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2011.07.18

もういちどカレル・ゼマン

実は7月10日にもう一度松涛美術館に行ってきた。
前回見そこねたもうひとつのアニメーション「ホンジークとマジェンカ」を地下の講堂で見るために。
なにせ、2回の踊り場ではソファはあるけれど、1時間座ってみているのはかなりきついので、地下で「ふつうの」椅子に座ってみたかったのだ∥^o^∥

これは1980年の作品。
なんと、「切り紙アニメーション」というある意味では18世紀ぐらいからある紙に描かれた人形(町田の版画美術館にあったようなもの)を切り抜いて関節をビスで止めて作られた紙人形のアニメーションなのだ。

ある意味では古典的な人形アニメーションなのだが、その紙人形が違うのだ。
人形を実際につくり、それをフォトコピーにとったものを紙人形としてアニメーションを作っているのだ。
普通の人形と違って動きがかなり制限され、表情も動きによって変わって見えるわけではない。
その厳しい制限がアニメーションとしてはあまりに普通じゃない斬新さを感じさせる。

さすがに講堂は満席で立ち見まで出ていたみたいだったし、床が平で前の人の背中が邪魔をして字幕がちゃんと読めないという難点はあったけれど、元々が民話だろうし、およそのストーリーはわかるので、言葉がわからなくても面白かった。

この後Youtubeであれこれ見て回ったのは言うまでもない∥^o^∥


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コメント

Cos.さん

いきました、これ 作家の方のレクチャーの日に、偶然行きがかりに。
予想外に手わざが凝っていて、海無し国のチェコ人をつくづくいとおしいと思いました。

投稿: 草 | 2011.07.22 17:15

本当にこってますよね。
ここまでやるからこそ、あれほど味のあるアニメーションになるんだろうととても納得できました。

そうか・・チェコはたしかに海のない国ですね。
そのへんにも国民性が出てくるのかもしれません。

投稿: Cos | 2011.07.24 23:25

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