« 中村正義・顔の世界展 | トップページ | 山梨へ(釈迦堂遺跡博物館) »

2011.06.04

駒井哲郎 第二部

町田市立国際版画美術館の駒井哲郎展はその期間が第一部と第二部に分かれていて、すべての作品が入れ替わるというので、第二部も見に行ってきた。

第一部に比べると作品の質がずっと良くなっている気がする。
まあ、そうでないときた人はがっかりするだろうけれど。

この第二部はミロやアンフォルメルの影響をうけはじめた時期から本人が「輝くばかりの光が画面全体を被っている。その瑞々しさと世紀と気品には驚くばかり」と言わしめた長谷川潔のマニエル・ノワールの影響もかなり受けている。
そしてまた、
「これ、ルドンだ」と見た瞬間に思えるようなものも・・・
最後までルドンの影響は受け続けたみたいだけれど、歳と共に作品がきれいにまとまっていく。
交通事故で両足を骨折していた時期などに比べるとインパクトは弱い分、作品が楽しめる。
それは癌にかかって病室で最後までつくっていた作品にしても同じ。

面白かったのは第一部の時には時間がなくて見られなかった常設。
駒井哲郎がエッセイなどで取り上げた作家の展示。
この中にはつい先日西美で見たブリューゲルやレンブラントの同じ作品が幾つかあった。
(ルドンがなかったのが残念・・・直前の展示で出していたからなのだそうだ)
2枚並べてみると刷の違いなんかもわかるんだろうけれど、Cosの力では
「あっ、これこの間見たのと同じ」というのが精一杯のところ。
西美では周囲の人がたくさんいて落ち着いて見られなかった作品をのんびりじっくり見てくることができた。
エルンストが何枚もあったのが嬉しかったかな。

|

« 中村正義・顔の世界展 | トップページ | 山梨へ(釈迦堂遺跡博物館) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/3303/51847333

この記事へのトラックバック一覧です: 駒井哲郎 第二部:

« 中村正義・顔の世界展 | トップページ | 山梨へ(釈迦堂遺跡博物館) »