« 江戸ノスタルジア | トップページ | 花*Flower*華・・・ »

2017.04.10

楽しい国芳

府中市美術館で2017年3月11日から5月7日までの「歌川国芳 21世紀の絵画力」を見てきました。いやぁ・・・おもしろかったぁ

Img_1610
前期は3月9日(日)までだったので、滑り込み(後期は4月11日から5月7日まで)。全作品の展示替えだそうなので、後期も行く予定。

 ポスターを見たとたんに国芳は19世紀の人なのになぜ「21世紀の絵画力」なのかという疑問がわいてくる。だが、このところの国芳人気、写真の骸骨系と写真はここにはないが猫系の面白さが国芳展にひきつけられる理由ではある。もちろん、そればっかり書いているわけではないし、これ以外にもあれこれと面白い試みがあって、ついつい一枚一枚をじっくりと見てしまう。

 しかも、絵の中に書かれた崩し字の文章が読みたくてたまらなくなり、読めもしないのに絵の前で頭をひねったり・・・図録の最後には出ていたけれど、・・・読めない自分が悔しい。

そのせいもあるのかもしれないけれど、府中市美術館にしては混んでいて、2列目から見ることを余儀なくされたものもあったのが残念。今度行くときには空いているときを目指して行ってこよう。

 今回は展示の仕方にも嗜好を凝らしてあって、たとえば、最初のほうにあった、「孝加々見山」のなかで藤の花の柄が次に展示してある人が猫に変わっていた「流行猫の戯 かゞみやな 草履恥の段」では魚の頭になっていたり、草履があわびになっていたり・・・見ているだけでとても楽しい。こうした人を猫に変えた作品はいくつも出ていて比較しながら見ているとだんだん愉快になってくる。

 その一方で、西洋絵画からヒントを得た、たとえば誠忠義士肖像などはジョン・ニューマンの絵をヒントに同じ設定を日本に移して描いてあったり、人体で顔を描いた「人をばかにした人だ」とかもあった。

 さらに、魚(鯉)の描き方についても他の人の作品との比較があったり、以前他のところでも見て感銘を受けた「鬼若丸と大緋鯉」(前期)も楽しかった・・・あの時は人がいっぱいでじっくり見ることはできなかったのに、混んでいるとはいえ、ここではじっくりと見ることができてとてもよかった・・

 写真がないので文章だけでは楽しさは伝わらない気がするけれど、子供向けの「国芳探検隊」のリーフレットももらってクイズに参加して絵葉書を一枚もらったのも楽しかったし、

Img_1612

出口のところで左側のスタンプを押して作る写真の友(?なんというのかわからない・・・)を作ったり、一回のロビーでは右側の5色刷の浮世絵体験をやったりして、見るだけではなくお土産を作る楽しさまであった。

Img_1616

カフェでさくらを見ながらホットケーキ。

Img_1615
(この写真だけクリックしたときに出るサイズが小さいです。2017年4月からココログの写真の容量が増えたのですが、元の写真はそれでも間に合わなかった。。。)

 4月中ぐらいにもう一度行って後期展示を見たい。そのころには葉桜になっているかな。


 

|

« 江戸ノスタルジア | トップページ | 花*Flower*華・・・ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/3303/65132035

この記事へのトラックバック一覧です: 楽しい国芳:

« 江戸ノスタルジア | トップページ | 花*Flower*華・・・ »