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2010.03.30

【定点観測】2010年3月30日

お日様が暖かかったのでもっと咲いていると思ったのだけど、まだ風が冷たいからか殆ど開いていなかった。
しかも普段写真をとっている場所は風が避けられるからか花見(座ると花は見えないんだけど)の一段が選挙していたのでちょっと離れたところから。
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空は真っ青で綺麗だったんだけどなぁ・・・

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蕾の写真はピンぼけになってしまった上に、これしかとらなかったのだ∥>_<∥

でも天気が良かったので離れたところにあるしだれ桜を。
このさくらは普段写真を取っているところよりも花が少し早いので今がちょうど見頃だろうか?
垂れ下がった枝の下のほうまで咲くともっと見事なんだけど、今年は蕾が落ちちゃったのかもしれないな。
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明日は写真を取れないのが残念。
ちょうど咲き始めで一番面白いところなんだけどなぁ・・・


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絵画の庭 大阪国際美術館

関西ではどうしても行ってみたかった美術館の一つ。
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左側の白い建物が科学館,右のパイプでできたようなもの(建物?)が国際美術館。
国際美術館自体は地下にあって、表に出ているのはこのパイプでできた部分だけ。


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エスカレーターを降りていくとそこはゆったりとした美の空間。
陽の光がしっかりと入ってきている奥には彫刻があったりもする。

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ここはミュージアムショップの入り口。
そんなに人も多くなくてゆったりとしたスペース。
此処で待ったりするのもいいだろうけれど・・・当然のごとく,時間に追われているCosは大急ぎで「絵画の庭」へ。

当初の予定では時間が無いから常設展だけを見てあっさり済まそうと思っていたのだが,そうあっさり済ますことができないのは毎度のこと。
今回も「常設がない」とスタートから早速つまずいてしまった∥^o^∥

「絵画の庭---絵画のゼロ年代」は国際美術館全体を使った企画でこの企画展の間は常設がないのだ。
それでも当初は「時間がかかるけど、まあいいか」と言う程度の気分でざっと見るつもりだったのだが、どうしてどうして現代のいい作品ばかりが並んでいるのだ。

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奈良美智のこの絵は広い場所に一枚だけかけてあったのだけど,こうやってプリントされたものを見ているのと違って,実物を見ているだけで奈良ワールドに引き込まれていってしまう。

虚勢をはった気の強さと心細さが見えてくる。それはある意味で子どもの頃のCosであり,今のCosでもある。
そう思うとそれっきり目が離せなくなる。
一体どれぐらい見ていたんだろうか・・・・

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会田誠の作品はこの他に滝つぼに集まるスクール水着の少女たち、彼らしい清純なくせにセクシーと言う女性たちの姿。
ジューサーの少女たちではあまり感じないけれど,かれの清純なくせに・・というのがなかなかいいのだ。

今回「いいなぁ」と思ったのは若いふたりの女性。

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坂本夏子はこんな揺れるシャワー室(?)のタイルの作品。どこがいいのかを表現するのはCosには難しいのだが,この小さい絵からその良さが伝わるだろうか?
心の動きを表しているのか,何を表しているのかはさっぱりわからないけれどとてもいい。(後で行った東京の上野の森美術館VOCA展にも出品されていた)

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中山玲佳の作品。一枚の絵(2枚で1セットだったろうか?)で、左側には黒い図案化されたような(多分)植物の一部。右側にはカラフルな動物の絵が描かれている。
その対比がとても面白かった。

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去年佐倉のカオスモスで見た正木隆。佐倉で見たものの中では孤独さがあまり強く出ていない気もする。

この他にも,いい作品が沢山あって・・・いくら見ても見飽きない感じ。

時間は限られているのにこの場を立ち去りたくない。
となると図録を買って我慢することになるのだが,その図録自体も厚さが3cmぐらいあってかなりおもいのだ。
「この厚さだと3,4千円はするだろうなぁ」と思いながら見てみるとなんと1600円。
思わず衝動買い。しかも(おもいので)家に送ってもらうことにする。


極力図録は買わずに済ます方針なのに・・・・なぁ・・・


図録を送ってもらって時計を見たらもはやほとんど余裕が無い。
今度はいつ来れるんだろうなぁ・・・なんて思いながら大阪駅に向かった。

でも常設を見てないから一度は見たいなぁ・・・


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【定点観測】2010年3月29日

まるで冬が帰ってきたような・・というか真冬の寒さが逆戻りした一日。
あまりの寒さにストーブをつけっぱなし・・・突然の雨になったり・・・場所によっては雪やあられだったところもあるらしい。
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雨が降る前の桜。
27日のものと比べても違いは空の色だけかもしれない。
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同じ木の蕾だけど,なんだか戻ってしまったようにすら見える。
朝には開きかかっている花をつけた気もあったけれど,どうなっただろう??

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【定点観測】2010年3月27日

3月27日のさくら。もう少し色づいたような気もするけれどまだまだ咲きそうもない。
抜けるような空が綺麗だった。
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蕾はずいぶんと膨らんできたけれど,今ひとつかな?
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2010.03.27

南禅寺とインクライン・・・みずととらとさる・・・

ここ何年かずっと気になっていた南禅寺。
「インクラインってなんだ?」・・・状態(笑)
どうやらなにか水路に関係していることだけはわかったんだけど・・

というわけで関西いいくチャンスができた途端に朝一番で京都南禅寺に行くことを決めた∥^o^∥

京都駅から地下鉄に乗って蹴上駅へ。
駅から南禅寺の方に歩いていくとこんなトンネルが・・・
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この上を水が流れているのだろう。

ということでまずはインクラインを見に。(でもインクラインてなんだ?水路か?状態・・・)

インクラインとは・・・琵琶湖の疎水を引くことで水力発電をしてこの坂を上がる鉄道を作ったということらしい
京都の観光案内によれば

京都市観光文化情報システム.

琵琶湖疏水の大津から宇治川に至る20.2キロの舟運ルートの途中、水路落差のある2カ所に敷設した傾斜鉄道。蹴上インクラインは延長581.8メートルで世界最長。伏見インクラインは延長290.8メートル。1890年代(明治23~)に完成、1940年前後(昭和15前後)に休止。蹴上のみ形態保存。

ということなのだそうだ。

と言っても実は実物を見るまではどういうものだかよくわかっていなかったのだが、
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写真でこの激しい水の流れがわかるだろうか?
この激しい水の流れを使って発電した電力で、左側のレールのところを台車を押し上げたのである。
たぶん、Cosは「疎水の流れ」「発電」「傾斜鉄道」の関連性が今ひとつわかっていなかったんじゃないかな。この3つが一つになった途端に「おお!!\∥^O^∥/」となったのである。

この坂道にはレールが残っていて台車も展示してあるのだが、どうも台車の写真がうまく取れていなかった
のだ。P1020732

水路を流れて良く水の激しさ、この写真は真ん中辺りからとったのだけど、この坂道を登ってくる船を載せた台車の姿は当時の技術の華だったんだろうなぁ・・・

かつて、物流が水路を中心として行われていた頃、たぶん、明治の中頃まではまだ水路が一般的な運送機関だったんだろうなぁ・・・

なんていうことを思いながら南禅寺へ。

朝まだ早い時間だったので、あまり人がいなくてとてもいい感じ。
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まずは疎水の水道橋

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この写真の橋の上を今でも水が流れているのだ。
Cosはあまり見たことがないけれど、自然にできた「天井川」なんていうのもあるそうだから、水が上を流れていても不思議はないのかもしれないけれど、・・でもやっぱりなんとなく不思議。


そうこうしているうちに、拝観が始まった途端に奥の方丈の見学へ。
まだ人は中に殆どはいっていないので人の声もせず、静かに座って鐘の音と鳥の声を聞いている人と二人(と言っても一言も話してないんだけど)で静かなひととき。

このすぐあとに人が入ってきて静かなひとときが打ち破られちゃったのが残念だったけれど、まだまだ人は少なくて、部屋の中の襖絵をじっくりと楽しむことができた。

この奥には虎の間があってそこでは探幽筆と伝えられる 《群虎図》を見ることができる。
部屋のなかにはいることができず、外から部屋を覗く感じだけどやはりお寺で見る襖絵はいい。

 当初の予定では南禅寺を9時か9時半までに終わらせて大阪に向かうはずだったのだが、この段階でもう9時15分。

が、金地院に来てみると「特別公開」ということで等伯の猿猴捉月図が見られるというではないか・・・
「たしか等伯のお猿さんは東京で見たような・・・」と思いながらも時間なんぞ、無視して特別公開へ。
これは金額もちょっと張る(1100円)けれど、ガイドをしてくださる方がいて、部屋の中に入ってじっくりと襖絵を鑑賞することができるのだ。

あるがままの姿を一番自然な形で部屋の中で座って絵を見ることができるのだ。
等伯の猿は「東京に出張中」とのことで一匹しかいなかったけれど、絵から50センチのところに座り、30cmの近さからガラスなどもなく心ゆくまで見ることができた。
モフモフとした墨の毛皮。
水に映った月に手を伸ばしている(と思ったけど違ったかも)。
しあわせなひととき。

庭をもう少しじっくり見ることができればよかったのだけど、その頃にはもうすっかり遅くなってしまっていて、橋予定していた大阪の美術館はどこもいけなくなりそうだったので庭はそこそこにして大阪に向かったのだった。


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2010.03.26

【定点観測】まとめて・・・

実のところ写真は何枚か取っているのだが、今ひとつ、Cosがなかなか乗り気になれないのはどうしてだろう?

でもここまでつづけてきたんだから、今年も桜の定点観測。

2010年3月19日
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まだまだ寒くてさくらが咲きそうな気配は全くない。
都心では「そろそろ」という声も聞かれるんだけど・・・

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蕾もまだまだ青い。

2010年3月23日
20日から22日までちょっと出かけていて写真を取れなかったけれど、寒い日が多かったのでさくらのつぼみはまだ開いていない。

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19日の写真と比較すると心なしかピンクがかってるかな?

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夕方だったので写真が暗いけれど、少しピンクが見え始めている。

2010年3月26日。
2日間続いた冷たい雨の翌日。まだ温度は低くて真冬の格好でないととても歩けないほどだけど、さくらは春を感じ始めている。

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次の週末は開花するかどうか微妙だけど、暖かければ間違いなく花見の人たちが大勢くるだろうなぁ・・・
この公園で火を使うのが禁止されてからカセットコンロとおでんは登場しなくなったけれど明日はそんな感じだろうか?

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蕾もすっかり膨らんで・・・お日様と一緒に開くかな?


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2010.03.18

版画に見る印象派

先日、春の暖かい日差しの中を埼玉近代美術館「版画に見る印象派」(2010年3月28日まで)に行ってきました。
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ここでは他で知り合った方に初めてお目にかかることができてとても幸せな時間を過ごすことができました。
こうしたチャンスを与えてくださってありがとうございましたm∥_ _∥m
美術で知り合った方と過ごす時間というのはどなたとあっても不思議に楽しいです。Cosなどはさっぱり詳しくならないけれど、詳しい方に会うのも楽しいし、同じように見るのを楽しんでいるだけの方と「あれがいい」だの「これがいい」だのというのもたのしくて、あっちうまに時間が過ぎてしまいました。

その後で見た「版画に見る印象派」も余韻が残っていたからでしょうか、あるいは知っている絵の版画版が多かったからでしょうか、とても楽しかったです。

版画に力を入ている作家の作った版画と、あまり関心のなかった作家の版画とではやっぱり違います。

コローの「トスカーナの思い出」はいかにもコローらしい静けさに満ちた版画でだったし、
ミレーの「落穂ひろい」は絵の雰囲気がそのままに版画になっていました。

もちろん、ドービニーの版画はいつ見てもいいし・・・・

Cosとしてはゴーギャンの版画もとても良かったと思うけれど・・・

興味深かったのはルノアール。
あまり版画には関心がなかったというそのままに、つい先日ルノアール展で見た同じ絵が版画になっているけれど、あの生き生きとした精気は見えず、単に「同じ絵だな」と感じられるだけのような気がする。
本人が描いたということでは変わらないんだろうけれど、この版画だけでは「たいしたことがないなぁ」と感じていたかもしれない。

たぶん、今のように写真が当たり前の時代と違って、むかしの版画の意味は今と同じではなかっただろうけれど、絵と版画の両方を見るとその人の考え方がわかって面白い。

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2010.03.13

ロッシーニのスターバト・マーテル

2010年3月11日オペラシティコンサートホールで
指揮:アルベルト・ゼッダ
ソプラノ:イアーノ・タマー
メゾソプラノ:松浦 麗
テノール:シー・イージェ
バス:牧野 正人
合唱:新国立劇場合唱団

ロッシーニ/カンタータ「ディドーネの死」
ロッシーニ/教会音楽「スターバト・マーテル」

を聞いてきた。
この前の日曜日に聞いたのと同じメンバーなのだが、曲の深みがずいぶんと違っていたような気がする。

どちらも教会音楽だからすごく派手な部分はなく、歌い上げるという感じの曲。
じっくりと引き込まれるように聞いてきた。

なんといっても一緒に行っていた母が食い入るように聞き入っていたのは珍しいことだ。
どちらかというとCosは声楽曲は苦手なんだけど・・・・母は好きなんだなぁと。

スターバト・マーテルって、こんなに短いのか・・・
一曲が終わるのに1時間もかかったのに・・・


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2010.03.12

逆クレーター

クレーターといえば穴が開いているはずだけど、これは逆に隕石が落ちたところが盛り上がって残っている。

ニュース - 科学&宇宙 - 火星の“逆クレーター”(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト.

 火星のアラビア大陸(Arabia Terra)地域にある、経年変化で凹凸が“裏返し”になったクレーター。地球の南極海に浮かぶ変わった形の円形氷山のようにも見える。

 このような逆さまクレーターは、隕石の衝突によって生まれた盆地が堆積物で埋まり、堆積物の周囲にある物質の侵食が先に進行した場合に形成されると考えられる。

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これができるまでに一体どれほどの時間がかかったのだろう・・・
いん石が落ちて、そこに堆積物がたまり、さらに周囲の物質の侵食が進むには一体どれほどの時間がかかるんだろう・・・

実際にはこの写真のような色ではなく、クレーターの周りは玄武岩や溶岩からなっている(とかいてあるのだと思う)し、白いところはたぶん砂漠なんだろう。

こうした逆クレーターは地球にもあるのだそうだけど、地球の場合には植物が生えたりもして雰囲気がずいぶん違うんじゃないかと思う。

ちょっと(ほんのちょっとだけ)検索してみたけど、Inverted Craterじゃこの火星の話しか出てこなかった・・・∥^o^∥
地球のInverted Craterはどんななんだろう??

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2010.03.08

挑戦する女たち。レンピッカ展

エロチシズムに満ちた女たちの絵という先入観を持ってみてきたレンピッカ展。
Bunkamuraで2010年5月9日まで

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ここで見る女たちは誰もが挑むような挑戦的な女たち。
彼女たちのエロチシズムは男に向けられたものではなく、自分たち自身にあるいは自分たち同士に向けられているようにも見える。

そして、そこに描かれた男たちは女たちの挑戦を受け止めることができずにいるようにも見える。

絵の中で挑戦しているのは女たちだけど、それはまた森羅万象の真理に対する挑戦のようにも見える。他者と迎合することを許さなない、許されない世界にいきている女たち。

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カラーの花束はどんな意味があるんだろう。白で描かれた彼女のもつ白いカラーオレンジ色のストール(?)が白さを引き立てている。

彼女の肉体の強さ美しさがまた何かに挑んでいるようにも見えてくる。

羨ましいなぁ・・・挑戦しつつある人生。

が、ニューヨークに行ったあと、タマラ・レンピッカは挑戦することをやめてしまったように見える。彼女の描く絵はその表情の鋭さを失ってしまうのだ。
もったいないなぁ・・・

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2010.03.07

ぎよーむてる

「ぎよーむ」はウイリアムのこと。

というわけで
★第782回 オーチャード定期演奏会
ロッシーニ「ギョーム・テル」を聞いてきた。
チラシには「ウイリアム・テル」と書いてあって、オリジナルのフランス語では「ギヨーム」だから「ギヨーム・テル」が正しいことになるらしい。

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指揮:アルベルト・ゼッダ
ソプラノI:イアーノ・タマー
ソプラノII:松浦麗
テノール:シー・イージェ
バス:牧野 正人
合唱:新国立劇場合唱団

当初の予定ではソプラノはマリーナ・レベカだったのだが、肺炎になったので急遽変更。
指揮のゼッダはロッシーニの研究でも有名らしく、プログラムの中のメッセージでも


このオペラが執筆された言語であるフランス語で上演されるべきだ。なぜなら「ギヨーム・テル」はフランス人の詩人によって描かれたリブレットをもとにロッシーニが作曲したフランス・オペラであるからだ。カリスト・バッシによるイタリア語訳には、他ならぬロッシーニ本人が意義を唱えており、自らの最高傑作に対してロッシーニはフランス語以外の言語を認めなかったのだ。

とある。
悲しいことにCosにはフランス語もイタリア語も分からない・・・その違いがわからない・・・_| ̄|●
「ウイリアムテル」だって、よく知っている気がしていたのだが、序曲以外のウイリアムテルを聞いたのは初めて。
第一、ストーリーもよく分かってなかったのだ。

序曲は流石に何度聞いてもいいなぁ・・・ウイリアムテルと聞いた瞬間にこの曲が脳裏に響き渡るほどよく知っている曲。

が、それ以外は字幕があるものの、ストーリーがちゃんと分かってないから曲のイメージもつかめていなかったのが残念。
オーストリアの王女マティルドとスイスの青年アルノールの恋の物語でもあるらしい・・・

どんな曲だったか・・・なんだかストーリーを追うのが精一杯だったような気もするけれど、ゆったりとした曲が多かったような気がする。

今回すごく良かったのはバリトンの牧野正人。
他の3人に比べると圧倒的にうまく、引き込まれるような歌い方をしていた。
それでいて、他の人と一緒に歌うときには彼だけが目立つような歌い方ではなく、しっとりとまとまって聞こえてくるのが不思議だった。

それにしても・・ゆったりと流れるような曲・・・寝落ちしやすい曲ともいえるなぁ・・・

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2010.03.06

氷雨の天徳寺

前回の樹木葬の集いの時にはCosの車が壊れてしまって行くことができなかった。
それから2ヶ月以上たってやっと天徳寺に墓参りに行くことができた。
もう少し頻繁に行かないと・・とは思うけれどちょっと遠いので覚悟を決めないといけないのだ・・・∥>_<∥

しかも、行く前には「温かいといいなぁ」なんてのんきなことを考えていたのだけど、実際に行った日には氷雨が降っていて真冬に逆戻りした一日だった・・・_| ̄|●

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でも、その雨のおかげで天徳寺の境内から見た千葉の山は幻想的な姿を見せていた。
長谷川等伯の「遠いものを薄く描く」世界が現実になっている(あれ?ぎゃくだ・・・等伯がこの写真のような世界を描いたのだ)のはなんだか嬉しかった。

暫くご無沙汰していた天徳寺もその姿をまた少し変えていた。

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こんな軽自動車用の駐車場が出来ていたり、この日は雨があまりにひどくて寒かったので行ってみることはしなかったけれど、樹木葬地の奥の沢の整備を始めていて、もっと奥の田んぼのところまで含めて公園に死たいと言った話を伺ったり、来ない間にもどんどん進化していることを実感してきた。

住職とは余り話す時間はなかったけれど、そんなことを話したり、春の集いのことを話すことができて、前回サボった埋め合わせが少しはできたかな。

裏の樹木葬地では冬の間に木々が花芽をつけていて、姫コブシはもうすっかり花を咲かせる準備が出来ていたり・・・この日は写真をとったり動画をとったりするのが大変なほど天気が悪かったんだけど・・・もう春はそこまで来ていることを感じさせてくれた。
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「亡くなった人達は私たちのこころの中に生きているのだ」
というメーテルリンクの言葉がふと思い出された。
亡くなった父は木となって生きて春の訪れを待っているのだ。
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広場ではちょうどヒガンザクラが満開。
どれほど寒くてもたしかに春は近づいてきている。
亡くなった方たちが花を咲かせる季節が・・・


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わくわくするスノーボールアース

おそらくけさの記事の元記事になるのがこれだろう。
ニュース - 環境 - 赤道に氷の証拠、全地球凍結説を裏付け(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト.

スターティアン氷期とも呼ばれる全地球凍結には多くの謎が残されているとマクドナルド氏は話す。例えば、赤道が氷で覆われていたというだけでは地球上をどの程度の氷が覆っていたのかを測り知ることはできない。大陸全体が氷の奥深くに埋まっていたのかもしれないし、移動し続ける氷河や氷山の寄せ集めでしかなかったのかもしれないし、その中間かもしれない。

 さらに、“スノーボールアース”という呼び方自体を考え直す必要もあるかもしれない。マクドナルド氏によると、「地球は氷に覆われた白い玉だったというよりは、泥団子に近かっただろう」という。頻繁に起こる火山の噴火で火山灰がまき散らされ、大陸は「ほこりだらけだったはずだ」。

 7億年前にはまだ植物が進化していなかったため、ほこりにまみれて黒く汚れた氷の部分だけが地上で太陽光を吸収できる場所だったかもしれない。その結果、その部分の氷が早く融け、藻類や菌類などの原始生物が繁栄できる水域となった可能性がある。

地球がスノーボールだったのかどうか、スノーではなく泥団子だったのか・・・きなこをつけたお団子のように表面は泥で中は氷だったりしたのだろうか??

まだいのちの生まれていない地球、そこは今のように優しい気候ではなく、地面の土をとどめておこうとする木の根もなく、激しい地殻変動に翻弄されていたんだろうなぁ・・

宇宙の時間の流れからいえばたった7億年前の出来事。
137億年とも言われる宇宙の歴史から言えばほんのひととき。

SFでは人類が滅亡してすべての生命体も滅び、火星のようになった地球の姿がよく出てくるけれど、7億年前の泥団子のスノーボールから、今の穏やかな気候になって・・・・最後は静かで穏やかな火星のような世界・・・それまでの時間も宇宙にとってはたいしたことのない時間なんだろうなぁ・・・

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スノーボールアース

今、「地球温暖化」が言われているけれど、本当にそうなっていくのかどうか・・・
Cosの感覚としては温暖化よりも気象の変化の激しさの方が怖い気がする。まあ、それも温暖化によって引き起こされるのかもしれないからなんともいえないけど。

暖かくなる地球とは反対に過去には寒冷化・・・水の惑星地球じゃなくて氷の惑星(あるいは雪の惑星)だったことがあるらしい。

時事ドットコム:7億年前に地球全体が凍結か=カナダに可能性示す地層-気候変動解明に期待・米大学.

 カナダ北西部、ユーコン準州の山岳地帯で、約7億年前(原生代後期)に地球全体が凍結する「スノーボールアース(雪玉地球)」となった可能性を示す地層が見つかった。米ハーバード大やカナダ地質調査所などの研究チームが、6日までに米科学誌サイエンスに発表した。

(中略)

 地球全体が凍結しても、所々に生物が生き残り、厳しい環境がかえって動物の進化を促した可能性があるという。

氷河期は氷河が大きくなる時期を指すけれど、それ以上に温度が下がって地球全体が氷の惑星になってしまったということなんだろうな。

そうして見ると生命が生まれてからこっち、地球の温度はもしかしたら100度ぐらいのスパンで上がったり下がったりしていると考えていいのかな。

人間の尺度から見れば「100度も」だろうけれど、例えば太陽系の惑星の尺度からしてみると大きな差がないのかもしれない。

地球はほんのちょっとだけ、暖かくなったり寒くなったりしている。地球の上に生きている生物たちはにとっては激しい変化だけど、その変化をくぐり抜けられたものだけが生き残っていく。

人間も・・・

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2010.03.04

絵師の正体をみた?

長谷川等伯という人がが能登の出身だというのは前回能登に行ったときに(一応)知ってはいた.
が、それがいま(2010年3月22日まで)東京の国立博物館でやっている「長谷川等伯展」の長谷川等伯だということをCosはどうも理解していなかったんじゃないかと思う・・・

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国立博物館の企画展は会期末になると「絵を楽しむ」とは程遠い状態になるのと,ふわふわした感じのする可愛らしい「枯木猿猴図」が前期3月7日までの展示だということで早めに行ってきた.

予備知識のないCosが会場内に入った途端に面食らったのが,開場にあるのが仏画ばかりだったこと。
もともとは武家の出身で染物業を営んでいた長谷川家に養子に行ってから本格的に絵を書き始めたらしい.

なんとなくそのへんが陶工のところに修業に出されたルノアールとなんだか似ている気がしないだろうか。
40歳ぐらいまでは絵が売れなかったルノアールと能登の仏画師が京に出て沈黙を破って活躍するのと、その辺のところもなんとなくは似ているかもしれない。

この長谷川等伯についての講演会を聞きに行ったら、去年の暮に行ってきた能登の気多神社の話や30番神の松ってある妙成寺の話が出てきた。
う~ん・・・もうちょっと意識してみてくればもっと面白かったかもしれないのに、知らなかったばっかりにのとでしっかり見てこなかったのが悔やまれる。
のとで見る等伯の話と東京で聞く等伯の話と・・・重ねて見ると面白かっただろうなぁ・・・

ただ、仏画はすきじゃないはいっても、単純な人物画ではない初期の仏涅槃図(これは普通の大きさのもので若い時の作品)はいろいろな動物や鬼が描かれていてなかなか面白かった。

なにしろ鬼はひっくり返って(たぶん)嘆いているのだ・・・このユーモラスな表情は他の等伯の作品には内容な気がする。

どうも等伯の絵は「まじめ」な感じがするけれど、この絵の中にはしっかりと遊びもあったのが嬉しかった。

今回の目玉(というのかどうかはかなり疑問だけど)松林図。
遠くのものを薄く書くことで遠近を表すだけじゃなく、おって使う屏風の手前にくる部分を濃く、向こうに行ってしまう部分を薄く書くことで距離感を強調ししているのだが、それがまた,どこか神秘的な雰囲気を醸し出しているようにも思えてくる。

会場はまだそんなに来んでいなかったので,どの絵も距離をおいて2,3m離れたところからじっくり見ることが可能だったのだけど,この松林図もやっぱり離れてみるととてもいい。
おそらく会期末には混んできたらそんな贅沢な見方はできないだろうな。

そしてそうやって離れてみることで一段とよく見えたのが,「波濤図」。
金碧画と呼ばれる山水画に金箔を張ったもの(と言っていいのかなぁ??)なんだけど,
空の金と,直線的にかっちりと描かれた岩と,曲線だけで描かれた逆巻く波と・・・
これを見た瞬間に能登の海を思い出してしまった。

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波濤図自体は京都にいるときに描かれたのだけど,彼の頭の中にはこんなような能登の景色が浮かんでいたのかもしれないなぁ・・・

後期になったらもう一度この絵を見に行ってこようっと。


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