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2008.05.31

ネットの書き込み

最近、気に食わないことが会ったときの生徒の言葉の中に「死ねばいいのに」がある。
「たとえ冗談でもそんなことを言ってはいけない」と叱れば、Cosの前では言わなくなる。

が、それは彼女あるいは彼の心に響いたからではなくて、Cosがうるさいからというだけに過ぎない。
おそらくCosが見ていないところ、大人が見ていないところではそれに類したことを言ったりもしているのだろう。

たとえ冗談だと判っていても言われたほうの気持ちとしては穏やかでいられるはずがない。
(それを狙って言うわけだから当然だが・・・)

高1自殺:ネット上に「死ね」と書かれ苦に 北九州 - 毎日jp(毎日新聞).

 また同校によると、家族からは29日午前9時ごろに「(女子生徒が)自室で首をつって自殺した」と連絡があったといい、28日夜から29日未明に自殺したとみられる。

 校長らは連絡を受けて搬送先の病院に行った際、女子生徒の母親から、自室にあった家族あての遺書を見せてもらい、ネット上で「死ね」と書き込みされていた、との趣旨の記述があったという。

 同校は女子生徒と同じクラスや同じ中学出身の生徒らを中心に聞き取りを実施。その中の一人が「26日から27日にかけて(女子生徒を)中傷する書き込みをしたかもしれない」と話したとしている。この生徒は30日以降、ショックで学校を休んでいるという。だが、自殺との因果関係は確認できていない。

(中略)

 大久保校長は毎日新聞の取材に「学校にいじめは全くなかった。生徒にもインターネットの怖さを教え、ブログなどのサイトを利用しないように指導してきた。自殺は本当に残念だ。原因を究明し、女子生徒の家族にきちんと報告したい」と語った。

自分の言った言葉が、何気なく言った言葉がどれほど人を傷つけているのか、おそらく体感するようなことが起きなければ実感としては分からないだろうし、そのときではもう遅かったりもする。

Cosから見れば「そんなことぐらいで」と思わずにいられないけれど・・・
彼女にとってはそれだけの重みのある言葉だったんだろうなぁ・・・

表面的な事情だけで中身がまるっきり分からないので、なんともいえないけれど、肉体的な暴力だけでなく、言葉の暴力についても気をつけていかないと・・・

言葉だけなら、直接人を殺したり傷つけたりすることはないように見えるけれど、人を傷つけるために発せられた言葉は本人が思っている以上に相手を傷つけるのだ。

中にはそれを見てますます人を傷つけようとするような人間もいるけれど・・・

最後の校長の言葉・・・「生徒にもインターネットの怖さを教え、ブログなどのサイトを利用しないように指導」・・・
そんなことをしても逆効果だと思うのはCosだけだろうか?
怖さだけを教えれば、そういうところを利用すること、それだけで悪いことという印象になってしまう。悪いことをしたり言ったりする場所という理解をしたらどうなるのか・・・そっちのほうがよほど怖い。

インターネットを利用せずに生活するのはますます難しくなってきているし、そこでは数多くのblog(だけじゃないと思うけれど)がある。
子どもたちにとってはその一つ一つが「悪い場所」でその悪い場所を見ながら毎日を過ごしていることになる。

正しい使い方を知らずに「怖いところ」とだけ思ってそだったらどうなるんだろう?

今はそうしたつまらないことに苦しまなくてすむところにいってしまった彼女の冥福を祈りながら・・・

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