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2010.07.31

円の面積覚えてるよね

こういうニュースを見るとそんなの当たり前じゃないかと思う.

リンク: asahi.com(朝日新聞社):円の面積やっぱり苦手 3年後も同じミス 全国学力調査 - 社会.

 文部科学省は30日、4月に小6と中3を対象に3割の抽出式で実施した全国学力調査の結果を公表した。4回目となる今年は中3生に対し、初回の07年に小6で受けた問題と類似する問題を「比較問題」として初めて出題。3年間でどれだけ理解が進んだかを調べたが、円の面積がからむ問題でつまずく割合が3年前の小6の時より増えるなど、依然として課題が解決していない様子が確認された。

小学校で円の面積を習ったあと,いったいどこでそれをもう一度習うというのだろう??
授業で円が出てきても,「小学校で習ったよね」と言って公式を確認して終わりじゃないんだろうか?
週3時間しかない授業、へたをすると前回の授業すら覚えていないのに、前回の復習にすらかける時間は殆ど無いのに小学校で習ったことをもう一度復讐する余裕なんかあると思っているんだろうか?

出来る生徒が減っていて当たり前.
課題が解決していないのではなく,時間が足りなさすぎ.
「教えることになっている」ことを教えるだけで手一杯だろうなぁ・・
その中で復讐する余裕のある(力のある)生徒はきちんと復習して身につけていくけれど,もともと余裕のない生徒が円の公式も覚えきれていないのだから・・・

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2010.07.28

君もアルジャーノン?

実際には元々が天才ネズミだから,アルジャーノンのように薬物によって天才にさせられて再び元に戻り,さらに魯鈍になっていくのとは違うけれど、アルジャーノンの姿がかぶってくる。

asahi.com(朝日新聞社):ほぼノーミス「天才ラット」誕生 東海大、30年かけ - サイエンス.

 賢いラットを実験で選び出し、95世代かけ合わせて、「天才ラット」を誕生させた。東海大学が30年がかりで育てた。普通のラットは学習能力の実験で360回中、多い時は8割以上失敗するが、「天才」はほぼノーミス。殺虫剤や農薬など化学物質が学習能力に与える影響などを調べる実験に役立ちそうだ。

「天才」の子供たちは生まれる前に薬物を与えられて,天才がどうなるのかを見るのだという.

普通のラットは1匹ごとに知能の差が大きく、数十~数百匹で実験しないと影響が分からない。一方、「天才」は学習能力に悪影響があれば、失敗がはっきり増えるので、少ない数で影響が分かるという。

実験のために天才にさせられて、実験に使われていく.
Cosが動物をすきだからだろう.どうしても気にかかる.

新薬が動物実験もなしに人間に使われると聞けばとても不安なくせに.

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認知症の頭の中

元々はとても活発な人で,次から次へとモノを考え行動する人だったのに,認知症になったら何もせずにぼぉーと過ごしている時間が長くなった.

Cosが会いに行くと何もせずに車椅子に座ったまま。
顔を見るととても喜んで生き生きとしてくるけれど,それまでは一体何を考えているんだろう?

何もしない,何も考えない時間?
Cosには理解ができない時間だ・・・・
脳細胞が萎縮してくるという認知症,頭の中は一体どうなっているんだろう?

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2010.07.27

印象派はお好きですか?

ブリジストン美術館で2010年7月25日まで展示されていた
「印象派はお好きですか?」

何度となく通っているブリジストン美術館だからほとんどがよく知っている絵.
モネ,コロー、シスレー・・・・
いつものメンバーが出迎えてくれる心地良さ.
特別なものの展示がないからか,会期末になってしまってもさほど混んでいないのでゆっくりと楽しむことができた.
そして新たに出迎えてくれたのがロートレックの「サーカスの舞台裏」これもまた次に行ったときには心あたたかく出迎えてくれるのかな?
(Cosの好きなタイプの絵じゃなかったけど・・・)

見たことのない作品を楽しむのももちろんいいけれど,知っている作品をのんびり見るのも楽しみ.

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2010.07.25

森毅さん

先日,ずっと前の卒業生にあった.
「先生,覚えてる?先生のおかげで数学が好きになって今でも好きだよ」なんて言ってもらえて\∥^O^∥/
だったけれど,そのころも今も数学の楽しさを伝えたいと思い続けている.
それが思うように伝わっているかどうかということになるとかなり疑問だけど,数学ってきれいだったり楽しかったりもするんだということだけはわかって欲しい.

Cosがそう思い始めたのはたぶん大学生の頃.
もともと数学が好きだし,ストイックに一つのことを突き詰めて考えていくのも好きだから数学科の中で数学に対する真摯な・・・とても真面目な取り組み方ももちろん好きだけれど,真面目にコツコツと数学だけをやっているのはどこか違うような気がしていた.

そんな時に出会ったのが森毅。
もちろん彼一人のおかげというつもりはないし,数教協との出会いも大きかったし,サマーヒルとの出会いも忘れてはならないけれど,もっと気楽に数学と付き合っていこうよというメッセージを彼の本から受けたのだ.

コツコツと真面目に勉強するのももちろん大事だけど,それをちょっと違う視点からも見てみようよ。
ほら、数学ってこんなに楽しいんだ.

Cosにできることはその楽しさを伝えていくことかもしれないなぁ・・・・

asahi.com(朝日新聞社):数学者で京都大名誉教授の森毅さん死去 独特な社会評論 - おくやみ・訃報.

数学者で時事問題にも鋭い視点で論評し、「よろず評論家」として活躍した京都大名誉教授の森毅(もり・つよし)さんが24日、敗血症性ショックのため大阪府内の病院で死去した。

ご冥福をお祈りしますm∥_ _∥m

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マネとモダンパリ展

7月に入ってからひいた風邪がまだ抜けていない。
とは言ってもかなり良くなってきて、出歩けるようになってきた。

となると当然時間を何とかして見つけて・・・・
まずは三菱一号館美術館へ。

出かけていったのは平日の午後にもかかわらず、30分待ちだと∥>_<∥
他にも行きたいところはあったので一瞬後回しにしようかと躊躇したけれど、
「夕方から夜にかけては先週はもっと混みました」と係員が他の人に説明しているのを聞いて、待つことに。
(帰りに見たら行列はもっと伸びていたから先に見て正解\∥^O^∥/ )

基本的に運んだ美術館は好きではないのだけれど、会期末まで来ることができなかったのだから仕方が無い。

しかし、板張りの床は靴の音が響く。
人の多さは我慢するとしてもこの靴の音は苦手。

そんなこともあって今ひとつじっくり見る余裕がなかったような気がする。

そんな中で印象に残ったのがまず写真。
当時のパリの姿をそのままに映し出していると思うと、急にフランス革命やマネの時代が今に近づいてきたような気がする。

そして、混んだ中でそそくさと見ていたはずなのに立ち止まってじっくりと見たのが
201007_

死せる闘牛士。ことさらに背景の中から浮きだして見えて、その死が強調されている感じ。
一歩距離をおいてみることを強いられているような感じもある。
「死」をことさらに強調しているわけではないと思うのだが、死んでいることを感覚的に納得してしまう。

そしてなんといってもこの表情を見たいがために行ったような気もする
「すみれの花束を持つベルト・モリゾ」
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印象派の女性画家であったベルト・モリゾ、女性が絵をかくことに対して厳しかった時代に強い意志をもったベルト・モリゾの想いがこちらにまで伝わってくるような気がする。

今回は何枚かの彼女の肖像画が出ているけれど、どれをとっても、彼女の思いの強さが伝わってくる。
それを支持したマネ、実際には恋人ではなかったというらしいけれど恋人だったとしても不思議はない。
彼女のキリッとした表情にはこれから立ち向かっていく覚悟も見えている。

たぶんその覚悟がCosにも必要なのかな。

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2010.07.03

オーケストラ

映画を見に行く余裕ができたのかどうか自分でもよくわからないけれど,この映画は見る前から関心があったので友達の誘いに応じて見に行ってきた.

そのおかげでやっぱり睡眠時間が短くなったけれど・・_| ̄|●

ブレジネフ時代のソ連。
30年前に天才指揮者として有名になったけれど,党の方針に従わなかったためにホールの掃除夫をしてる主人公が、パリから来た一通のFAXを見ることで話は始まる.

30年前の団員を集めてパリへ行き,ゆかりのある有名なヴァイオリニストとの共演をするという話なのだが・・・

割と話は荒唐無稽.

妻はさくらを集める仕事をしているのだが,一方では結婚式、一方では共産党員の演説、に人を集めるのだ。
そして結婚式に1000人集めたら田舎に別荘を買おうと.

パリに着いた(元)楽団員たちが一斉に仕事を放り出して商売に走るのがユダヤ人を茶化しているのだと気がつくまでにしばらくかかってしまった.他にもCosなんかが気がつかないところが多々あるんだろうけれど・・・

リハーサルもサボり,ぶっつけ本番の楽団員達.
出だしはひどい音だったのに,次第にまとまり音楽が豊かになっていく.
こんなことってありえないようなぁ・・・と思いつつもチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の見事さにはまり込んでいった。

映画の中の満員のホールの人たちも、曲が始まったときには笑っていたのに,終わったときにはそれぞれに舞台に花を投げ入れている.

とそのとたん,「パリの人たちは音楽会に行く時には投げ入れるための花の準備をいつもしているんだろうか?」という疑問がむくむくと湧いてきて・・・・

映画の感想はこれと、チャイコンの見事さだったかも。

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二つのタイムライン

家庭(あるいは遊び)と仕事と・・・二つの生活をごく普通に生きているときには考えもしなかったのだけど,最近介護付き老人ホームに入っている認知症の相手をする生活と、若い元気な人達を相手にする生活を送るようになって,二つの生活の差の大きさを痛感している.

ゆったりとしたリズムで決して焦らず、穏やかな気持で「待つ」時間と
リズミカルなてきぱきとしたスピードで次から次へとやりながら、否応なしにやらせながら「待つ」時間.
どちらもある意味で待つことが基本なんだけど,その差は大きい.

本人はどれほど意識しているのかはわからないけれど,先に希望の少ない生活と、
将来にはたくさんの希望が待っている生活.

その間で翻弄されつづけている今の生活・・・なのかな。

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