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2008.06.03

人生は冒険だ

いくつになっても遊び心を忘れない・・・大人として威厳よりも自由な発想を大切に・・・
そんな想いが伝わってくるような横尾忠則展
世田谷美術館で2008年6月15日まで

見に行く前には「横尾忠則」というとやることが派手でどことなくいいとは思えなかったのだが、実際に見てみると(もともと自由な発想をする人だとは思っていたけど)思っていた以上に遊び心があって自由な人だった。

その自由さが・・・性に対する自由さが「子どもにはふさわしくない」とされたのだろう。

東京新聞:『児童に不向き、過激』 横尾展の鑑賞教室中止 世田谷区教委 :社会(TOKYO Web).

 東京都世田谷区の世田谷美術館で開催中の画家横尾忠則さん(71)の企画展をめぐり、教員から「教育上、子どもに好ましくない」との声が上がり、区教育委員会が地元小学生向けの美術鑑賞教室を急きょ中止したことが分かった。横尾さん側には事前に知らされておらず、区教委へ抗議する事態になっている。

 この企画展は「冒険王・横尾忠則」と題し、四月十九日から六月十五日まで開催。「平凡パンチ」の挿絵をはじめポスターや絵画など約七百点が展示されている。

 鑑賞教室は一九八六年の開館と同時に区教委が始めた。今回予定されていた鑑賞教室は、同館が一月に区内の小学校に対して説明会を開き、二月に二十二校の小学四年生の受け入れを決定。今月十四日からの実施に向けて準備を整えていた。

 企画展には血の付いたナイフを持つ少年や半裸の女性など性を描いた作品も含まれ、区教委によると、下見をした教員から「小学生にふさわしくない」「過激すぎる」といった意見が出た。このため、校長会の意向を受けて四月末、鑑賞教室の中止を決めた。だが、横尾さんや同館には事前に相談しなかったという。

実際に見てみると過激かどうかは別として、絵の一部分だけを切り取って眺めると「小学生にはふさわしくない」とある意味で頭の固い人たちにとってはかんじられるのだろうと思う。

特に今のような職場はと昔ながらの道徳観、性に対する意識がそのまま通用している世界だから、こういう意見が出てくるのも分からないでもない。

それを何よりも象徴しているのが看板の前で(自分も裸の癖に)そっぽを向いているこの女性。

Img_8502

うがった見方をすると横尾忠則の自由さ自体が受け入れがたいのかもしれない。

(全部とはいわないけれど)まじめそうな絵の中にも、そのシリアスさを突き崩すようなものがさりげなく書かれていて、どの絵もどこか斜に構えた感じがする。
その部分がCosなどから見ると「いいなぁ」と思えるのだが、そう思えない人もいるんだろうなぁ・・・

何よりもこれを見ているうちにCosも「もっと自由に羽ばたきたい」と思い始めたことだし。

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