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2013.01.30

リヒターの魅力

本当はもっと早く書きたかったけれど、なかなかその時間が取れずにあっという間に終わってしまったリヒター展
、実際に行けたのは終了の少し前。
「WAKO WORKS OF ART」(ワコウ・ワークス・オブ・アート)で2012年12月8日~2013年1月26日まで。
こんな展示があることを知ったのが、今年になってからだったので結局1回しか行けなかったのが返す返すも残念だった。
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「New Strap Paintings and 8 Glass Panels」と銘打たれたこの展示はたくさんの細い線が左右に流れるStrapPaintingsと8枚のガラスからなる8 Glass Panelsの展示だと思っていた。

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たくさんの流れるような細い線はみていると引き込まれていく。まるで今いる世界とは別の世界に行ってしまいそうな雰囲気。でも、こういう絵は書こうと思えば書けるかもしれない、なんて思いながら斜めから見たり正面から見たりすると線が動いているように見えてくるのを楽しんでいた。

P1130738

8枚のガラスはそれぞれに違う角度に建てられているけれど、最初見たときにはどんなふうに天井の蛍光灯が映っているかも気がつかなかった。
ガラスを重ねるのは彼の好きなやり方だけど、今回に限ってはあんまりおもしろくないなぁ・・・向こう側に人が来ると面白いのかなぁ・・・なんて思っていたんだけど・・・・・

P1130731

角度によって、ガラスの向こう側にかけられた絵が反射して元の絵と重なって見てていたりするのだ。
それに気がついたらいろいろな方向から向こうの壁の絵を反射させて見て回った。
線と線が交わったり、いろいろな角度で折れ曲がっているようにみえたり・・・
最初に見た線の中に引き込まれる感じとは違って、その反射の不思議さに感動してしまった。
しっかり見ないとどれが本当の実在する絵で、どれが虚像なのかもわからなくなってくる。
さすがはリヒターとしか言いようがない。
最初は「絵」と「ガラス」の展示のように思い込んでいたけれど、これは「絵とガラス」が一体となった展示なのかもしれないなぁ・・・
でも、ガラスにはどうやっても映らないところにも絵がかけれられているんだから、必ずしもそうじゃないんじゃないかなぁ・・・
なんて最初は考えていたけれど、いつの間にかガラスの周りをうろうろうろうろ・・・
あまり時間が取れなかったんだけど時間が許す限り見続けていた。
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同じ絵と同じガラスを展示したとしても、二度と同じ様には見えないだろうと思うととても貴重な時間だった。
そして何よりも今回の展示が写真を撮ることができたのが本当にありがたかった。
いつか、どこかで同じ作品を見るチャンスがあるかもしれない。そのときに今回と比較できるのはとてもうれしい。


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