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2007.09.03

光を閉じ込める

光を閉じ込めるといっても、もちろん人間が分かるほどの時間閉じ込めるのではないのだし、Cosが習ったようなことからは考えられないようなことが実際にできるようになってきている。

asahi.com: 光メモリー実用化へ前進 信号化に京大が成功 - サイエンス.

 厚さ250ナノメートル(ナノは10億分の1)のシリコン製の薄板に1万分の4ミリ程度の間隔で小さな穴を格子状に開け、メモリーのもとになる人工結晶を製作。特定の横一列の穴をふさぐと、光の「通路」ができ、その近くに穴を数個ふさいだスペースをつくると、そこに通過中の光が引き込まれ、たまることがわかった。いろいろな工夫でこれまでに光を1.7ナノ秒閉じ込められた。

 しかし、情報を担う信号として処理するためには、閉じこめるだけではなく、もっと短時間に光を入れたり出したりすることが必要。今回、研究チームは別の光を通路に当てることで、スペースに光が入らない「ふた」をつくったり、とったりする方法を開発した。スペースに光を2.5ピコ秒(ピコは1兆分の1)閉じこめ、出すことにも成功した。

ここにあるのは1.7ナノ秒を閉じ込めたときのニュースリリースだけれど、ここを見るとどういうことなのかある程度は分かる(今回の件もいずれ、ニュースリリースとして出るのだろうけれど、今は見つからなかった)

光を制御できるようになれば、光コンピュータも可能になって今よりもっと高速度で動くようになる。
早くなればなるほどどうして動くのかが分かりにくくなってブラックボックス化が進む。

開発しようとするとそれを理解しなければならないし、使うだけならば「魔法」レベルの理解で十分。
その差は広がる一方。
理解しなくてもいい大多数と十分な理解を必要とするごく少数の人間。

教育の役割は、うがった見方をすれば特別なところを除いては理解しなくてもいい大多数を育てればいい・・・と言うことになるのかも。

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