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2011.05.12

駒井哲郎 第I部

1920-1976心の造形物語・・・・駒井哲郎展
町田市立国際版画美術館で第I部は2011年5月8日まで第II部は2011年6月11日まで

201105_001

Cosはそんなに美術には詳しくないから、この駒井哲郎という人もよくは知らなかった。
このチラシを見て、
なんだかクレーに似ているこの絵はどこかで見たことがあるなぁ
なんていう程度の関心しかなかったのだ。

といっても「クレー」というCosのキーワードがしっかりと入っていたので、第Ⅰ部の最後に滑り込みで観てきた。

この駒井哲郎展は資生堂の名誉会長である福原義春氏の所有する作品なのだという。
(やっぱりあるところにはあるものだとそっちにも感心)
どれぐらい作品を作ったのかは分からないけれど、彼が気に入ってせっせと集めたという感じなんだろうなぁ・・・
ある意味で文化を守るのは持てるものの義務という考え方があるけれど、それを実践、いいなぁ・・・

で、その作品。初期のものは今ひとつだったけれど、抽象画に入ってからはとてもいい。
中でもCosが気に入ったのはこれ。
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束の間の幻影

どこかで見たことがあるんだけれど、どこだかは思い出せない。
幾何学的な立体図形のオンパレード。
下底が円で上底が正方形の中心にある図形はどう変化しているんだろうと考えてみたり、鼻のついた円錐台とか、ふんわかとした空虚の中に漂っている感じ。
同じように空間に角錐台が浮かんでいる「時間の迷路」もおもしろかった。

同じ版画を福原コレクションのものと、版画美術館所有のものと並べて展示してあるのも面白いけれど、Cosには比較してどうのこうの考えるよりも一つ一つの絵を楽しむほうが性にあっている。

なんとなく、数学記号がたくさん並んでいる「記号の静物」にニヤリとし、ちょっと間の抜けたような不条理感が漂う樹木やある空虚の寂しさにしんみりし、「13」とか『夜の芽生え」とかの黒に感動したり・・・

1967年ぐらいになると突然絵の迫力が増す。
絵の雰囲気が「どかん、どかん」という感じで迫ってくるような。
絵がどこか活き活きとしているようにも見える。

第Ⅰ部はこんな感じ。
第Ⅱ部はもう始まっているけれど、いつになったら行けるかなぁ・・・


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