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2011.07.13

クーデルカ プラハ1968

これも写真美術館。

2011年7月18日まで
201106_001
写真の意味、重さをきちんと理解するためには予習が必要だったと痛感した、
「ジョセフ クーデルカ プラハ1968」
プラハの春、チェコ事件、ソ連軍の侵攻(実際にはワルシャワ機構軍)という言葉はしっているけれど、詳しいことを何も知らずに見に行ったのは失敗だった。

1968年友好国であるソ連が侵攻してきた。
チェコの共産党は冷静な対応を求めた。
戦車を取り囲み、侵攻をやめさせようとする人々の写真。
この写真は国内では発表できず、秘密裏にスミソニアンに運ばれて翌年そこで発表された。

戦車を取り囲む人々は、ソ連軍に対して武力対決をしようとしているわけではなく、「帰れ」と言っているだけのようにも見えた。
そうした行動はとても危険なものだったろうし、逮捕を恐れた町の人達は住居表示を外し、間違った住居表示を貼りつけて、少しでも逮捕を免れようとした。

地下に潜ったレジスタンスたちの時代の始まり。

ソ連軍が来る直前までは、プラハの春と言われ、自由がたくさんあった時代。
そんな時代を生きてきた人達が、身を挺して守ろうとし、守りきれなかったのだ。
自由を失っていく、その時の写真。

家に帰って調べてみて、改めてその意味に気付かされた、
予習をしっかりしていけば、見るべきものも違っただろうと思うととても残念。

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東京都写真美術館で開催中の 「ジョセフ・クーデルカ プラハ1968−この写真を一度として見ることのなかった両親に捧げる−」展に行って来ました。 尊敬する、とらさん(Art Bell by Tora)が2011年第2クォーターベスト3に入れていた展覧会とあっては観に行かないわけにはいきません。 ジョセフ・クーデルカ プラハ1968 @東京都写真美術館 2011年1月14日チュニジアに於いて長きに渡り政権を握ってきたベン=アリー大統領を国外脱出を余儀なくさせた通称... [続きを読む]

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