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2017.03.21

江戸と北京― 18 世紀の都市と暮らしー

江戸東京博物館で行われている「江戸と北京-18世紀の都市と暮らし-」展(2017年02月18日(土)〜04月09日(日))を見てきました。

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まず真っ先に出迎えてくれたのが、このモンチッチ。中国でも人気のあるというモンチッチが清の時代の婚礼服を着ているのだそうだ。そう思ってみると、いつものモンチッチの顔が中国っぽいものに見えてくるから不思議だ。

 1月に見てきたポーラ美術館のトルクメンの女性の結婚衣装ともどこか重なるところもある気がするのは同じ大陸だからかな。

 今回は18世紀の江戸と北京に焦点を当てた展示。どちらの国もちょうど安定した状態で、それぞれの文化が花開いている。今回の目玉は北京と江戸のそれぞれの町の賑わいを描いた絵巻3巻。

     (展示の様子は期限が切れたので画像を削除しました)


最初に見たのは今回初公開と言う「乾隆八旬万寿慶典図巻」。乾隆の誕生日を祝った街の様子を絵巻にしたものだけど、写真でわかるようにずっと長く展示してある。もちろん見えている部分が全部と言うわけではないのがすごい。みんなが赤と白の帽子(?)をかぶり、見世物の象や同じ服装をした団体と思える人たち。何をしているのかよくわからないけれど、一人で無知を振り回している人などもいる。細かな部分をじっくりと見ているとこの時代の中に入っていくことができる感じ。写真を見てもわかるように鮮やかな色が華やかさを演出している。
 絵巻の中の興味深いものについては壁に複製が展示してあってとても見やすくなっている。一人ひとりの様子をじっくり時間をかけてみるのも楽しい。

これに対して日本はというとベルリン国立アジア美術館から11年ぶりに里帰りした「熈代勝覧」(きだいしょうらん)。江戸の賑わいが伝わってくる。

       (展示の様子は期限が切れたので画像を削除しました)

 神田今川橋から日本橋までの商家や魚河岸などの賑わいを描いたもの。いろいろな店を一件ごとに「何の店だろう?」とか、どんな売り方をしているんだろうなどと考えるのはとても楽しい。この絵巻の上側には当時の看板や持ち物などの展示があって、同じものがどこにあるのか探したりしているとあっという間に時間がたつ。

 そして、もう一巻の絵巻が康熙帝60歳の式典を描いた「万寿盛典」。

       (展示の様子は期限が切れたので画像を削除しました)


 これも中に描かれているものが上に展示されている。一番左側のサルは帽子屋さんの看板。ここに展示してある看板がこっちもとても面白い。日本と違っていろいろな民族の人が来るからか、中国語の読めなくてもわかるような気がしてくる。
 ただ、絵巻自体はちょっと細かいので単眼鏡持参がおすすめ。


 正直なところ、この3枚を見るだけでかなり時間がかかってしまうがこれ以外にも日本と中国の文化を比較した展示があれこれと。

        (展示の様子は期限が切れたので画像を削除しました)


 これはさっきモンチッチが着ていた婚礼服(やはり皆さん熱心に見ていらした)。リボンが縫い付けられ、刺繍が施されていて、とても華やか。赤い台の上にあるのが金製の爪カバー・・ネイルファッションだ!今も似たようなことをやっている気がする。向こうの方にあるのが靴。この靴は纏足をしていない足のもの。中国=纏足と思っていたCosにとってはちょっと驚きでした。

 このほかにも育児の様子を描いたもの、おもちゃを描いたもの、寺子屋(中国では「閙学童図」(学習中に騒ぐ学童))などがあって、どれも国によって違っているのに同じように見えるのが面白い。

 日本の江戸についてはここ東京江戸博物館をはじめいろいろなところで見ることができるけれど、こんな風に中国(北京)と比べてみることができるのが面白かった。

4月9日まで 東京江戸博物館で。なお、今回使用した写真は博物館から特別な許可をいただいて撮影したものです。会期終了後は削除する予定です。



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