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2009.09.06

千代田区立中高一貫校

学校は入ればいいというものではなく、そのなかでどう勉強していくかが大切なのだが、どうもそう思ってない生徒はCosのところでも少なくない。

asahi.com(朝日新聞社):中高一貫九段校で1割が高校段階進まず 転学勧められる - 社会.

 中高6年間で一貫教育をする東京都の千代田区立九段中等教育学校で、中学段階を終えた1期生の生徒のうち、1割強に当たる18人が高校段階に進まず、他の学校に入学していたことがわかった。「学習態度に問題がある」などとして、別の高校への進学を勧めた生徒が多く含まれていたという。

「学習態度に問題がある」というのは勉強をきちんとしないということに他ならない。

 九段中等教育学校の転学者の多さの背景には、独自の入学選抜制度もある。同校は1学年の定員160人を80人ずつ、千代田区民と、区民以外の都民の2グループに分けて募集する。09年度の入学者選抜の倍率は「区民枠」1.7倍に対し、「都民枠」10.0倍と大きな差がある。高校段階に進まなかった18人のうち、区民枠が16人を占めるという。

つまり、千代田区民の80人のうち2割がついていけなかった、あるいは勉強についていく気がなかったということになる。

千代田区民とそれ以外の都民とでは倍率だけでなく、受験生の質もまったく違ったのだろう。
偏差値で輪切りというのは必ずしもいいことではないけれど、偏差値で考えるとおそらく千代田区民とそれ以外では比較にならないほど差があったのではないかという気がする。

もちろん、上の層はどっちも代わらないレベルだっただろうけれど、区民以外はその上の層だけから生徒が来たのに対して、千代田区民はもっとずっと下の層からも入ってきた。
その子供たちが授業についていけなかったということになるんじゃないかと思う。

自分の入った学校が自分の能力に対してかなりレベルの高いところだったときに、「なにくそ」と喰らいついていくか、それともあきらめるかでその後が変わってくる。

Cosが見ている限りでも推薦などで「ここに入れたなんて奇跡」と喜んでいる生徒の中にはもともとの能力は決して高くないのに、入ってからがんばることで平均以上のいい結果(この場合は大学)を出している生徒もいれば、すっかりあきらめて底辺をうろうろしている生徒もいる。

どっちになるかはたぶん生徒しだいあるいは学校しだいなんだろうけれど・・・・
そういう子供たちをがんばって伸びようと仕向ける教育が必要なんだろうな・・・

学校に入るとそれだけで満足して親も子も
「入試が終わったんだからこれからはのびのびと遊ばせよう」ではだめなのは間違いないのだが・・・

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コメント

ここに入れたのは奇跡なんて生徒がいるとはCosさんの高校偏差値高いのでは?九段の場合、学校の指導方針に問題あるように思います。わざわざ手取り足取り勉強教えなきゃいけない生徒の集団ではないでしょうに。学芸大学附属だって内部進学が280名、外部からの選抜が100名ですが、学校はクラブ活動や学園祭の場で勉強は予備校でという雰囲気があり、教師も容認していました。勉強は適当に教えてもわかる集団だと教師も考えていたのです。Cosさんのところも手取り足取り教えなければという学校ではないでしょう、ある程度上の学校は生徒の自発性を容認したほうがいい、学芸大学附属はみんな学校では勉強しなかったけど留年する生徒はゼロでした

投稿: oki | 2009.09.06 22:56

Cosのところの偏差値がそんなに高いわけじゃないけれど、下には下がいるので入れたら儲けものというレベルの生徒もいます。

まあ、言ってみれば自発的な学習を期待するとぼろぼろになる程度の学校です∥^O^∥
というか、もともとはそんなでもなかったのですが、今はそんなことを言ってられない状況になってます。

投稿: Cos | 2009.09.10 06:05

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