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2010.01.06

石川県立歴史博物館

本当は県立美術館にも行きたかったけれど、もう年末で閉まっていた。残念。

というわけで雨の中県立博物館へ。

P1010841

もともとは陸軍の兵器庫だった建物3棟からなっている石川県立歴史博物館。
倉庫と兵器庫はちょっと違うんだろうけれど、横浜の赤レンガを思い出すような雰囲気がちょっとある。
中はしっかり改装されて(第1棟は)歴史的な雰囲気を感じさせる内装。
P1010848
天井からはシャンデリアが下がり、階段には赤い絨毯が敷いてあって優雅な雰囲気。
どこまでが当時のものの復元で、どこまでがそうでないかはわからないけれど、ゆっくりと時間を過ごしたい。

展示室は写真が禁止。
博物館なんだからとらせてもいいんじゃないかと思ったけれど、あとになって県立博物館のサイトに「借りたものが多いので写真は禁止」と書いてあった。
まぁ、仕方ないんだろうなぁ・・・

ついたときには閉館まであと1時間、しかも予想外に展示室が多くて広い。
歴史は苦手だから見るものは多いし時間は少ない。
結果的に消化不良のまま終わってしまった気がするけれど、大急ぎで見て回ってきた。

ふだん、東京、京都、奈良にばかり目を向けがちだけど、実はこうした日本海側には古くから伝わっている独特の文化が残っている。
考えてみれば、今でこそ太平洋側が交流の中心なのかもしれないけれど、ずっと昔小さな船しかなかったような時代には日本海側こそが他国との交流の中心だったはず。

第一棟では出土した縄文土器、弥生土器。珠洲では特大の土器が生産されていたし、大陸交流の要でもあったこの土地には古い形の祭りあるいは祭りごとがいろいろとあった様子などが説明されていた。
Cosが見たことも聞いたこともないような生活の中の行事がとても不思議だった。
作物の収穫、海の神様に対する祈りみたいなものを表しているのだろうか。
おそらくそうした祭りの中にかつての人々の暮らしの片鱗が伺えるのだろうなぁ・・・
その辺のところをもう少しじっくりと見たかったけれど・・・
なかなか思うようにはならない。

P1010853

棟と棟の間の中庭にはこんな池も。
池におかれているのは延長10kmにも及ぶ辰巳用水の導水管に使われていた石管なのだそうだ。
冬は水が出ないけれど、夏には水も流す・・・と書いてあったと思うけれど、冷たい雨の冬の空でやっぱり寒そうだった。
この池を挟んで第2棟は体験コーナー
第3棟は科学技術関連の歴史が展示されていて二階に登るとそこからもともとの兵器庫の天井の様子をみることができる。
(しっかり読んでくればよかったんだけど・・・)

P1010857

体験コーナーではこんなふうにいろいろなことを試してみることができる。
一箇所に集めてしまうのはそれはそれでほかとの関連が良く見えてこないかもしれないけれど、楽しそう。

と閉館時間ギリギリまで粘って外に出てくると・・・

P1010865

すっかり陽は落ちてライトアップ。雪が少しだけあっていかにも冬の金沢。
P1010871

ライトアップされた歴史博物館は赤レンガの赤が消えて白っぽくなり冬の金沢の寒さを象徴しているかのよう。

行く時には雨がかなり降っていて道を歩くのもちょっと大変だったけれど、それだけの価値のある面白い展示だった。

特に能登の歴史・・古い古い能登の文化は面白そうだ・・・

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