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2009.05.24

白の空間 金氏徹平

「おもちゃ箱がアートに変わるとき」というサブタイトルも付いた金氏徹平の「溶け出す都市、空白の森
横浜美術館で2009年5月27日まで

Img_2454


これは始まったときから気にはなっていたのだが、なかなか行くチャンスがなくて「もういけないんじゃないか」とも思っていたけれど、何とか会期末に滑り込んでくることが出来た。

Cosはおもちゃ箱をひっくり返したようなガチャガチャしたものは基本的に好きじゃないんだけど、彼の作品は敬遠したくなるようなガチャガチャさの中にどうしてもひきつけられていく何かがある。

最初の部屋ではおもちゃ箱から出てきたようなガチャガチャしたものに真っ白な樹脂がかけられて流れ落ちそうになっている。
それはまるで冬の雪の中のガチャガチャさのようにも見える。
ガチャガチャとした乱雑さが真っ白な雪がかかることによって静かな景色に一変しているような・・・
雪は・・・真っ白な樹脂は・・・今にも滴り落ちそうな流れをそのままに固めている。


01gomi01

そしてこれは「TOWER」という(巨大なスクリーンに投影されている)アニメーション。
TOWERのなかから出たものはそれぞれにそれぞれのリズムで逆転して戻っていく。
そこには何かストーリーがあるのかも知れずないのかも知れず・・・
ただぼうぜんと眺め続けていたような気がする。

一つ一つのパーツに分けて動画を作成して重ね合わせているのかな。
前の部屋では白によって何もかもがすっかり変わって見えていたけれど、ここでは万物流転・・・

その入り口においてあったコーヒーのしみから出来たさまざまなもの。
面白いし、考え付きもしないんだけど、なんとなく白の空間からはちょっと外れているかも。

そして最後の部屋では
子どものおもちゃのバケツから普通のバケツから、風呂オケのような大きな入れ物、果てはタイムカプセルまでありとあらゆる「ものをためるため」のプラスチック製品の中にやはりここでも真っ白な石膏を流し込んである。
部屋が大きいから部屋いっぱいにはなってないけれど、ものすごい量のバケツたち。
そこにためられた白い液体は最初の部屋でかけられていた白を全部集めてきたようなかんじだろうか?

一つ一つの部品は決してCosが好きなものではない。
でもそれが集まって白にまとめられた瞬間に、白い空間になったとたんにCosにとっては居心地のいい場所になっているのかも。


横浜美術館は常設もとてもすき。
Img_2456

Cosの好きな一枚。
(好きな絵は他にもあるんだけどガラスに反射していまいちだったので省略)
置いてある椅子に座ってみるとこんな風に斜めになっちゃうんだけど、絵を眺めながら
いろんなことを思いながらのんびりと時を過ごす・・・・

人の少ない常設でこその至福の時間・・・

ふと気がついて時計を見ると・・・
あわてて帰るCosだった・・・_| ̄|●


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コメント

『おもちゃ箱がアート』かぁ……

僕も行きたいけど、トーイ。

投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2009.05.24 08:56

といめん・・・というわけにはいかないよなぁ・・・
Cosのうちからよりは近いだろうけど∥^O^∥

さすがピーちゃんさん

投稿: Cos | 2009.05.24 21:37

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