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2007.12.18

親の責任?学校の責任?

理科では禁止事項が守られない可能性があれば出来なくなる実験はずいぶんとたくさんあるだろうなぁ。

理科実験でフラスコ爆発 女子生徒大けが 埼玉の中学 .

 試験管に火を近づけ、水素がよく燃えることを確かめていたが、授業終了の間際、男子生徒の一人がフラスコとつながる管の先に直接ライターで着火し、爆発が起きた。この男子生徒にけがはなかった。教師の聞き取りに対し「実験がうまくいかず、気泡が出なくなってきたのでやった」と話しているという。実験の際、管の側に火を近づけることは禁じていたという。

この実験だって、生徒に触らせずに先生だけが例示をしていればこういう事故は起こらない。
子どもに火を扱わせるからこういう事故が起こっても不思議はない。
学校で危険なことはさせるな。

といわれるんだろうなぁ・・・

ここにも書いたと思うけれど、小学校の稲刈りで子どもたちに鎌を使わせずにはさみで稲刈りをさせたと言う話を聞いたことがある。

クラスの中に何をするかわからない子どもが独りいるから、事故が起こってからでは遅い・・・・と言うのだ。

何をするかわからない子どもに鎌を持たせたら、大人がそのこについていても危険は避けられない。
面白がって鎌を振り回したら・・・・

いつもおもうことだけど、それでいいのだろうか?

その場に立てばはさみを使わせるだろう。
そういう風に育ってしまった子どもを変えるのは簡単なことではないし、子どもに対しての責任を考えたら、危険を避けるしかない。

それでいいのだろうか?

禁止事項が守ることが出来なければ学校では危険を伴うことは一切できない。
火を使ったり包丁を使ったりする調理実習も含めて。

責任問題が起こるかもしれないから、一切の危険を避けるのが一番楽な方法。

が、それでいいのか?

少なくとも危険を伴うことに関してはいわれたことをきちんと守れる子どもに育ててこなかったのは?
いったんそうなってしまった子どもを変えていくのは時間がかかるのだ。
それでも変えていくしかないのだが、そのためには危険を承知で徐々にやらせるしかないような気がする。

で、事故が起こったら?

自閉症の生徒外しDVD 東京の中学 保護者訴え、復活 .

 自閉症の男子生徒(12)は最初は音楽に合わせて体を揺らしていたが、1曲目の途中で舞台から退場してしまった。このため学校側は、すべての学級が歌い終わった後、この学級だけ1曲目を撮り直し、DVDにはこの映像を収録しようと計画した。男子生徒の保護者からも購入希望があったため、この保護者用に男子生徒が映っているDVDを1枚だけ特別につくり、他の希望者には映っていないDVDを売ろうとしたという。

 これを知った男子生徒の保護者は「みんなに販売されるDVDにも息子の映像を入れてほしい」と訴え、学校側も映像を編集していないDVDを販売することに改めた。保護者は「クラスの一員として参加したのだから、DVDに入れないのはおかしいと思う。何に対する配慮なのか分からない」と話している。

この学校側のやり方には欺瞞を感じる。
黙って退場してしまった生徒の映っているDVDを一枚だけ作ると言うことが問題だと思う。
そういうことはすべきではない。

が、その一方で、この保護者の言うように途中で退場してしまった男子生徒の映っているDVDを他の生徒に配布したらどうなるのか。

どの程度の症状なのかは書かれていないけれど、「自閉症で合唱コンクールのときに勝手に出て行った奴」と言うことが記録映像とともに他の生徒たちの間に残るのだ。

それでいいのだろうか?

何かあればそのDVDから画像を取り出して「こいつ」と言うことも可能になるのだ。
そういうことをする人間はほとんどいない。
ほとんどいないけれど0ではない。

いろいろな形で画像や映像がデジタルデータとして残っていく。
そういう画像に対して、悪意を持って利用するような人たちもいる。

それを考えると学校がDVDを作るのも危険なことかもしれない・・・
みんながきちんと歌っているDVDなら大丈夫だろうけれど・・・

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