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2018.07.18

モネ それからの100年

2018年7月14日(土)~9月24日(月)までみなとみらいの横浜美術館で行われてる「モネ それからの100年」展の夜間特別鑑賞会に行ってきました。

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クロード・モネClaude Monet, (1840年11月14日 - 1926年12月5日)が好きな人は多いし、Cosももちろんその一人。と言ってもモネなら何でもいいと言うわけじゃない。今回だって、後から考えてみれば、すごい作品ばかりが来ていたわけじゃないのに、「わたしがみつける新しいモネ」というサブタイトルに引っ張り込まれた感じがする。

モネの作品と現代の作家の作品を並べて展示することにより、その中の共通したものを見て欲しい、新しいモネを見つけて欲しいということなんだろうな。


     今回の写真は全て夜間特別鑑賞会のため特別に撮影許可をいただいたものです。

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どちらもモネの睡蓮。上手く撮れていないけれど、左の「睡蓮」(1906年)は目玉の一つで、この、「モネ それからの100年」と言えば、この作品が使われている。
右側の作品が「睡蓮、水草の反映」1914-17年。水草も睡蓮も途中で切れていてその向こうまで続いていることを感じさせる。これは4章「フレームを超えて」と題されたコーナーのモネの絵。
確かに、左の睡蓮は水面の広がりを感じさせるし、右の睡蓮はすべてがもっと広く広がっている感じがして、どちらもフレームの中に収まっていない感じはする。

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右はサムフランシスの「Simplicity(SEP80-68)。左はアンディ・ウォーホールの「花」・・・
確かにどちらもフレームにおさまりきってないけど・・・そうくるか?

まあ、サム・フランシスは好きなので、いいんだけど・・・モネの絵の中に同じものを感じるかと聞かれれば、「なんか違う」と言う気がする。

(いい写真がなくて、ぼけてしまっているけれど)

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色を重ねて光を表現している「セーヌ河の日没(冬)」と

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モーリス・ルイスの「ワイン」(左)と「金色と緑色」(右)はとてもよく分かる気がする。どちらも、色を重ねることによってはじめて出てくる美と言う感じがする。ただし、Cosはモネとモーリス・ルイスを並べてみることになるなんて、夢にも思わなかったけれど。絵のサイズからして違いすぎるし・・
同じコーナーにはマイク・ロスコーの作品もあったし、Cosの好きな現代作家が目白押しだったのはとてもうれしかった。

そして、モネと並べずに単体で見たらきっと印象はまったく違っただろうなと思える作品も多かった。「Ⅲモネへのオマージュ」の中で特に印象的だったのは

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左の堂本尚郎の「連鎖反応-クロードモネにささげる」と右に少しだけ見えている福田美蘭の「モネの睡蓮」。この2枚はモネを通じて初めてその共通性が見えてくるような気がする。また、ここにはないけれど、ロイ・リキテンスタインの「日本の橋のある睡蓮」も同じ。

モネはその絵を見たことのない人はいないだろうと思えるほどの画家だけれど、それが今の美術にどんな風につながってくるのか、とても面白かった。視点を変えてもう一度見ていたい美術展の一つ。

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 会場の入り口で真っ先にであうモネ「睡蓮」1914-1917.これと上にある「睡蓮、水草の反映」からの100年。実はモネがこれほどまでに現代美術に近かったことを感じさせた一枚。
9月までやっているので、もう一度確かめに行きたい。






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