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2010.11.07

ズービン・メータ指揮イスラエルフィル

つい先日バレエを見てきたばかりなのだが,今日はまたコンサートを聞いてきた.
値段も高いし,ストラビンスキーの春の祭典はバレエの時にも聞いたのでどうしようかとちょっと躊躇したのだが,音楽は音楽できっちり聞きたかったので,ちょっともったいなかったけれど,チケットをお願いした.

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結果から言うと,行ってよかった.
去年なんども聞いた東京フィルとは音からして違うのだ.
一つ一つの楽器の音,特に管楽器の音がずっと豊かな感じがする.
色々なテーマを奏でるオーボエはひとりの人がソロを吹いているのに,同じ学期から出ている音とは思えないほどに表情豊かだし,フルートの音は今まで聞いてきたものよりもずっと丸い.
ティンパニはカッコいいし・・・

がそれ以上にすごいと思ったのはピアニッシモの演奏.
音は確かに小さいのかもしれないけれど,しっかりと響いていて一つひとつの音が細いけれど明瞭に響いている.
ピアニッシモだから当然音は小さいのだろうけれど,「小さい音」という感じはしない.
どうやったらこんなふうに音が出せるんだろう???

曲自体も、つい先日のバレエと同じ曲なのに、「どこが」ということはうまく説明できないのだが,その表情がすごく豊かな感じがする。

そしてマーラーの巨人。これがCosのお目当てだったんだけど,とてもたのしくて,揺れ動いている心を音で表現しているかのような感じ.
よく聞くと何を考えているのかが見えてきそう.

やはりいいものはいいなぁ・・・
もう聞くチャンスはないかもしれないけれど,こんな演奏もあるんだということを知っただけでもとてもしあわせ.

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2010.11.04

ゴッホ展

今日のニュースで入場者数が20万人を突破したというゴッホ展.
ゴッホは決して嫌いではないが、ラッシュの雑踏の中で見たいとは思わなかったので、みないままにおわるはずだったのだが・・・・

先日の台風、当初は府中美術館に良く予定だったのが、台風が来るとなれば美術館も人が少なくなるから来れはチャンス!!
というわけでゴッホ展を見に行ってきた.

当初の予定では貸切状態とまでは行かなくてもがらがらのはずだったのだが、行ってみてびっくり、結構な人がいるではないか.
どの絵もちょっと待てば最前列から見られるという状態だから大した混雑ではなかったのだが、それでも会場には若い人が大勢.
さすがに「台風の時に出かけるものではない」という常識のある年配の人は少なかったなぁ・・・
(注 Cosには常識がないからそういう常識は無視できるのだ\∥^O^∥/ )

で、混雑にもかかわらず、ゴッホを見てきたのだが、最初のうちはどうしてCosがゴッホを好きになれないのかさっぱりわからなかった.
どれもこれもなかなかいいのだ.

人物画はすきじゃないけど、
防水帽をかぶったあごひげの漁師なんかいい感じだし、指紋が見つかったというセーヌの岸辺なんかもとてもいい。

なぜか何点か「じゃがいも」の出てくるのがあるんだけれど、それはそれでなかなか気に入っている.

そして、あのゴッホの自画像・・・写真で見たときにはそんなにいいと思わなかったけれど、
実物を見るとやっぱりいいなぁ・・・・

ところが、最後のコーナーである療養院にはいってしまったゴッホの絵はCosに刃を突きつける.
療養院の木々を描いているだけなのに、庭を描いているだけなのに、その絵を見ていると出口のない何かが見えてくる.
1枚だけでは気づかなかったかもしれないけれど、こう何枚もあると見えてきてしまうのかもしれない.

そのなにかがこすはこわいから好きになれないんだろうなぁ・・・

海の方を進んだ台風はCosのうちの方にはなんの被害をもたらさず、CosはCosでゴッホが好きになれなり理由に納得してどっちも満足.

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奇跡の競演

ひょんな事でズービン・メータ指揮イスラエルフィル+モーリス・ベジャールバレエ団+東京バレエ団の奇跡の響演を見てくることができた.

もともとバレエなんていう華やかな世界にはほとんど関心のないCosなのだが、さすがにベジャールの名前は(名前だけだけど)知っていたし、ズービン・メータも一度は聞いてみたいところだったから思わず「行く!!」

最初は東京バレエ団の「ペトルーシュカ」
Cosの予想通りのバレエできれいだった.
金額的には問題があるけれど、バレエというのも実際に見てみるとなかなかいいなぁ・・・
音楽もいいし・・・さすがはズービン・メータ。

二つめのベジャールの「愛が私に語りかけるもの」・・・・
これがバレエ?
確かにバレエの動きなんだけど、それ以外にヨガのたくさんのポーズがあったり、男女の違いを超えた肉体の美しさを演じきっている感じの踊り.
この踊り(なんだけどリンク先が韓国語でなんと書いてあるかわからないのが不安・・Youtubeで見つけられなかったんだ・・・)

そして東京バレエ団との合同で演じられた「春の祭典」もすごかった(としかいいようがない)
たぶん、テレビでは見たことがあるんじゃないかと思うけれど、実際に見てみるとやっぱり伝わってくるものがまるっきり違う.
Youtubeを見るとその時の感動が蘇ってくるのがうれしい。

一緒に行った母は「生きているうちにこんなものが見られて感動した」と大喜び.
たぶん、もうこれを見るチャンスもお金もないだろうけれど、何者にも代えがたい貴重な体験をしてきた.

あぁ・・・音楽については・・・・あぁ・・・それどころじゃなかったのだ∥^o^∥

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2010.11.02

イタリア古寺巡礼

イタリア+古寺なんていうと即座に結びつくのが(時代は違うけれど)池上先生。
何度か鑑賞会に参加して、イタリアの宗教美術、あるいは寺院に親しい物を感じているCosとしては「わかりやすく」違った切り口で出会えることを楽しみに

の出版記念パーティがあるというのでちょっと頑張って参加してきた.
このところこうした文化的な刺激を受けずにいるから知っている方、知らない方に出会えたり、いろいろな話を聞いてきて、とても豊かな気分になって帰ってくることができた.(ありがとうTakさん)

特別に金沢さんの本の写真の中に出てくる「クネーベル」という肉団子もあって、
「この時代にトマトソースはあったのか??」という話題でテーブルが盛り上がったり・・
こういう席に来ると、イタリア美術をもっと知りたくなってくるなぁ・・・

イタリア古寺・・・ルネサンスよりも前の時代のイタリアの寺院の美術.
漆喰の上に書かれた絵は運んでくることができないからその地に行ってみるしかない.
が、そこには四角四面の宗教画ではなく、どこかひょうきんな絵柄で笑ってしまうものも少なくない(もしかしたら金沢さんが取り上げたものがそういうものが多いというだけかもしれないけれど)
そうしたいろいろな絵や建築、さらに歴史を紐解いてくれるのがこの本.

写真が沢山ある一つ一つのテーマの記事は短いからさっと読める上に、どこかしら突っ込みどころが紹介されていて、「さっきみた絵をもう一度」見直しながら読んでいるといつの間にか口元が緩んでいる.

キリストの降誕の絵柄の中に乳母がくねーべるという肉団子をつまみ食い(?)していたり、ぶらんこ乗り(実際には聖書の話らしいけど)のあっけらかんとしたいい加減さ・・・なんといってもロープを掴んでないから、間違いなく落ちるはず・・・・だったり。

写真を眺めて読んでいるとCosもイタリアをほっつき歩きたくなる・・・あちこちのお寺に行っていろんな絵を見てくると面白いだろうなぁ・・・


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