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2011.05.16

風の部屋から、そして羽化の時

ハラミュージアムアークで思ったより時間がかかってしまったので、今回もまた富弘美術館には行きそこねてしまった。
いつか行きたいとは思うけれど、ちょっと距離があるのでエリアソンとダブルは難しいかもしれない。

ということで帰りに簡単に寄れそうだった、渋川市立美術館に行ってきた。
銀行と同じ建物の一階に常設の桑原巨守彫刻美術館、3階に今回の企画展「本田高侶展---風の部屋から、そして羽化の時」2011年5月20日まで
201105_001
以前は金属を素材として、鏡面に自然を写し込んで「環境と造形を融合させること」とテーマに製作していたけれど、1998年からは自然の中に人体を解放するべく「風」をテーマに古木を主の素材とし、それと同時に「題材と素材の一致」に日間に取り組み制作をしているという。

このチラシを見たときにこのくり抜かれた木に惹かれてしまったのだ。
何百年という時間を自然のままに生きてきた木がその中に人工物を取り込んで一体となる不思議。木(もちろんこれも削り出すという意味では彫刻されているわけだけど)と彫刻、木が彫刻に侵略されているのかもしれないけれど、木はそれをも受け止めている感じ。
自然は強いなぁ・・・こんな時だからこそ余計にそう感じるのかもしれないけれど、長い年月を生きてきた木と共存する・・・
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「風の部屋Ⅱ」
見ているだけで森を抜ける風が吹いてきそうな感じ。
今、さいたま市で「大原大ケヤキ再生造形」に取り組んでいる。
切り倒された古木に鋸を入れて新しい姿で再生していくのだ。
どんなものになるのか楽しみ。

これを書きながらウォン・ウィンツァンさんのUSTREAMを聞いている。
これは音楽の風。
森の中で戯れるこもれびの音・・・
私たちが守っていかなければいけない自然、そして生まれてきた命たち。

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