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2011.09.26

BIOMECANICA 異形の博物誌

茗荷谷の小石川植物園の一角にある東京大学総合研究博物館小石川分館で2011年9月25日まで行われていた河口洋一郎の「BIOMECANICA 異形の博物誌」を見て来た。
(同じ日に他にも何箇所か行ったので、それはまたおいおいかければいいと思っているけれど、今日は簡単に書けそうなこれだけ)

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このBIOMECANICAは適当に作った静物もどきではなく、きちんとした理論に裏付けられたCGから創りだされた立体モデル。

河口洋一郎 1952 年鹿児島県種子島生まれ。1976 年九州芸術工科大学画像設計学科(現九州大学)卒、1978 年東京教育大学大学院(現筑波大学大学院)修了。筑波大学助教授を経て、1998 年より東京大学教授。1975 年からCG( コンピュータグラフィックス) に着手し、世界的CG アーティストとして活躍中。その作風は成長のアルゴリズムを使った「グロースモデル」という独自世界を確立し、現在では超高精細立体視映像・演者に反応するCG 舞台空間・CG 映像に凹凸反応する立体ディスプレイ・生命体から発想する深海/宇宙探査型ロボティック立体造形の創出など、多岐にわたり拡張を続けている。2010 年、ACM SIGGRAPH にてデジタルアート分野の貢献者に与えられる“Distinguished Artist Award for Lifetime Achievement in Digital Award” 受賞。

多分CosはかれのCGを何度か見たことがあると思う。
今回見た立体のうち幾つかはCGでみたことがあるようにも思うし・・・今回のものではなくても過去に作られたCGと共通したものがある。

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博物館にいる異形の者たちはある意味で怖い。異形だからこそ博物館にいるのが似合っているんだけど、他の展示品の時を感じさせる古さに対して、彼等は未来を感じさせる新しさがあるからかもしれない。
ふとした時のひずみ、場所のひずみの中から出てきたかのような感じがする。
なんとなく、一つひとつの作品には「何故この形なのか」という必然があるようにも感じられる。
それがどんな必然なのかはCosには分からないけれど。

最初の写真と同じように外に展示されているものはもっと自然な感じがする。
あくまで異界から来た生命体としては・・・であるけれど。
P1080806

これはパーゴラ(というのかな?)から宇宙に向けて交信中の宙魚・・・
小石川植物園の緑に囲まれた平和な空間から何を発信しているのだろう。なんとなく、人間には理解出来ない哲学的なもののような気がする∥^o^∥

その宇宙では
P1080740
この細胞都市が宙魚からの連絡に聞き入っているのかもしれない。

植物苑も、博物館も、宙魚も、ぴったりと絡み合っているかのような不思議な世界で過ごしたひとときだった。

上野では恐竜が、小石川では宙魚達が、過去や未来から訪ねてきているのだ・・・


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