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2012.11.05

早朝の清水寺

ちょっと関西に行ってきた。行ってきたといってもアートを楽しみにではなくて、愚にもつかない(というとおこられそうだが)用事。昼間はそっちにかかりきりだったから自分のための時間は早朝や夜。

 ありがたいことにCosは夜行バス(3列シートに限る)は全く苦にならないので京都(目的地は京都じゃないんだが、まあ間に合うだろう)へ。朝6時半に京都について「さて、どこへ行こう?」この時間ならばどこへ言っても空いているけれど、お寺の中に入るのは難しいかもしれない。もちろん、きちんと調べていけばいいんだけれど、このところ忙しくてそんな余裕もなく、行き当たりばったり。行ってみてダメだったら「哲学の道」の散策もいいかもしれないと思いながら・・・「そうだ清水寺」

 もちろんひとでいっぱいの清水寺には何度となく行っている。たぶん、小学生の頃から来ている気がする。いつ来ても参道もお店や人でいっぱいで、騒々しい場所という印象しかないけれど、人のいない時に行けばまた違って見えるんじゃないだろうか。

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入り口(というのか?)はこんな感じ。どっしりと京都の街を見下ろしながら立っている仁王門。もちろん仁王様はいつ来ても楽しんだけれど、今まで門全体をじっくりと見たことがなかったような気がする。

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逆に門の階段からしたを見下ろしたところ。本当は向こうの方に広がっている京都の街が見えているのだが、写真にはうまく写せなかった。狛犬もなんだか楽しそうに笑っている気さえしてくる。

まあ、時間が時間だから清水の舞台には上がれないだろうなぁと思っていたのだが、なんと、こんな時間(多分6時半か7時からかな?)参拝できたのだ。


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本堂に上る前に静かな朝の空気の中で目の前の森と向こうに広がる京の町を眺めると、鳥の声だけが聞こえる。景色を眺めながら鳥の声を聞いていると静かな敬虔な気分になってくる。何も考えずにぼーとしているひとときは何ものにも代えがたい。

 本来お寺というものはこうした雰囲気の中で拝ませていただくものなんだろうな。


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振り返って本堂を見てもほとんど人はいないし、話し声も聞こえず、静寂に満ちている。とても贅沢なひとときを堪能することができた。


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清水の舞台からも京の町と森を見下ろすことができる。山にはまだ陽が差さず京の町だけを太陽が照らし出している。そこに観音様の思いが伝わっているように昔の人達は見たのかもしれない。

ここでしばらく時を過ごしておりていくとさすがに人が増えてきている。来るときには閉まっていたお店も少しずつ開け始めている。これから、Cosがよく知っているあの人で溢れかえっている清水寺の時間が始まるんだろうな。

そしてCosも俗世に戻って俗な用事を済ませに行ったのだ。

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