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2009.05.03

誰がどう教えるかが大事

当たり前といえば当たり前の結果だけれど、文科省や現場の意識が高い環境で結果が出ていないということがどういうことなのか、ちょっと考えればすぐに分かること。

asahi.com(朝日新聞社):導入進む「習熟度別少人数授業」 きめ細かな指導探る - 教育.

 部分実施も含めると、小学校の85%、中学校でも74%(07年度)で導入されている「習熟度別少人数授業」。昔ながらの一斉授業ではなく、きめ細かく対応するために子どもの理解度でグループ分けして教えるやり方だが、導入しさえすれば効果が出るというわけではないことが、文部科学省の調査から浮かび上がった。

導入された習熟度別。
結果を出すことを要求しない学校がどこにあるだろうか。
それにもかかわらず明らかな違いが出ていないことのほうがずっと問題だ。


 小学校では、習熟度別の子どもの方が、そうでない子どもより正答率が1ポイント以上高い問題が14問中5問あった。中学校では20問中4問だった。だが、差は最大でも3ポイントで、受けていない子の方が正答率が1ポイント以上高い問題も小学校では3問あった。単純に見える計算問題でも、習熟度別の効果の表れはまちまちだ。

子どもの理解度でグループ分けをしたときと単純に人数だけでグループ分けをしたときとの差は調べられていない。
つまりこのポイントが高いという結果さえも習熟度別かどうかということによるものなのか、人数を少なくすることによるきめ細かな指導によるものなのかは判断できない。

 加藤幸次・上智大名誉教授(学校教育)は「学級崩壊などが起こるなか、一斉授業だけで対応するのは無理で、個に応じた教育が必要だ」と言う。

この言葉の中にはどこにも「習熟度別」という言葉はない。
「個に応じた教育」というのは出来具合で子どもを輪切りにすることと同じではない。

教える側から見れば粒がそろっているほうが教えやすいということはあるし、教えやすければ効果も大きいはず・・・ということはあるのかもしれないが・・・

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