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2009.02.06

生まれてきてくれてありがとう

息子が小さいとき、川崎病になった。
急性肝炎を併発してだめかもしれないと医者にも言われた。

そのときに「この子は何もまだ人生を経験していないのに・・・まだまだこれから人生のいろいろなことを体験していくのに・・・」と思ったりもしたけれど、その一方で生まれてくれてありがとう、ここまでCosたちのところにいてくれてありがとうという気持ちにもなったのを改めて思い出した。

幸いなことに今では問題になるような後遺症は残っていないし、元気に(本人いわく「元気じゃない」そうだが)毎日を過ごしている。

病気を持って生まれ、あるいは病気になってしょうがいを抱えることになった子どももこの世にはたくさんいる。

この父親の前で「生まれてきてありがとう」とわが子に言えるだろうか・・・

asahi.com(朝日新聞社):「私を死刑に」「あなたが生き残った意味必ずある」 - 社会.

 重いダウン症の長男(当時27)の将来を悲観した妻(同53)に頼まれ、2人を殺害した夫(57)に対する判決が4日、さいたま地裁であった。死刑を求めた夫に裁判所が出した答えは、懲役7年(求刑同10年)。若園敦雄裁判長は「長男がダウン症を持って生まれてきたことには必ず意味がある。あなたが生き残ったことにも意味がある」と諭した。

家族を殺したこの父親、父親に殺してくれるように頼んだ母親には頭が下がる。
二人ともがどれほどのことをしてきたのか、Cosなどにはとても真似が出来ない。Cosならば途中で逃げ出した荷違いない。

そういう子どもだったらあの時と同じように、彼が生まれてきたことに同じように感謝が出来るのだろうか・・・

この父親を処罰することは人には出来ない。
できることは死を望む父親に生きていて欲しいと願うことだけだ。

裁判長のだした懲役7年という判決は父親を一人にしないためのようにも思える。

「長男がダウン症を持ってうまれてきたことには必ず意味がある」・・・・・・


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