なら、一人ひとりが楽しむこともできるし、見ていても楽しい。
 リンク先を見ればある程度は分かるけれど、これは実際の展示室で楽しまなければ、その魅力は半減してしまう。

 そして、ドアを閉められた暗い室内の決まった場所で鑑賞する追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして超越する空間

これはさすがに写真をとらなかった。真っ暗な中で撮影しても実際に見たものとは程遠い内容になっているし、なんといっても自分のまわり全てに映像が動き回る。
 実際にCosの前の回に入った男の子は怖くなって逃げ出してきてしまっていた。自分自身が映像と音に包まれて、そこにいるのかいないのか、暗い中での光だからよく分からないけれど、3Dだったのではないかと思う。
 リンク先では女性がいつも見えているけれど、実際に体験してみると他の人の存在はほとんど感じない。
 「あぁ、カラスだ、」なんて思うことはあってもその光の波の中で映像を追いかけてしまっている。わくわくどきどきの5分間だった。

 たぶん、ここまでが「踊る!アート」の部分で、ここからが「学ぶ!未来の遊園地」になるんだろうと思う。

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花と共に生きる動物達 いろいろな模様をつけた動物たちが歩いてくる。そこに触れると花になったり、他のものになったり、表面だけでなく、形も変わっていく。
 これを見て思い出したのが、十和田現代美術館で見たフラワーホース。正にあれを動かした感じ。子どもたちが動物について歩き、さわり、笑い・・・楽しそうだった。

 その後は子どもたち(に限らないけれど)実際にやって楽しむコーナー。

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自分の書いた魚や亀などが泳ぎ回るお絵かき水族館

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滑り台を滑りながらボールに触ると花になる滑って育てるフルーツ畑。(小さい子限定らしく)子どもたちはすべることに熱中していて、なかなか触れようとしないのが面白かった。

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小人が住まうテーブルや(写真はないけれど)小人が住まう壁は手を置いたり、者を置いたりするとそこで目玉焼きができたりいろいろな変化を起こす。

 この辺になってくるとアートというよりもお遊びという感じかな。

Cos自身はこうした遊びが悪いとは思わないけれど、なんだか違和感を覚える。マジックボックスに慣れてしまうと、何が起きてもそれを受け入れてしまいかねない気もする。

アートとして楽しんでいる間はいいけれど、子守をさせるようになったらまずいんじゃないんだろうかと。

いやぁ、それにしてもとてもよかった。人も多すぎず少なすぎずでじっくりと堪能することができた。
 実際のところはどうか分からないけれど、東京だったら人が多すぎて「見ました」「終わりました」になってしまうんじゃないかなとも思う。そう思うとなかなかいく勇気が出ないのだが、行って来たいな。

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