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2007.08.31

年代を測る

夏休みの終わりにもう一度歴博へ。

前回行った時にも見た企画展「弥生はいつから」をもう一度。

弥生がどこからなのかは前回見て分かったような気がするけれど、なんとなく消化不良・・・・
図録(と言うのかどうか分からないけれど)があるのでそれを見るとかなり雰囲気が違うような気もしてずっと気になっていた。

えっと・・・「バーチャル土器回し」もやってみたかったし・・・∥xx;∥☆\(--メ)

確かに前回行ったときには歴博にしては人も多く、じっくりと考える余裕はなかったような気がするので今回は夏休みの終わりの平日に。

歴博に入るとまっしぐらに企画展へ。
さすがに空いている。

前回は人だかりがしていてほとんど見なかった入り口のところに大きな屋久杉の断面。
この屋久杉の年輪を利用して時代測定をすることができる
企画展示室入口~第1部「プロローグ」.

屋久島(鹿児島県)の屋久杉年輪デスク(森林総合研究所)です。とても大きいですね。これらの樹木の年輪から「標準パターン」を作り、年代不明の木材の年輪と照らし合わせて年代を測定します。

この屋久杉がじっくりと眺めていると1500年近くも生きてきたその歴史の長さに感動を覚える。
年輪も素直にバームクーヘンのように丸くなっているのではなく、傷があったりずれていたり、波打っていたり。
一つ一つの年輪の幅はごく狭くて数えるのもすごく大変そうに見える。
この狭い年輪の一つ一つに一年が閉じ込められているのだ。

年輪の一つ一つの中に閉じ込められている環境変動を測って指標にしていくらしい。
だからこの一本の屋久杉では1500年しか測れないけれど、その情報を元にいくつもの木の年輪を積み重ねて正確な年代を測定していくのだと言う。

そのために使われた木は杉とヒノキ。

年代の分かっているものを使って分かっていない木材の環境情報を比べることで年代を出すといった方法じゃないかとCosは理解したのだが、その積み重ねで紀元前500年ぐらいまでがわかるようになったという。

年輪による年代測定のコーナーでは「樹皮直下」の年代と言う言葉が使われている。
樹皮があればその年まではその木は生きていたのだからそれによって年代が決められるわけだ。

そして前回も見てきたC14による年代測定。
有機物が地上の大気中で生きている間はそのときの大気中のC14と同じだけれど、活動をやめるとそこからは5730年の半減期にしたがって減っていく事を利用している。

C14による年代測定には有機物が必要だから、測定技術の進歩によって土器についたすすから年代を測定する。

このC14による年代測定と年輪による年代測定の両方から弥生時代の年代を測定したのだ。

建築物に使われた木、煮炊きに使われたすすのついた土器、
どちらもそんなところに年代を判定することができるものが隠れているなんてかつては誰も思わなかったことだろう。

まるで推理小説みたいに「見えているもの」は変わらないけれど「読み取れるもの」が時代とともに変化していく・・・・

歴史というよりも考古学のおもしろさにつながるのかもしれない。

で、楽しみにしていた「バーチャル土器回し」・・・
画面上を指でドラッグすることで土器を回すことができるのだが、正四面体の問題などで遊んでいるCosの関心は当然・・・
・どんな画像を組み合わせているか
・指をどう動かすと土器はどう動くか
・画像と画像の境目はどうしているか
なんていうところにあって・・・・どう見ても立体としての土器を回すことには関心がなかったような気がする(爆)

あぁ・・・画像と画像を切り替えるとき以外のドラッグに対応する動きはどうやっているんだろう?

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» 木の年輪から年代を測定する方法 [F列車でいこう! ]
昨日、発掘物や化石などの年代を測定する方法として放射性炭素(C14)を使った年 [続きを読む]

受信: 2007.10.07 21:10

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