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2011.06.26

美在掌中

手の中に入ってしまうような美。
小さな焼き物たちを集めた町田市立博物館の美在掌中2011年7月3日まで

201106_001

チラシには「中国の」とあったけれど、ベトナムやタイのものもあった。

いつもここでおしゃべりをしているokiさんに「町田の博物館はいいよ。」と勧められたこともあって、今まで名前は知っていたけれど、行ったことのなかった町田市立博物館に行ってきた。

「他で有料のものが無料で見られる」と聞いたので、ちょっと気になって調べてみると、
今回の美在掌中も2009年愛知県陶磁資料館、
2010年細見美術館の「中国の小さな焼き物」(図録が同じ)
がおそらく同じ物・・・(町田で展示されていなかったものが、図録では2点あったけれど)

人の(最初は)ほとんどいない静かな博物館で、手のひらに乗りそうな小さな焼き物を見て来た。
どうやら東南アジアのものは所蔵品だそうだから巡回していないのかもしれない。

お墓に入れる副葬品として作られたもの、おもちゃとして作られたもの、大きな実用品を小さく焼いた焼き物は、優雅でどっしりとして威厳のある大きなものに比べると、繊細でどこか親しみが感じられる。

Cosはこのテーブルの上に乗っている右から二つ目の唐三彩の壺がすっかり気に入ってしまった。
大きなものの唐三彩と違って、ものすごく華奢な感じがする。
それこそ、柔らかい布に包んで、手の中で愛でたいような感じ。

一番左のものは龍の顔のついたスプーン(だと思う)
これはミニチュアじゃなくて、実際の大きさなんじゃないかと思うけれど、こんなに飾りが付いていると持ちにくいんじゃないかと心配になる。

画像はないけれど、白地鉄絵草文の同じ柄の瓶や壺が色々とあって、おままごとに使ったんだろうか・・・
犬や動物だけじゃなく、小さな小さな人形もあったりして、おままごと・・・というよりも飾って楽しんだんだろうなぁとなんだかこっちまで楽しくなる。

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予想外にいいものが多くて一つ一つ見ながらどうやって使ったんだろう、どうやって遊んだんだろうと想像していると楽しい。

(割と朝早い時間に行ったので・・・でもオープンはそれよりずっと早い午前9時)
最初はCosの貸切状態だったけれど、途中から少しずつ人が入ってくる。
ロビーも小さいし、展示室も気負ったところは何もなく、ただ展示してあるような小さな博物館だけど、入ってきた人はそれぞれに楽しんでいる。

極めつけは(帰りに車があるのを見てわかったんだけど)ディサービスで遊びに来た人達7,8人。
必ずしも美術が好きというわけではなさそうで、ロビーでたむろしたり、おしゃべりをしていたりもするけれど、展示室でも結構声がうるさかったりするけれど、お年を召した方たちが、気楽に観に来れるところがあるのはいいなぁ・・・

ここの唯一の難点は町田の駅からバスに乗って、しかもバス停からはすごい上り坂というところだろうか。
Cosは車だし、駐車場も8台分ぐらいあるから、普段なら全く問題はないのだが、歩いて来るのはちょっと大変そう。

次の展示はマイセン西洋磁器の誕生2011年7月16日~9月25日)だそうだから、みんなで来れば楽しいかな。


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