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2009.03.18

薩摩焼

最初に「薩摩焼」という文字を見てもそれが何を意味するのかがしばらく理解できなかった。
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どうもこの「薩摩」という言葉はCosの中では食べ物に結びついているようで、「さつまいも」「さつまあげ」「さつましょうちゅう」・・・

こういう知らないもの、わからないものについてはとりあえずどんなものだか見てみようというのがCosの方針。
というわけで江戸東京博物館の
薩摩焼~パリと篤姫を魅了した伝統の美~展(2009.03.22まで)へ。

Cosの周囲には陶芸をやっている人もいるけれど、Cosにはその良し悪しはまるっきり分からない。
「いい」とされているものを見ても「こんなもののどこがいいんだ?」となることのほうが多いくらいなのだ。

1867年(慶応3)の第2回パリ万国博覧会に出展された作品を中心に集めた展示ということでヨーロッパ向きの作品が多く、Cosにも見やすかったのかもしれない。

たくさんの・・・100点ぐらいあったんじゃないかと思う日本の薩摩焼全体につけられた930円ぐらいの値段と逆にフランスから送られた一点で同じような値段のつけられた壺(だったと思う)は当時の日本の立場がどんなだったのか考えさせられる。

きれいに描かれた花などの絵の上を貫入とよばれる細かなひびが入っているのがいいらしいのだけれど、Cosにはそれがどこか痛々しいようにも見えた。

この細かなひびをヨーロッパの人たちはどう見たんだろう。
だからその値段だったとかということはないんだろうか?

今回の展示で面白かったのはこのきれいな絵を描いた薩摩焼・・・白薩摩という・・ではなく,地味な色の黒薩摩のほう。

黒薩摩では釉薬に工夫をしたり、整形してから掘り込んだりして焼くことによって出来る偶然性を楽しんでいるかのようにも見える。

黒い水滴が一面についているかのような鮫肌釉瓢形徳利(さめはだゆうひょうけいとくり)とか
蛇のうろこのように網目が入っている蛇蝎釉(だかつゆう)とか
焼く前に釉薬の玉を乗せておいてそれが解けて流れるさまを楽しむ玉流しとか・・・

いかにも「つくってみました」「やってみました」という感じ・・・今に伝わっているのはきっとその中でもうまく出来たものだろうから、余計に面白いのかもしれない。

美しく美しく描いた白薩摩は殿様の焼き物。
黒く無骨な黒薩摩は庶民の焼き物とも言われているらしいけれど、どちらをとるのかといわれればやっぱり黒薩摩だろうなぁ・・・
その点では確かにCosは殿様の器じゃない∥^O^∥

展示の最後に現代の薩摩焼もあったけれど、これはこれですごくアブストラクトなものも多くて面白かった。
そのうちに現代の陶芸に焦点を当ててみてみると面白いかも。

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