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2010.12.26

アショカの森

やっと「アショカの森」へ行ってくることができた。

原美術館で2010年12月26日まで。
ソウル生まれの女性アーティスト、崔在銀(チェ ジェウン)の作品。


入り口をはいると森が押し寄せてくる・・・一回の部屋から溢れ出してきている木材、
それはアショカの森から離れて泣きながら森を探している木かもしれない。
へやにはいることはできないけれど、入り口から覗いてみると部屋いっぱいに木材がこっちに向かって流れでてきそうに敷き詰められている。

そして、次の部屋に入ると古木のビデオインスタレーション 。
つながっている6つのスクリーに映し出された6本の木
これがアショカの森だろうか?

長い年月を生き抜いて来た木はその成長の光景をじっくりと見せながらゆっくりゆっくり回転している(のだと思う)
カラーではなくモノクロなのにその圧倒的な存在感がこちらをとりこにする。
音楽があったかどうか覚えてないけれど、森の中に居るような錯覚を覚える。
じっくりと木の肌を見つめて、そこからメッセージを読み取ろうとする。

さらに真っ暗な部屋の奥へと通じる通路の先に待っていたのは水盤に映るいっぽんの木。
そこにあるのは自然のままの木であるけれど自然のままでなく真っ暗な中に映しだされている木。
水面が揺れると真っ暗な中でそこだけ明るく輝く木も揺れる。
ずいぶん長い時間だったような短い時間だったような・・・

二階には何枚もの「幻想の裏面」の写真。
写真と言っても何が映っているのかはわからない。
写真だと言われるだけ。
ボォっとしたモノクロのような微妙にカラーが入っているかのような写真。
不確かな、それでいて引きつけられるところは幻想と似ているのかも。

そしてもちろん、奈良さんの仕事部屋も観てきた。
たくさんの犬とクリスマスツリーとに囲まれて・・・
部屋の中まではいってあれもこれも見てきたかったんだけどなぁ・・・

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コメント

Cosさん、あちこち行かれてますね。
原美術館と僕は相性悪い、笑。
アショカがでれば、カニシカがでてくるのですが、理系のCosさんはご存知かな。
原美術館は変なところにありますね、五反田駅にも歩いていけるというー。
奈良さんの部屋そういえばそんなものもあったような、笑。
けど個人美術館ですよね、維持が大変でしょうね。

投稿: oki | 2010.12.26 23:23

カニシカ・・・インドの歴史に出てくるのかな?
なんとなく名前は知っていますが・・・何をやったかはわかりません。
というか、アショカもよくわかってません∥>_<∥
どちらもなんとなく名前を知っているだけで・・・・
不勉強だなぁ・・・

原美術館の経営も大変なんでしょうね。
どう考えても美術館単体で黒字になるとは思えないですし・・・

サントリーがバックに着いているのにもかかわらず天保山サントリーミュージアムが閉館してしまいましたね。
どこにせよ経営は厳しいようで小さな公立の美術館も予算がなくて悪戦苦としているという話を聞いたことがあります。


投稿: Cos | 2010.12.27 01:03

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