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2008.11.24

モーリス・ルイス展

佐倉行きのひとつの目的はこの川村記念美術館のモーリス・ルイス 秘密の色層(12月になるとリンク先が変わるので気をつけてください)
2008年11月30日まで。
Img_0611

ただ、残念ながらロスコルームはイギリスのテート美術館に貸し出し中のために閉鎖。
来年にはマーク・ロスコ展があるのでまた行かないと・・・\∥^O^∥/

モーリス・ルイスの絵は一つ一つが巨大で新しく増設された広々とした新展示室に「ドカン、ドカン」と展示してある。
彼の絵を見るためにはこれぐらいの広い空間がないと生きてこないような感じがする。

その巨大な絵をモーリス・ルイスな小さな部屋の中で大きな画面にアクリル絵の具を流してかかれたといわれているのだ。
しかも描いているところを見た人はいないし妻が帰ってくるころにはきちんと片付けられてしまっていて、どうやってかいていたのか妻にさえ分からなかったと言うのだ。

「ヴェール」のシリーズ。
一番初期の作品群。
口の悪い人に言わせれば絵の具を流しただけじゃないかと言われそうだけど、その色と色の重なりがすばらしいのだ。

Cosが一番気に入ったのは《アンビⅡ》 1959年(リンク先のヴェールにあります)かな。
明確に区分された色が流れるままに重なり合って・・・反対側からは黒が流れ出ている。
そこに人それぞれに必要ならば自分の想いを重ね合わせてみることが出来る。


「アンファールド」のシリーズは
カンヴァスの両端から中央にむけて、鮮やかな色彩の絵具が流れ、中央に白い余白を残した作品群。
中央の余白が何を語っているのかは分からないけれど、とても雄弁。

もしかしたら何もないところが本来は中心にあるのかもしれないなぁ・・・
なんて思ってみたり・・・

そして「ストライプ」
この作品群は上の二つと違って縦長(あるいは横長)の細長いキャンバス。アンファールドのなにもない空間が裏に隠れてしまったような印象を受けた。

点数は少ないもののこのためだけに佐倉に行ってもいいほどの内容でとてもうれしかった。

美術館を出たころにはすこし雨が降り出し始め、時間よりも早く夕暮れが迫ってきていた。
美術館への小道ではクリスマスに向けて幻想的な森が姿を現し始めていた。
Img_0606

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コメント

待っていました! いらっしゃれたんですね。私もずっとずっと狙っています。
早く行かなくちゃ。

投稿: 有 | 2008.11.24 15:19

もっと早く行きたかったのですが諸般の事情で結構遅くなってしまったのがちょっと残念です。

来年にはマーク・ロスコも来るし、それもまた楽しみです。

投稿: Cos | 2008.11.24 21:07

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