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2011.07.05

時と共に変わる友の絵

いろいろな美術展を見に行くと、歳と共に作風が変わるのがごくあたり前のこと。
でもそれが、自分の友だちとなるとちょっと不思議な気がしてくる。

P1060857

友達の10年のブランクの後の久しぶりの個展。
銀座の松屋の裏にあるギャラリーはちょっと表通りからは離れているけれど、一階にあるからかえって入りやすいのかもしれないな。

伊藤理恵子展
ギャラリー檜
2011年7月9日まで

以前は彼女はもっと暗い画面で、つんつんしたところのある絵を書いていた。
それが10年の月日と経験からすっかり丸く柔らかくかわった。
和紙ではなく韓紙に描かれ、額装もせずに自然のままに貼られているから余計丸く感じるのかもしれない。

P1060850

手作りの韓紙は一枚一枚が微妙に違うから長さも微妙に違っていたりする。
それもまたあるがままの自然体。
丸いものが描きたくなったという今回の作品はどれもが丸く、どれもが収まりきれないものを持っていて面白い。

逆に若い時のほうが収まりきれていたのかもしれない。

紙のもつよさが以前のキャンバスの油絵よりもずっと素直な感じで・・・・
その変化がお互いの付き合いの長さを感じさせる。

P1060853

これから先も変わり続けるんだろうなぁ

生きている彼女と話しているとそれはそれで不思議な感じ。
いつか老成した絵を描くことがあるんだろうか?それとも、又違う方向に進んでいくんだろうか。
たのしみ。

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