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2009.07.30

いまどきの子ども(それとも親?)

幸いなことに、Cosが接しているのはほとんどの場合子どもだけでその場に親が出てくることはまずない。
だから

asahi.com(朝日新聞社):いまどきの子供1 - 医者の養生不養生 - 医療・健康.

 私は誰と会話をしているのか? 少女本人はひとごとのようにいすに座っている。母親は代弁者どころか、まるで本人になりかわって私と会話する。私はかわいげのない人形=物を間にはさんで、母親=持ち主としゃべっているような感覚。

 何よりも不思議だったのは、この状況を本人も母親も異様だとは思っていない様子だった。

 「お母さん、この子14歳なんですから。私はこの子とお話ししたい。さぁ、あなた、中学生にもなって自分の症状くらいちゃんと自分で医者に言いなさい。子供じゃないんだから」

 私は努めて冷静に少女に向かって話しかけた。

という状況であっても「あぁ、親の前ではしゃべりたくないんだな」と思うだけで特に違和感を持ったりはしない。

が・・・これは学校じゃなくて具合が悪くて受診した医者の前での話し。

自分の症状もどう具合が悪いのかも子どもは一言も口にしないのである。
当然医者は親ではなくて、子どもに話しかけているわけなのだが・・・

こう聞いてどんな子どもをイメージするのだろう・・・・

asahi.com(朝日新聞社):いまどきの子供2 - 医者の養生不養生 - 医療・健康.

 とうとう遮られていた母親がたまりかねたように再び口を開いた。

 「あの、子供なんですから答えられないですよ」

 私と介助についていたナースのYちゃんは思わず顔を見合わせた。

 「子供だからってどういう事ですか? 私の質問が難しすぎて答えられないってことですか? ポンポン痛いのかなぁ? いつ痛いのかなぁ?って聞けばいいんですか?」

 この時点で真田、かなり頭に来ています(半分以上は少女のぶしつけな態度に対してだけど)。でも、感情は出さず丁重に言い返した。

14歳である。
自分の症状に関しての質問に子どもだから答えられないという母親・・・
親の前で口を開かないほうがいいと学習している子どもなんだろうなぁ・・・
親・・そして親につながる人間とは距離を置いたほうがいいと学んでいるんだろうな。

一人になったとき誰とも口を聞かずに過ごしているわけではないと思うし・・・
(たまにそういう子もいるけれど)

この子だって学校では・・・先生の前では分からないけれど、友達の前では普通に話しているんだろうと思う。

何も言わないことを選択するように育ってしまった子ども・・・・・

そして・・・

asahi.com(朝日新聞社):いまどきの子供2 - 医者の養生不養生 - 医療・健康.

 少女はものすごくいやそうな顔をする。なんでそんなことを聞くんだ?と明らかに抗議の意味を含めてにらみつけられた。

 「今検査したらあなた、妊娠しているみたいなんだけど、身に覚えある、よ、ね? この気持ち悪いのは、胃腸が悪いんじゃなくてつわりだと思う」

 「うっそ? まじ? やっば!」

 少女の声を初めて聞いた。


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