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2009.04.14

必要条件だけの教育

今は子供の側にも学校の側にもゆとりがなくなってきている。


先生:競争の現場から/1 「いい子」が荒れ始めた - 毎日jp(毎日新聞).

 「ぼくはできません」。運動会のリレー選手に選ばれて断る子などいるのだろうか? 4年前、東京都杉並区の小学校で6年生を担任していたベテランの男性教諭は驚いた。

 男児は成績優秀、運動能力も抜群で、クラスのリーダー的存在だった。2週間かけ説得したが、私立の進学校を目指しており、朝の練習が負担だという。次のタイムの子にも次々断られ、本番まで冷や汗の連続だった。

 翌年も6年生を担任した。別の学級では、成績上位の複数の男児が教師を困らせていた。消火器を道路にぶちまける。1年生相手に鉄の棒を振り回す。最後はみな、有名私立中に入学していった。

 受験組は塾で成績順に座らされる。杉並区では小3から中3まで毎年、区の学力テストがある。小4と中1は都の、小6と中3は国の学力テストもある。

 「ゆがんだ競争で成績のいい子が荒れ始めている」と男性教諭。疲れきって他校に転任した教員もいた。「情熱を持った先生がつぶれていく」。男性教諭は唇をかんだ。

成績の良い子が荒れてるだけではなくて、学校の管理体制も教育からのゆとりをドンドンなくしている。
毎年の学力テストがあれば、そこで点数を取ることを要求される。

それに答える一番簡単な方法はテストで点数が取れるようにする教育をすればいい。

学ぶ楽しさ、思索をするおもしろさではなく、問題が解ける楽しさを教える教育をすればいい。

問題を解くということはどこかに正解があって、自分をそれに合わせること。
新しいものを見つけ出すのではなく、そこにあるものを見つけ出すこと。
それは新しいものを作り出すのではなく、今あるものを模倣するのに似ている。

「この問題はこうやって解くんだよ。ほら、ちゃんと答えがあっているだろ」
・・・・・

正解が得られる楽しさを否定するつもりはない。
が、正解ばかりを求めて育ったら、正解のない問題に出会ったときどうなるんだろう?

新しいものを作り出すのは正解のない問題に取り組むようなもの。

時事ドットコム:小学1、2年生の「理科」復活を=技術立国の推進へ提言-経済同友会.

 経済同友会は13日、イノベーション(技術革新)を通じて日本が国際競争力を維持・強化するための提言をまとめた。

もっともっと本質的な部分で変わっていかないと小手先だけでは子どもは変わらない。


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