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2008.03.06

子どもを取り巻くweb環境

子どもを取り巻くweb環境はとてもこわい。掲示板などの書き込みがどんどんエスカレートして、そうしたエスカレートした発言は結局スルーされるからスルーできないほどにエスカレートする・・・

面白半分、目立ちたい…低年齢化止まらぬネット犯罪 - ネタりか.

 埼玉県内の小学4年女児(10)が先月、ネットの動画サイトに「埼玉の小学生の女子を2月29日13時に殺します」と書きこみ、埼玉県警は児童相談所に非行事実を通告した。女児は「いたずらで面白半分にやった。こんな騒ぎになるとは思わなかった」と罪の意識は希薄だった。

プロフも過激になってきている(かなり前からだけど)と言われているし、学校側も対応を考えている(はずだと思う・・・・そのはずだ・・・そうであって欲しい・・・)

規制するだけで問題がなくなるのならいいけれど、実際には規制をどれほどしたところで規制をかける塔の本人たちがwebに詳しくないからその網を潜り抜けるのは簡単だろうし、見えないところでますます過激になっていくのだろう。

そういうweb環境で育ってきた子どもたちはwebとはそういうところだ・・・過激なこと書く場所だ、荒れている場所・・という認識になってしまう。

Cosたちがかつてパソコン通信などで享受したwebの暖かさなどは微塵もない。

かつて、niftyのパソコン通信にはジュニアフォーラムがあった。
今も何らかの形で続いているのではないかと思うけれど、最近は見ていない。
ここでは大人はオブザーバーとして参加はするけれど、基本は子どもたちの自主運営。

Cosも参加(見ていただけ)させてもらったけれど、そこにはwebのよさがたくさんあった。
フォーラムに入ること自体には匿名は許されないけれど、入ってしまえばその内側では匿名で年齢、性別にかかわりなく自由に話すことが出来る。

困ったときには誰かしらが助けてくれる(これはジュニアフォーラムに限らずCosもずいぶんとお世話になった)。

当時はパソコン通信が出来る子供と言うのもかなり限られていたから絶対数は少なかったんだろうと思う。

それに比べるとweb・・特に携帯からのweb・・を使っている子どもたちの数は比較にならないほど多く、殺伐とした場所に出入りをしている。

悲しいことにその殺伐とした場所と言うのは多くの大人が気がつかなかったり、気がついていてもどうしていいのかわからなかったりするので結局子どもたちはそこで野放し。

大人の目からはなれてそういうところで育った子どもがどうなるのか、考えただけでも怖い。


ネットの危険さ怖さから離れてよさを認識してもらうために、情報の授業の一部に組み込むかたちで校内SNSを立ち上げた知人もいる。

匿名の生徒たちが匿名のままで日記を書いたりすると、その日記にこれまた匿名の誰かしらからコメントが付く。

匿名ではあるけれど、かいた人は同じ学年の情報の授業をとっている人。
中学時代のいじめの話。
自分の両親に対する思い。
それに対するほかの人からコメント。

表面には現れてこなかった人の想いが伝わってきたりして、担当者は身動きが取れないほど忙しかったけれど、やってよかったと本人も喜んでいた。

実際にはわざわざ立ち上げなくても殺伐としたwebの裏側にはそういう場所もあるのだが、子どもたちの目にはなかなか留まらない。

しかも、学校関係者のほとんどはweb社会の中の殺伐とした場所にに子どもたちがいることさえ気がついていない。

気がついていないのだから、その問題点もまるっきり見えていないのだ。

どこに何があるのかわからないwebの網の目の中でよりよいものを見つけ出す目を育てるなんて、どだい無理な話なのかもしれないなぁ・・・

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