« 定点観測(2008.04.05) | トップページ | もうすぐ1/4Million »

2008.04.06

リニューアルした川村記念美術館

2008年3月15日リニューアルした川村記念美術館にやっと行ってきた。

Img_8012

ちょうど桜の季節で桜や菜の花、かたくりがそこここに咲き誇っている自然探索路も魅力だけれど、ここにはCosの好きな絵がいくつもあって、それに再開できるのが一番の楽しみ。

とりあえず中に入ってみると最初の部屋は前と一緒。
ピカソのシルヴェットや藤田嗣治のアンナ・ド・ノアイユの肖像が前と変わらぬ顔をして待っていた。

日本画の部屋も茶室も中庭も前とまったく変わらない。

増設された部分で一番変わったのはロスコルーム。
なんと絵に合わせて部屋を作ってあるのだ。暗い部屋の中は床も真っ黒になっていて赤の暗さが引き立つようになっている。
もともとインパクトの強い部屋だったけれど、今度は(絵に合わせた)変形の7角形の部屋。
包み込まれるような感じすらしてくる。

前もよかったけれど、包み込まれるような・・・たぶん子宮回帰というのだろう・・・暗い赤に包まれて違う世界に入り込んでしまったような・・・・もっとじっくり見たかった。

そこから左右に分かれた階段を登るのだが、この階段が半周した真ん中でひとつになっている。
ひとつになった階段を登りきったところがニューマン・ルーム

ニューマンの鮮やかな赤が真っ白な部屋に輝いている。
絵の両側は天井までの大きな大きなガラス窓になっていてそこから森が見えているが、今日は薄いカーテン越しの森。

白と赤と緑と・・・
こちらは下から上がってくるとものすごい開放感。
「解き放たれた」と言う言葉がふさわしい感じ。

この二つの部屋を見るだけでもここまで来る価値がある。

ニューマンルームから二階の展示に進むとフランク・ステラの大型の作品が「ボン、ボン、ボン」と言う感じで並べてあって、ここもまたゆったりとした感じ。


この常設展を見た後で企画展、「マティスとボナール ―地中海の光の中へ―」
ちょっと見たところ展示室はあまり広くないような感じで「これしかないの?」と思ったりしたのだが・・・
いやいやどうしてどうして・・・

いくつモノテーマに分けてマティスとボナールが交互に並べてある。
二人の作品を見比べながら、あるいは関連を考えながら見ることになるわけだけれど、
「来てよかった」と思うほどの作品はなかったような気がする。

4月5日は講演会があってブリジストン美術館長の島田紀夫氏の「ボナールのパリと地中海」
どうしてこういう絵になったのか、何を目指していたのかといった話を聞くことが出来た。

話を聞いた後で見るとまた違った見方が出来るのだが、ちょっと今日は時間がなくてじっくりともう一回見ることが出来なかったのが残念。

|

« 定点観測(2008.04.05) | トップページ | もうすぐ1/4Million »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/3303/40794574

この記事へのトラックバック一覧です: リニューアルした川村記念美術館:

« 定点観測(2008.04.05) | トップページ | もうすぐ1/4Million »