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2011.05.31

おわらないアトリエ パウル・クレー展

ひょんなことから友達に連れていってもらったパウル・クレーの内覧会。
大好きなクレーを他の人よりも一日早く見られるので\∥^O^∥/

東京国立近代美術館で2011年5月31日~2011年7月31日まで
201106_0015
真ん中近くに先が入っているのがわかるだろうか?
実はここで左右にひらくことのできる三折になったチラシなのだ。
ここでひらくとそれまで一つだった絵が二つの絵に分かれる。
左側が「なおしている」右側が「マネキン」なのだ。

今回、(京都近代美術館とこの東京国立近代美術館では)はじめて国立の美術館でのクレー展とのこと。
今まで何度となくクレー展を観てきたけれど、そこには気がつかなかった。
そして、今まで観てきたクレー店との一番大きな違いは
アトリエに注目!、彼の絵の技法に注目!

展示会場に入って最初の自画像の後は小さな部屋に分けられたアトリエの中の作品たちの展示・・・現在・・・
本来は細長い展示場になっている部分を仕切ってまるでそれぞれが部屋になっているかのような印象をうける。
それを抜けてでた大きい会場では4つのプロセス(Prozess)に合わせて衝立のような高さの壁を作って順路に従って展示している。
そして最後は売りに出さなかった「特別クラス」の作品たち・・・過去・・・
そして一番最後にクレーの部屋(絵などは何も無いけど)でみる「回転する部屋のインスタレーション」

4つのプロセスのなかでの絵を見る順序が少しわかりにくい部分はあったけれど、展示の仕方自体がとても面白い。
アートテーマパークといった作りになっている。
ただし内容はどちらかというとどのようにして彼の作品が作られて言ったかということだから一つ一つのテーマごとに色々と考えさせられた。

180点ほど展示されている中に、派手な絵がそんなにたくさんあるわけじゃない(と言っても決して少なくはないのだが)けれど、素描とその油彩転写、切断と再構成された絵の考察、切断分離された絵とその組み合わせ・・・クレーが彼独自の世界をどうやって創り上げていったのかを垣間見ることができる。

今まで知っていた作品もその素描と一緒に見ることができたり(蛾の踊り)、一人ぼっちで寂しさを表していると思った作品(別れをつげて)が大きな作品の一部で決して寂しさばかりを表しているのではないことがわかったり・・・

(まあ、好きだからなんだけど)いくら見ていても見飽きない・・・
きっともう一度は行くんだろうなぁ・・・・

201106_007
これは今のチラシじゃなくて、もっと前に配られたチラシにあった絵。この作品もまた面白いのだ。
一筋縄では行かない、クレーらしい作品。
回転、表裏、切断、・・・それもまたクレーの世界。


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