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2010.12.31

年の終わりに2010

今年は5月に始まった入院を皮切りに目の回るような年になってしまった。

自宅に引き取ったわけではないのでかなり楽なはずだけれど、それでも思いもしなかった人の介護にどっぷりとかかわり、(本人もとてもつらかったんだけど)2度の入院の時にはその日その日をともかくやりこなしていくのに精一杯の日々が続いた。

秋になって症状が落ち着きほっとしたと思ったら次は母のこと、仕事のことで問題が起きてきてしまった。

今日はもう大晦日だけれど、何がどうなるのか、来年は一体どうなっていくのか皆目検討もつかないし、どっちを向いても救いがないような気がする。

ちょうど、「数学を勉強しよう」と決める直前と同じような八方塞がりの状況。
当時と決定的に違うのは、あの時にはすべてから逃げ出してまるっきり別のいきかたをする事が可能だったけれど、今は逃げ出すわけには行かないことだろう。

まあ、本当はCosなんかいなくてもそれなりに回っていくのだが・・・

いったい来年はどうなっていくのだろう?
どう変わっていくんだろう??

来年はいい年になりますように。

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今年の美術展2010

今年は観に行った美術展のうち半分も記事にできてない。
行くだけで手一杯で余裕がなかったのだ∥>_<∥

それだけじゃなくて、「行きたい」と思ったのにどうやっても時間が取れなくていけなかったものも少なくない。
残念。

今年見た中で一番良かったのは記事にまるっきりできなかったけれど、瀬戸内芸術祭。
見た順に
・精錬所
・不在の存在
・ビューティ
・南寺
こうやってならべると体験型ばかりだなぁ・・・

大阪国際美術館の
・絵画の庭
普段図録を買わないCosだけどこればかりは図録を購入。

国立博物館
・長谷川等伯
これを見たあとで京都で南禅寺にいって観てきた。

川村記念美術館
・バーネット・ニューマン
アンナの光以外のものもとても良かった。

国立近代美術館
・ウイリアム・ケントリッジ
他にも回る予定だったけど、これだけで終わってしまった日。


Bunnkamura
・ブリューゲル版画の世界
ブリューゲルの版画はいつ見てもいい。

もうひとつあげるとすれば
庭園美術館の
・天上の音楽


京都近代美術館
・マイ・フェイバリット

だろうなぁ・・・

今年の暮に見た美術展の記事もまだ書き終わってないが・・・・
とりあえず今年のまとめ。

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2010.12.30

カンディンスキーと図画の時間

「カンディンスキー」の名前を聞いた瞬間に今まで見た得が特に良かった印象があったわけでもないのに、「絶対に行く」と決めていた「カンディンスキーと青騎士展

当初は年が開けてから出来れば冬休みの間に行こうと思っていたのだが、チケットが手に入ったらチケットを握りしめていってきてしまった。

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2011年2月6日まで
三菱一号館美術館

いや、個人的には奥さんがいるのにミュンターと一緒に何年にも渡って旅行をしたあげく何年もの間一緒に暮らしたなんていうのもうらやましい、もちろん。
(ミュンターと別れたあとは奥さんと寄りを戻したんだろうか??)

が、彼のパレットナイフを使って絵の具を乗せていって描かれた小さな油彩画がCosにはとても良かった。
色を乗せていって描かれた絵はそんなに抽象的ではなかったのだが・・・・

子供の頃の記憶がまざまざとよみがえってきた。

小学校の2年生か3年生の時学校の授業で写生に行ったのだが、その頃のCosは色を混ぜると違う色になる事(もちろん、実際には混ぜた色になるわけでその事自体)が不思議でならなかった。

木々や山を写生するべき時間に画用紙一面に全て違った緑(緑と、白と、黄色を混ぜて作った緑)で塗り上げた作品を作ったのだ。
そこには木もなければ山もない、地面すらない、一面緑。
出来上がったものを見ればそこには一面ベタベタと塗りたくった(それも水が少なかったのでかなり厚く塗りたくった)緑。

「写生」だったのだからもちろん先生に怒られた。

でも、Cosは緑という色は一色じゃなくて、いろんな緑があって、それを全部知りたかったのだ。

印象派の絵を見ても思い出さなかったのに、カンディンスキーの絵を見たら、そんな絵を書いたこと、何を描くかではなく、形と色に関心が向いていたことをしっかり思い出した。

もしかしたら、このころCosはカンディンスキーの絵を見ていたのかもしれない。
彼の初期から中期にかけての形と色に対する関心と似たようなものがCosの中にもあった不思議。
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ムルナウ近郊の鉄道。
彼の考える色と形。

カンディンスキーはここから抽象化していって、
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コンポジションIIVのための習作

こんなデザインのバランスまでも含めて色と形の絵。
だからCosは好きだったんだなぁ・・・・

チケットをありがとうございました。こんなに懐かしいものが待っているとは夢にも思いませんでした。
早く観に来てよかった。だって・・・
会期終了までにもう一度行きたいと思っているけれど・・・いけるといいな。


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2010.12.28

現代アートの衝撃波---三瀬夏之介と池田学

衝撃波同士がぶつかると閃光を放つんだろうか??
たしかに子の二人の絵を初めて見たときには衝撃だったし、その感動はある意味で今でも続いている。

このふたりの初画集を記念しての
W初画集刊行記念“特別対談"トークイベント
三瀬夏之介×池田学「現代アートの衝撃波一1973年生まれの新潮流
日時:2011年1月14日(金)18時30分開場/19時開演
会場:紀伊國屋サザンシアター

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同い年のふたりの日本画家、
絵を見ているとどこか似ているようで、その細かさにじっくりと読みこなそうとさせられるのも一緒。
でもそれ以外はまるっきり違っている。

自由奔放に突然のようにいろんなモノが飛び出してくる三瀬夏之介
緻密に緻密に細かく細かくペンで描いている池田学

ところが写真やインタビュー(リンク先)を見るとなんとなく人柄としては逆の感じがしてくるのが面白い。
この違ったようで似ているような
新しい世界をつくりつつある二人のトークショー・・・
どんなふうに展開されるのだろうか???

楽しみ♪

【追記】リンクを忘れていましたので・・・こちらから直接トークイベントのページに行けます。

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2010.12.27

ドミニク・ペロー

ドミニク・ペロー・・・フランスの建築家。
「ドミニク・ペロー  ---都市というランドスケープ---」
オペラシティアートギャラリーで2010年12月26日(終わってしまいました)まで。

オペラシティ・アートギャラリーでは一回おきぐらいに建築関係の展示をしているような気がする。
それはそれで面白いけれど、なんか多いような気もする・・・

会場に入ってまず気がつくのがしきりに使われている「メッシュ」
金属(のように見えるもの)でちょうど畳表のような編み方をしたメッシュになっている。
このメッシュがそれぞれのビデオの仕切りになっているのだ。

正に「すだれ」
Cosが一番感銘を受けたのはこのすだれだったかもしれない。
場を外と内に分けるけれど、互いの交流を可能にしている仕切り、
編んであるので柔らかいけれど、その素材は一番固い金属。
「金属で編む」というのは不思議な構造に感じる。

実のところ建築の良し悪し、建築デザインの良し悪しはCosにはよくわからない。
CGは面白かったけれど、その中身についてはやっぱりよくわからない。

見ていると面白いけれど、Cosにとってはそれだけ。
もう少し建築のことが分かっているともっと面白かったのかもしれない。

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2010.12.26

アショカの森

やっと「アショカの森」へ行ってくることができた。

原美術館で2010年12月26日まで。
ソウル生まれの女性アーティスト、崔在銀(チェ ジェウン)の作品。


入り口をはいると森が押し寄せてくる・・・一回の部屋から溢れ出してきている木材、
それはアショカの森から離れて泣きながら森を探している木かもしれない。
へやにはいることはできないけれど、入り口から覗いてみると部屋いっぱいに木材がこっちに向かって流れでてきそうに敷き詰められている。

そして、次の部屋に入ると古木のビデオインスタレーション 。
つながっている6つのスクリーに映し出された6本の木
これがアショカの森だろうか?

長い年月を生き抜いて来た木はその成長の光景をじっくりと見せながらゆっくりゆっくり回転している(のだと思う)
カラーではなくモノクロなのにその圧倒的な存在感がこちらをとりこにする。
音楽があったかどうか覚えてないけれど、森の中に居るような錯覚を覚える。
じっくりと木の肌を見つめて、そこからメッセージを読み取ろうとする。

さらに真っ暗な部屋の奥へと通じる通路の先に待っていたのは水盤に映るいっぽんの木。
そこにあるのは自然のままの木であるけれど自然のままでなく真っ暗な中に映しだされている木。
水面が揺れると真っ暗な中でそこだけ明るく輝く木も揺れる。
ずいぶん長い時間だったような短い時間だったような・・・

二階には何枚もの「幻想の裏面」の写真。
写真と言っても何が映っているのかはわからない。
写真だと言われるだけ。
ボォっとしたモノクロのような微妙にカラーが入っているかのような写真。
不確かな、それでいて引きつけられるところは幻想と似ているのかも。

そしてもちろん、奈良さんの仕事部屋も観てきた。
たくさんの犬とクリスマスツリーとに囲まれて・・・
部屋の中まではいってあれもこれも見てきたかったんだけどなぁ・・・

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2010.12.25

セーヌの流れに沿って

2011年12月23日で終わってしまったけれど、ぎりぎりで駆け込んできたブリジストン美術館の
「セーヌに沿って---印象派と日本人画家たちの旅--」
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今回の展示は絵の数も多く、展示室もたくさん使われていた。
セーヌ川にまつわるあれやこれや・・・絵から語ろうとすることがそれだけたくさんあったということなんだろうな・・・
川に沿って描く印象派の画家達、それに寄り添ってくる日本人の画家たち・・・という感じだろうか
(この日本人と向こうの人の絵を並べて展示するのは先日の府中美術館の「バルビゾンからの贈り物」でも同じだった。

これからこういう形の展示が多くなっていくのかな?

Cosは学問的なことはわからないから最初のうちはCosの好きな風景画をのんびりと見ていただけだったのだけど、次第に同じテーマをいろんな人が描いているのを見て、その違いがとても面白かった。
同じ場所を同じように描いているのに、見ているものが違うのだ。
もちろん時間的にも違っているわけだからおなじになるはずはないのだけれど・・・

なによりも楽しくなってしまったのはアヴァルの門をいろんな人が描いているのだ・、
たしかに描きたくなる形をしているけれど、こうやって何枚もの絵を見てみるとなんだか楽しい。


ギュスターヴ・クールベ「エトルタの海岸、夕日」
泰男・香月「エトルタ」
クロード・モネ「アヴァルの門」
達四郎・高畠「エトルタ」

・・・・

Cosが此処へ行ったらどんなふうに観るんだろうか??
いつか時間とお金を見つけていってみたいなぁ・・・

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2010.12.24

たまわーるラリー

駆け足で多摩の美術館を走りまわってきたのは「たまわーるラリー」のシール集めに奔走したから∥^o^∥


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たまわーるラリー

「たまわーる<TaMawArt>ラリー」とは?

Tama
「多摩」
Mawaru
「まわる」
Art
フランス語で「アール」と読みます

「多摩」のミュージアムを「まわ」って「アート」に親しむラリーです。
スタンプラリーが多いなか、シールを貼るのが「たまわーる<TaMawArt>ラリー」の特徴です。


参加しているのは
* 町田市立国際版画美術館(町田市)
* パルテノン多摩(多摩市)(歴史の展示、記事はかいてません)
* 多摩美術大学美術館(多摩市)
* 武蔵野市立吉祥寺美術館(武蔵野市)
* 三鷹市美術ギャラリー(三鷹市)
* 府中市美術館(府中市)
* 中村研一記念 小金井市立はけの森美術館(小金井市)
* 小平市平櫛田中彫刻美術館(小平市)
* 八王子市夢美術館(八王子市)
* 東京富士美術館(八王子市)
* 青梅市立美術館・青梅市立小島善太郎美術館(青梅市)
* 玉堂美術館(青梅市)

この中で行けなかったのは小島善太郎美術館と玉堂美術館。
どっちも青梅市にあって、うちからだとかなり時間がかかるのだ。

P1050117

10館制覇だから福袋がもらえるはず。
が、集める大変さから言ったらとても割りが会わない。
多摩の美術館は一つ一つがあまりに遠すぎるのだ。

交通費がかかる上に一つ一つの入館料まできちんと払ってクリアするのはかなり難しいだろう。
最終日に行ったどこの美術館もシールがごっそり残っていた。
例えばぐるっとパスを持っているとか特別な条件がないととても参加する気にならないだろうと思う。

最終日に行った美術館の人も「シールを希望している人が来た」というのでとても美術館の人同士でほっとしたりしてたけど、ほとんど参加者がいなかったんじゃないかという気がする。

「作りました。参加してください」という感じ?

おそらくシールほしさにまわったのはごく僅かじゃないかなぁ・・・
他の美術館に行こうと言うにはちょっと弱い感じがする。
(ちょっと足を延ばすだけで行けるような近さならそれでいいんだけど)

せめて、美術館の割引が付いているとか、あるいはこのカードを見せるとなにかもらえるとか、・・
強い動機付けがないと今のままでは参加者は増えない気がする。
あぁ・・・第2回はないのかもしれない。
残念!!


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2010.12.23

はけの森美術館

「はけってなんだ?」

たまわーるラリー、Cosがまわった最後の美術館がここ。
最終日の午後・・場所がよくわからなくて、しばらく探して、やっと4時近くになってたどり着いた。
はけとは崖になっている国分寺崖線のことなのだそうだが、なぜ「はけ」と呼ぶのかはよくわからなかった。

正しくは「中村研一記念 小金井市立はけの森美術館」なのだそうだ。

森の中にあるこれも小さな美術館。裏にはけの森をしょった静かな場所。
美術館に行くよりも裏手の森の散策をしたかったところなのだが、今日はたまわーるラリー。
ちょうどこのときには企画展「笹岡了一 抽象と具象の狭間で 」をやっていた。
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特別展ということで入場料は500円。
金額的には夢美術館のゲゲゲと同じ金額、町田市立国際版画美術館も300円か500円。
内容が悪いわけではないけれど、それだけの価値があるかどうかは疑問。

もちろん、笹岡了一が好きならば500円が1000円でも構わないわけだけど、フラっと訪れた美術館でこの内容でこの金額?

たぶん、たまわーるラリーであちこち順番に回って、ぐるっとパスでただになったり、金額が安かったり、金額的には安くなくても圧倒的な量と質だったりしたこともあって余計そう感じるのかもしれないけれど、500円の価値はないなぁ・・・

笹岡了一自体はそれなりに面白い絵もあったのだが、点数が少ないし、ただ並べてあるだけの展示。
いいと思うものもなかったわけじゃないけれど・・・
う~~ん、これではなぁ・・・・

2階には中村研一の絵などの展示。

外に出て時間があればはけの森の散歩をしたかったのだけど、そろそろ夕方になり始めていて、ここはうちからは結構遠いので今回は断念。
もし又来ることがあれば散歩を優先しよう。

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小平市平櫛田中美術館

日本の彫刻はめったに見ないCosなので、平櫛田中美術館は初めて。

一橋大学の裏手の住宅街の中にある小さな美術館。
たまわーるラリーの最終日の午後おじゃましてきた。
中の受付の方もとても気持ちのいい方だったし、美術館自体も(好きな分野ではないのに)たのしく見ることができた。

たぶん、知らなかったのはCosだけじゃないかと思うのだけど、芸大の庭にある岡倉天心像を作った人。
それを知った途端に急に親しみが湧いてきた∥^o^∥

歌舞伎の鏡獅子を描いた「鏡獅子」は生き生きとした動きを見せていて惚れ惚れする。

となりには住居も公開されていた。
他は余り見なかったのだけれど、日本住宅のアトリエ・・・他の部屋よりは多少天井が高いけれど、この天井の高さであの彫刻を作ったのかと考えると天井がひくすぎるような気がした。
この部屋でまず蝋を使って形を作り、そこから鋳造する・・・鋳造はここではできないよなぁ・・・
なんて思いながら・・・

もう少しじっくりと見たかったのだけど時間が心配で心残りはあったけれど次へ。

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2010.12.22

東京富士美術館

結構いい作品を持っていると知っていても、交通の便が悪いことと宗教団体が母体であることからなんとなく躊躇して今まで行ったことがなかった東京富士美術館。

そこにある絵は仏教がというわけではないのだから、気楽に行けばいいのだけれど・・・
今回はたまわーるラリーのおかげで初めて行ってみることができた。

いやぁ・・・さすがにお金持ち。
建物もすごいし、中身もすごい。
さらには特定の作品以外は写真をとっても構わないというCosにとってはとても嬉しい美術館。

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何しろ、企画が2つもあってその量が半端じゃない
この「近代絵画」は収蔵品展なのだ。
さすがに名のある作家のものはひと通りある。
自分のところの小学校や中学校の授業で使うことができるのだ。詳しくは知らないけれど、創価学園の生徒学生なら多分安く見ることができるなんていうこともあるのかもしれない。
うらやましい限りだ。

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広々とした館内、大きさだけから言ったら日本のトップクラスの美術館に引けを取らないかもしれない。
Cosが行った時には日曜日だったにもかかわらず人も殆どいなかったので、人気のない館内の写真を取ることもできた。

絵の良し悪しはCosにはよくわからないけれど・・・

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今回気に入った一枚。レノルズの作品
少女の表情がなんともいえずに好き。

Cosの好きな作家の作品もたくさんあったけれど、風景画が好きなコローのこの「もの思い」という作品

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もう一枚コローの人物画はあったんだけど・・・・
じっくりと鑑賞してきてしまった・・・一度立ち去ってからもう一度戻ってきたりして・・・∥^o^∥
写真ではその良さは伝わらないだろうけれど、頭の上の白い部分が不思議と人を引きつける。
あれがなかったら作品の良さがかなり失われてしまうんじゃないかと思える。

「もの思い」・・・実際に絵を見ると確かにそう感じる。
戸外だろうか、何を手に持っているのだろうか、何を考えているのだろうか・・・・

風景画にももちろんいいものがたくさんあった。

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ピサロのこの絵は好き。見ているとどこかゆったりとしてくる。
(斜めにとらないとガラスに光が反射してしまうのが残念)

この他にも写真を取ることができなかったけれど、デュフォーとかマックス・エルンストとか・・・比較的最近の作品も幾つもあって、あっという間に時間がたってしまった∥^o^∥

今回の企画「印象派の女性たち」からも
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しかもこれ以外に日本絵画などもあるのである・・・

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最後の浮世絵のコーナーは量がすごかったけれど、ほとんどが見たことのあるものなのでほっとしてざっと見ただけで済ませてしまった∥^o^∥

最期まで見終わるとそこには大きなロビースペースに出て、「出口」と看板があるけれど、今日はそっちにはいけないようになっている。
大勢の団体客が来たときには入り口からいれてここから出すという一方通行のルートを作るんだろうな。
「団体様歓迎」の美術館なのだ。

まあ、Cosは入口まで戻ってそこから出たわけなんだけど、800円という金額がとても安く思えた質と量だった。

実際にはうちからは車ならそんなに遠くないのでふらっと立ち寄るのに向いているかもしれない。
ひとりの静かな時間を楽しみたい時にはいいかな・・・団体がいなければ・・・

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夢美術館ゲゲゲッ?

もちろん、たまわーるラリーに参加している八王子夢美術館はCosのお気に入りの美術館の一つ。

八王子の駅から歩くにはちょっと距離があるくせに繁華街にあるから駐車場は有料だし、ビルのワンフロアの半分を使っている美術館だから天井は低いし・・・

でも内容はとても良く頑張っている美術館。
都心での美術館と視点をちょっと変えて、万人うけするのではなく、ある意味で偏った展示をしている。
関心のないときには全く関心がないし、ついでに行ってみようと思うようなところではないのだが、「行きたい」となると何がなんでも・・・それも一度では済まなかったりする(ムットーニさんのからくり箱だな)なんていうこともある。

今回の「水木しげるの世界 ゲゲゲの展覧会」はどちらなのか難しいところ。
Cosもご多分にもれず漫画は好きだし、鬼太郎も目玉の親父も大好きなのだが、「シール集め」がなかったら行かなかったかもしれない。
(ぐるっとパスは使えるけれど、駐車場は有料だからなぁ)
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原画の展示、妖怪の解説・・・あぁ・・・こんなのはわざわざ観に行かなくてもいいってわかってるんだけど、それでも一枚一枚じっくりと見て、じっくりと解説を読んで・・・
去年見た百鬼夜行の絵巻物を思い出してしまったり・・・
妖怪の古典の本を読んでみたくなったり・・・・

懐かしい妖怪を見るとつい嬉しくなってニコニコしちゃったり・・・

今回は「ガロ」もたくさん展示されていた。ショーケースの中に入っているのを取り出してどれほど読みたかったことか・・・
まだまだ著作権はあるけれど、デジタルデータにしてみることができるようになっているといいのになぁ・・・
読めるところを全部読んで、ちょっと欲求不満・・・
実際には読めるようになっていたところで全部を読めるはずもないんだけど・・・

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不思議なことに日曜日なのに美術館はガラガラ(ここにも誰もいなかったからCosが写真をとれたわけ)。
こんなにすいていていいんだろうか?


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2010.12.21

バルビゾンからの贈り物

行ったのは11月なのでずいぶん前なのだが、ここも「たまわーるラリー」なので・・・・

バルビゾンからの贈り物~至高なる風景の輝き
だいたい、人物画よりも風景画のほうが好きなCosが見逃すはずはないのだ。
10月から11月にかけては結構忙しくて観に行く時間をとるのが大変だったのだが、嬉しいことにチケットを分けていただいて大喜びで行ってきたのだ。

なぜ「贈り物」なのか・・・会場に行ってみて初めてわかったのだが、影響を受けた日本人画家と向こうの人が描いた絵が同じところに並んでいるのだ。

本当はもっと深遠な理由があったのだろうと思うけれど、忙しさからそうした理由を調べる余裕もなかった。
しかも、「うわぁ!すごい」というほどの絵は(たぶん)なかったのだろうけれど、風景画の持つ優しさが会場を包んでいた。

ちょうど見に行った時期はCosが心身ともに疲れていた時で、その優しさ、穏やかさが「救いだなぁ」と感じさせてくれた。
(このころは見るのが精一杯で、書く余裕もなかったのだ)

たくさんのバルビゾン派美術館の作品はやはり日本人が描くのとはどこか空気が違うようにも感じたし、それはまた、当時の日本人画家たちが持っていたあこがれだろうし、日常からの離脱を求めているCosにとっての優しさだったのかもしれない・・・

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三鷹市民ギャラリー

たまわーるラリーで行ってきた三鷹市民ギャラりー。

ここは結構好きでなんども来たことがあるのだが、今回の展示は「三鷹ゆかりの文学者達」なのである。
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シール欲しさでなければきっと来なかっただろう。
別に文学が嫌いというわけじゃないしどちらかというと本を読むのは好きだけど、
「この人は三鷹に住んでいました」とか「三鷹の生まれです、こんなのかいてます」なんていうのをわざわざ見に行く気にはなれない。
しかも「手書きの生原稿」と言われても全く感動しないのである。
(それを言うなら絵のないむかしの文章を書いた物を見ても全く感動しないのだ)

たぶん、シール集めのたまわーるラリーであっても、ぐるっとパスがなければ行かなかったかもしれない。
ぐるっとパスがあるので(東京のいくつもの美術館の入場券割引券が一冊になっているので便利なのだ)まわったけれど、もしそうでなければシール集めをしようとも思わなかったかもしれない。

三鷹市民ギャラリーはぐるっとパスに入場券が付いているので「ちょっとだけ見ればいいさ」と気楽な気分で見てくることができた。

なんといっても三鷹の第一人者は太宰治。
彼の作品のど事ない暗さは三鷹という土地にはふさわしくない気もするけれど、この地で死を選んだ彼はどんなふうに感じていたんだろう??

そして理想に燃えた武者小路実篤。
彼のような生き方が三鷹にふさわしいのかも。

なんて思いながら見て歩いているうちにあっという間に時間がたってしまった∥^o^∥

最後のコーナーにICUゆかりの文学者の話が出ていた。
日本なのに異国の地という印象のある学校である。
Cosが高校生の頃でさえ、英語ができなければ絶対に入れないと言われていた学校・・・
最近でこそひょんなことからこの学校を出た人たちとの交流があるけれど、それまではまるで別世界と思っていた学校。

はられたパネルを見ながら・・・やっぱり空気が違うのかもしれないな。

それにしても三鷹にはほかに学校はないのか?

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2010.12.20

吉祥寺美術館

たまわーるラリーの一環としていってきた武蔵野市立吉祥寺美術館

以前、草間彌生展をやっていてその時にはすごく行きたかったけれど、「吉祥寺まで行く」それだけの時間が取れなくて行きそこねてしまったので今回が初めて。

最近の駅の近くの美術館の例にもれず、以前は伊勢丹の上にあったのだが・・・伊勢丹が亡くなった今どうなったんだろうと素朴な不安を感じたけれど幸いなことに元通りのビルにあった。

ただ・・・下の階がキディランドというガシャガシャしたうるささを通り抜けると美術館というのはなんとなく違和感がある。

吉祥寺美術館では「未来へつなぐ花鳥画---過去16回の松伯美術館花鳥画公募展を振り返る---」展。
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展示室自体は広くないが、どの絵もきれいだったし、この柳沢優子の作品も良かった。

他にもいい作品はあったけれど・・・ほんとうにいいなと思ったのは常設展の浜口陽三記念室。
「うつろう時間」というテーマが良かったのかもしれないけれど、静かなメゾチント、カラーメゾチントの世界が拡がっている。
なんといってもこの美術館の入館料の100円はここにある版画を見るだけでも十分お釣りが来るくらい。
他に何もなくても吉祥寺に行ったときちょっと寄ってみるのにもいいかもしれない。

次回の
『100かいだてのいえ』のひみつ 岩井俊雄が子どもたちと作る絵本と遊びの世界展
会期 2010年12月23日(木・祝)~2011年2月20日(日)
開館時間 10:00~19:30
休館日 12月28日(火)~1月4日(火)、1月26日(水)
入館料 100円 (小学生以下・65歳以上・障がい者は無料)
主催 武蔵野市立吉祥寺美術館
協力 (株)偕成社、(株)紀伊國屋書店、東京都井の頭自然文化園

はCosの好きな井の頭動物園とのコラボ企画だとか。
楽しそうだなぁ・・・時間があればよってみたい。

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唐招提寺 金堂壮厳展

多摩美術大学美術館で2011年1月30日まで。

このところ「たまわーるシールラリー」があったので、多摩の美術館をあちこち見て歩いたのだけれど、これはそうじゃなくても見に行ったはず。

唐招提寺の金堂の修理の中でわかった金堂の装飾がどんなだったのかを推測したもの。
汚いカビが生えたような木片(にしては大きいかな?)からかつての鮮やかな色を浮かび上がらせたのだ。
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かつてはこんな鮮やかな色をしているというのは前にも見たり聞いたりしたことがあるけれど、それをどうやって蘇らせたのかの一片を見ることができる。

絵がかろうじて残っている木の上に紙を載せて確認しながら写し取っていく。
線だけが描かれたものに(もう一枚別の紙にということだと思うけど)色を載せていく。
そこにある含量を調べてどんな色だったかを推測しながら・・・
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これなんかは元の絵がかなり分かるけれど、実際に展示されている木をCosなんか見ても「絵が書かれている気がする」程度だったりするからよく見分けたものだと感心する。

一筆一筆写しとるのはやはり人の手。
その後の復元図はCGを使ったりもしているのだけれど、本質的な部分は人間。

今の枯れた雰囲気のお寺からは想像もできないほど鮮やかな色が蘇っていて、全体がこんなふうになっていたらどうだったんだろう・・・と1250年前に想いを馳せる。
これだけの時間の流れの中に失われたものも多いけれど、失われたように見えていても技術の力で蘇らせることができる・・・
これを描いた当時の人もすごいけれど、蘇らせた人(コンピュータは使っているけれど、本質的には人の力なんだから)もすごい・・・

今回はあまり時間がなくてじっくりと見なかった部分もあるからもう一度時間をとって見に行きたいな。

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2010.12.12

ハイデルベルクのクリスマスパーティ

忙しい、忙しいと言いながらも(ほんとうに忙しいのだが)
「行きませんか?」とお誘いを受けていってきたのがドイツ系のクリスマスパーティ。

「パーチィ」なんていうものにはとんと縁のないCosだけど、「ドイツ風」と言うというところに惹かれてついふらふらと・・・
「行く!」・・・

が、本当に忙しかったので、会場につくまでは「こんなに忙しい時に来なくてもいいのになぁ」・・・
と思っていたけれど、やっぱり「パーティ」だけあって楽しかったし、おいしかった。
ワインも白が3種類。ビールもドイツのビール。
暖かくしてクローブやフルーツの入ったグリューワインもとても美味しかったし、北川さくらさんのヨーデルも楽しかった。ヨーデルは裏声で歌うから・・・どうやって声を出すんだろう??

何人もの知り合いの人達と久しぶりにあったからかもしれないけど、とても楽しかった。

が、会場にはドイツ人もたくさんいて、ドイツ語で話しかけられたらどうしよう・・・状態。
一生懸命に忘れたドイツ語で作文をして「Ich spreche Deuch,nicht got.」(スペルもきっと間違っているに違いない)と答えようと思っていたのだがあっているのかなぁ(爆)

結局ドイツ語はヒトコトも話さなかったけど、ドイツのビールとソーセージ・・・
ドイツに行くのもいいなぁ・・・などと思い始めたのは事実∥^o^∥


当然ドイツ人もたくさんいて、話しかけらたらどうしよう・・・

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2010.12.05

二つの円

こんなことをしている余裕はまるっきりないはずなのに・・・・
もうすぐ期末試験なのに、明日は老人ホームに行くから今夜のうちに少しでも仕事をしておかなきゃいけないのに・・
小石川植物園にも行きたいのに、こんなモノを作ったらその余裕がなくなるのは分かっているのに・・・・

でも作りたかったのさ。

20101201anime

動かなかったらクリックしてください。


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