十和田現代美術館
昨夜泊まった盛岡からふたたび新幹線に乗って七戸十和田へ。ここからバスに乗って十和田現代美術館に行くのだ。
ところがせっかく早起きして頑張っていったのに、乗るつもりだったバスは「祝祭日運休」。次のバスは1時間近くたたないと来ないのだ。新幹線も1時間に一本とか2時間に一本だからここでのんびり1時間。
やっと来たバスに乗って、十和田現代美術館へ。
チェ・ジョンファの「フラワーホース」とポール・モリソンの「オクリア」と奈良美智さんの・・・なんだろう?タイトルを取るのを忘れた。
ここは館内の常設の写真は取ることができなかったけれど、外にある作品や今回の企画展である奥入瀬芸術祭の作品は取ることができた。
ここは何といっても常設がいい。今回企画展との兼ね合いで、見ることのできなかったジェニファー・スタインカンプのラプンツェルを除いては全部見てきたけれど、写真のないものの中で一番よかったのはリアルな巨大なおばあちゃん像である「スタンディング・ウーマン」だろうか。
サイズが巨大なだけではなく、そのリアルさがかなりぶきみ。なにしろ、普通の人形は見ている人とちゃんとは目が合わないようになっているのに、これはしっかり目が合うのだ。
「ちょっとあんたぁ」という感じでぎろっとにらまれるのだから。
屋内の展示で一番気に入ったのはスゥ・ドーホーの「コーズ・アンド・エフェクト」天井から下がっているたくさんのビーズのようなものが実はすべて人間であり、それぞれが肩車をしてつながっている。一番上が現在というわけなんだろうな。
企画展では宮永愛子の「そらみみみそら」は東京でも見たけれど、これはやっぱり夢が広がっていい。見るのはその時だけだけど、時間の経過による変化を想うことのできる作品。
写真はその一部。全体を取るとお皿の中が見えないので。
屋内の展示は有料だけど外の展示は無料の上に誰もがそこで遊べる。
この写真では彌生ちゃんがよく見えないけれど、「愛はとこしえ、十和田でうたう」
たくさんの子供たちや大人たちが楽しそうに遊んでいた。
ここは本当に楽しくいいものがたくさんあって充実した時間を過ごすことができた・・・・交通の便を除いては。
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