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2011.05.28

倉橋三郎展

「背景の描き方が面白いんだよ」友だちがCosに力説する。
が・・・・話をいくら聞いたところで今ひとつどうなっているのかは分からないし、印刷したものを見せられても、よく分からなくて困っていたのだが、
「稲田堤で個展をやっているから」と連れていってもらったのがここ。
P1060416
京王稲田堤の駅近くのアートスペースMEI TEL 044ー944ー4978で6月2日まで
稲田堤の(多分)古くからある商店街、しかも向かい側は激安の八百屋さん。
(あぁ・・・八百屋さんを探したほうが見つけやすいかも・・・∥xx;∥☆\(--メ) )
でもこの階段を登って中に入るとそうしたざわざわとした雰囲気とは打って変わって静かな緑の世界。

P1060399

緑の中に咲く白い花たち。
(実際にはそうでない絵もたくさんあったんだけど、ギャラリーにはいって最初に感じたのが緑と白だったのだ∥^o^∥)

「白がいちばんきれいだ」といったのは先日見てきた熊谷守一。彼は何も色をつけない白が綺麗だといったのだけど、ちょっと見ると白一色に見える塗った白も工やってみるときれい。
植物の絵はどこか癒しの効果を持っている。

そしてこの緑が単純な緑ではなくどこか深みのある微妙な色のようにも見える。
微妙な緑が真っ白な花を浮き立たせている。

P1060402_2


この写真でわかるだろうか。
色だけでなく背景の塗り方自体が違うのだ。
(絵をクリックすると大きな絵が別ウィンドウで開きます)
どんな風にしてやるんだろう?
しかも写真にしちゃうと、まるでひびがたくさん入っているようにも見えて、とても残念。
色の複雑さは画面から見えても、その微妙な立体感は写真には出てこないんだなぁ

これ以外にも、波のような線が沢山入っているものなどがあったり、一枚の絵の中で背景のマチエールの作り方を変えていたりして絵だけでなくそんなところも楽しかった。

写真にはないけれど、月夜のうさぎの絵も好き。
倉橋さんは高知の出身で、以前はもっと違う背景の書き方をしていて、その頃の作品から
高知新聞が版画を積極的に力を入れてくれているということだった。
そっちの絵のほうが知っているひとが多いのかもしれない。

P1060398
沢山の本の表紙を描いているのだが、残念なことに(というか以前はこういう描き方をしていなかったので当然なんだけど)本を見たのでは背景の面白さ、微妙さは伝わってこない。
う~ん、ちょっと残念。

Cosたちが行ったときには他の人もいなくてのんびりと見せていただいてきたんだけど、東京新聞で紹介されていたとのことで、昨日はお客さんも多かったらしい。

まあ、都心から行くのはちょっと大変かな・・・・
でもCosにはおもしろかったし、そんなに遠くないので\∥^O^∥/
またこのへんで個展をやってくれないかなぁ・・・


P1060403

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