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2008.02.05

文化を守る

財力に物を言わせていろいろなものを集めた徳川家と(財力がまるでなかったとは思わないけれど徳川家とは比較にならないほど豊かではなかったけれど)歴史を守り続けてきた近衛家。

どちらがいいとか悪いとかではなくて、文化を守っていくためには目に見えない部分でお金を使い、それを維持していくのにはまたお金が必要だ。

国立○○美術館や博物館というところでは最近のミュージアムショップにタイアップ商品が並ぶことが多くなった。展示にかかわるものではなく、展示を記念しての商品が増えてきた印象がある。

レストランに入ればタイアップメニュー・・・

最後には「ここでなければ買えない」と会場内で宣伝があったりしてずいぶんと金儲けに熱心だなぁという印象がある。


「図書館以外は不要」橋下氏、大阪府施設の廃止・売却検討 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 行財政改革の一環で、大相撲春場所の会場である府立体育会館(大阪市浪速区)や、女性総合センター(ドーンセンター、同市中央区)、上方演芸資料館(ワッハ上方、同市中央区)などの施設については廃止・売却の検討を行うよう指示した。知事就任後、庁内に発足するプロジェクトチームで検討を進め、6月に結論を出すという。

 ほかに廃止・売却の対象となるのは、大型児童館ビッグバン(堺市)など。この日の協議で、橋下氏は「図書館以外、基本的にはすべて必要ない」との持論を説明。終了後、報道陣に「就任後、すべて視察しながら、選別にかけていく」と述べた。

真っ先に一番簡単に切り詰められるのが文化にかけられるお金。

企業が切り詰めるのは仕方がないとしても、自分たちの文化を守るために、育てるために必要ではないかもしれないけれど、今いる人たちのために、将来のためにお金をかけるべきところには行政が率先してお金をかけるべきではないのだろうか。

近衛家が守ってきた「宮廷のみやび」の展示の中には内容としてはたいした内容のないと思われる書がたくさんあった。

その当時には決して貴重だったものではないと思えるのだけれど、それが今になってみればどれほど貴重なものになっていることか・・・

そうした草の根の文化、あるいは人々の暮らしの中の文化を守っていくのが行政の勤めではないだろうか。

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