川瀬巴水展
「忙しい、忙しい」と言いながらもお正月休みに千葉市美の川瀬巴水展を見に行ってきました。
どちらかというと風景画が好きなCosなので、
「浮世絵とは違う日本の木版画の風景」というところに惹かれて内からはちょっと遠いけれど行ってきました。
これは巡回展なので、しばらく待てば横浜高島屋や日本橋高島屋でもやるけれど、どうせ見るならやっぱり千葉市立美術館のあの雰囲気の中で見るのがいいかな。
初期のものは浮世絵の景色だけを取り出した感じもするけれど、時代とともに雰囲気が変わってきている。
日本の各地を回って名所旧跡などの絵が多いんだけど、いわゆる観光案内の絵画版に当たるのかもしれない。
しかし、木版画ならではのやわらかさと色遣いが景色の(たとえ雪が降っていても)暖かさを感じさせてくれる。
実のところ、日本の各地を描いたというイメージだけを持っていたので、そんなには期待していなかったのに実際には予想以上に時間をかけてじっくりと見てきてしまった。
そして、そんな日本各地の絵を見ていたら、「この風景は実際にはどうなんだろう、見てみたい」と思ってしまうほどの宣伝効果も実感してきてしまった。これは今の生活が忙しすぎるからばかりではないだろうと思うけれど・・・どうかな。
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