フェルメールからのラブレター
Bunnkamuraで去年の暮から展示されている「フェルメールからのラブレター展」
手紙にかかわるフェルメールの絵が3点来るというのでかなり前から楽しみにしていた。



今回来たのはこの3枚。
行ったのが夜だったこともあって、人もあまりおらずのんびりじっくり見てくることができたのはとても嬉しかった。
こうやってじっくり見てみると改めてフェルメールという人の絵はサッと見るものではなくてじっくりと向き合って対話してくるものなのだと痛感してきた。
これはフェルメールに限ったことじゃなくて、オランダ絵画にはそういった物語性が内在しているような気がする。絵を絵として楽しむだけじゃなくて、その中にあるものがたりを訪ねてみるという見方がどの絵についてもできるのだ。
それは他の国の画家たちが人物を描いた時との大きな違いかもしれない。
しかも、オランダ絵画の初期のものは人物の表情が殆ど無いように見えるので、そこからいろいろな感情も読みとかなくてはならない。
彼等は表情を描くんじゃなくて、情景を描くことに力を入れていたのかもしれないなぁ・・・
そんなことを感じてきました。
そしてもうひとつ、「手紙」のもつ意味。
この頃からようやっと個人と個人の間でのプライベートなメール(元々の意味のメールだ)が可能になったのだと言う。
ワクワクしながらあの人からの手紙を見るという気持ち・・・
あの人のことを考えながら書く手紙・・・
そして返事が帰ってくるまでに待つ長い長い時間。
今と違って(寿命は短いのに)ゆったりと時間が流れる時代であっても、待っていた返事が来るときの気持ち、返事が来るまでにはずいぶんと時間がかかってしまうので、場合によっては心変わりをしているかもしれない、そんなドキドキ感を持ちながら手紙を読む・・・
いろんなストーリーを読み解きながらじっくりと眺めた至福の時間。
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コメント
まだ行ってないけど、フェルメールの作品は静けさの中で観たい。
つまり混雑してない時にー。
すると夜間開館日かなぁ。
手紙、このデジタル時代だからいいですよね。
メールとは違って、人の息吹が聞こえる。
Cosさんも書かれているように、手紙を待ったり。
そういえば僕らも帰ったら、どんな郵便物が来ているか楽しみだったりする。人間心理は時代に関わらずー。
投稿: oki | 2012.01.06 21:59
Cosが行ったときにはとても空いていました。
やっぱり昼間よりも夜のほうがいいのかもしれません。
東博は夜間開館がしばらく無いので行けるかどうか心もとないですが・・・
手紙のやり取り・・・優雅ですね。
Cosの場合には机に向かうと・・・・
机の上を片付けるだけで手一杯になったりして・・・∥>_<∥
投稿: Cos | 2012.01.08 23:11