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2012.12.13

須田悦弘展

初めて見たのはどこだったのかはもう忘れちゃったけれど「雑草」。
人の意表を突く展示の仕方にすっかり魅入られてしまったのだ。
というわけで千葉市美術館まで頑張っていってきました。
「須田悦弘展」千葉市美術館で2012年12月16日まで

20121206_001

ちょっと見ただけでは本物と見間違いそうな植物。でもよく見てみると木彫りであり、あり得ない状態にあるのだ。
この芙蓉(たぶん)の花も実際には真っ黒な漆塗りの小部屋の奥に飾られている。
P1130123
真っ黒な壁に映っている姿が見えるだろうか。花の向こう側は少し明るくなっていてそこだけが不思議な空間になっている。

が、何といっても彼のすごさは生きている花のように作品を作ることだけではない。上手というだけならほかのもうまい人はたくさんいるだろう。
一番すごいと思ったのは写真撮影ができなかった「ゆり」という作品だけど、この薔薇もなかなかのもの。
P1130134
写真の上側が実際の上。壁にこの薔薇の花が逆さに展示されている。
どこでこの花を固定しているのかじっくり見ると・・・・今にも落ちんばかりの花びらもしかり。

一階のさや堂でも4つ作品を展示している。
P1130105
これもまた不思議な設置の仕方をしている。これでどうやってバランスが取れているんだろうと思わずにはいられない。

「見せる」あるいは「見せない」ように展示してある植物をやってきた人たちは探すことになる。あっちをのぞいたりこっちを覗いたり…

さや堂にはこんなキキョウも咲いていた。
P1130099

どうも千葉市美術館にはあちこちに草が生えてきたらしく
P1130150
いすの下にも雑草が生え始めている。やはり人が通らないからだろうか。

P1130160
やはり人が通らない奥のほうでは菫も咲いていた。

ごくありふれた草が、今回はあり得ないところに咲いている。
以前21世紀美術館で見たときには雑草がありそうな所に雑草が生えていたのでごく自然のような、でも場所からいってあり得ないような咲き方をしていた。
ただ、リアルなだけじゃなく展示の仕方も遊び心満載なのだ。探す楽しさ、めでる楽しさ、そして、同時に開催されている「須田悦弘による江戸の美」も彼の遊び心が満載。
(写真の作品のうちいくつかは江戸の美にあったもの)

家から千葉まではかなり遠いし、時間に余裕がないので、必然的に見る時間が限られてしまうけれど、本当に楽しかった。
もう少し近かったら何度も遊びに行くのになぁ・・・


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