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2010.07.25

マネとモダンパリ展

7月に入ってからひいた風邪がまだ抜けていない。
とは言ってもかなり良くなってきて、出歩けるようになってきた。

となると当然時間を何とかして見つけて・・・・
まずは三菱一号館美術館へ。

出かけていったのは平日の午後にもかかわらず、30分待ちだと∥>_<∥
他にも行きたいところはあったので一瞬後回しにしようかと躊躇したけれど、
「夕方から夜にかけては先週はもっと混みました」と係員が他の人に説明しているのを聞いて、待つことに。
(帰りに見たら行列はもっと伸びていたから先に見て正解\∥^O^∥/ )

基本的に運んだ美術館は好きではないのだけれど、会期末まで来ることができなかったのだから仕方が無い。

しかし、板張りの床は靴の音が響く。
人の多さは我慢するとしてもこの靴の音は苦手。

そんなこともあって今ひとつじっくり見る余裕がなかったような気がする。

そんな中で印象に残ったのがまず写真。
当時のパリの姿をそのままに映し出していると思うと、急にフランス革命やマネの時代が今に近づいてきたような気がする。

そして、混んだ中でそそくさと見ていたはずなのに立ち止まってじっくりと見たのが
201007_

死せる闘牛士。ことさらに背景の中から浮きだして見えて、その死が強調されている感じ。
一歩距離をおいてみることを強いられているような感じもある。
「死」をことさらに強調しているわけではないと思うのだが、死んでいることを感覚的に納得してしまう。

そしてなんといってもこの表情を見たいがために行ったような気もする
「すみれの花束を持つベルト・モリゾ」
01gomi01
印象派の女性画家であったベルト・モリゾ、女性が絵をかくことに対して厳しかった時代に強い意志をもったベルト・モリゾの想いがこちらにまで伝わってくるような気がする。

今回は何枚かの彼女の肖像画が出ているけれど、どれをとっても、彼女の思いの強さが伝わってくる。
それを支持したマネ、実際には恋人ではなかったというらしいけれど恋人だったとしても不思議はない。
彼女のキリッとした表情にはこれから立ち向かっていく覚悟も見えている。

たぶんその覚悟がCosにも必要なのかな。

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コメント

私も闘牛士が好きだったなぁ。ってか一番の楽しみでしたからまだ片足松葉の時に行ったのでした。
ベルトモリゾ 同じ部屋の中にずいぶんおばあさんになったような横顔のベルトモリゾが居たでしょ? 対照的で面白かった

投稿: コトリのぴかちゃん  | 2010.07.25 00:46

私が行った時は、ガラガラだったので靴音も何かよかった。
非日常の空間を歩いているようなそんな感じでした。

美術館は自分を取り戻せるような時間で好きです。
中庭もお洒落でしたね。

投稿: crea | 2010.07.25 07:22

>コトリのぴかちゃん

さすがぴかちゃん、いいものはよく知っているなぁ・・・
おばあさんになったようなモリゾ・・・Cosは疲れているなぁと思ったんだけど・・・

Cosは何人ものモリゾに頑張る元気をもらったような気がしました.

>creaさん

当初の予定ではCosも人の少ない時に行くはずだったのですが・・・脳梗塞(Cosがなったわけじゃないけど)と風邪(まだ抜けきってない)に行く手を阻まれて会期末になってしまったのです・・・

あの空間は人が少なければ靴音も風情がありそう.

投稿: Cos | 2010.07.25 21:04

Cosさん復活かな!夏は瀬戸内トリエンナーレもありますね、行かれるのかな?三菱一号館、blogいろいろ拝見すると美術館としては批判されてますね、いろいろと。展示も展示リストと順番があわないとか。僕は村治さんの音声ガイドが聞けたのでよしとします。blog更新期待しています。

投稿: oki | 2010.07.25 23:46

復活したいです!!

と言っても書く余裕がなかっただけで都内のあちこちには駆け足で行ってきたりはしていたんですけれど・・・チャンと見てないと書けないものですねぇ

三菱一号館はガラガラだったら風情のあるいい場所のような気がします.(実際には今までに2回行って2回とも人が多かったのでわかりませんが・・・)

瀬戸内トリエンナーレ・・・実はまだ「これは絶対に見たい」と思うほどのものがなくて・・・行くとしたら秋になるかな?

投稿: Cos | 2010.07.26 00:07

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