« 60月 | トップページ | 進学実績 »

2007.07.20

インカ・マヤ・アステカ

密林の中の不思議な文明・・・その存在すら知られていなかった不思議な文字を持つ都市・・・
去年の夏の特別展の「ナスカの地上絵」はそんなに期待しなかったけれど、今年はずいぶん楽しみにしていたかはくの「失われた文明 インカ・マヤ・アステカ展」へ。

戦争はしてもたくさんの都市がそれなりに共存を続けたマヤ文明というのは前からすごく不思議だったし、マヤの文字にも(見るだけの)関心があったから何よりもこのマヤ文明についてみるのが楽しみだった。

人なんかいそうもない密林を抜けると突然表れる都市・・・・いいよなぁ・・・

マヤではヒスイが珍重されたらしく、今回日本で始めて公開されるヒスイの仮面もいくつかあった。
ヒスイに限らず、緑の石に価値を見出す・・・・これって去年国立博物館で見てきたマオリの人たちにも共通していた。
それどころか、いろいろなところに描かれた人物像がどことなく似ているように感じたのはCosだけだろうか?

ちょっとお茶目で舌を出すところもマオリと似ている。
マヤの太陽神も思いっきり下を出しているし、マオリの人たちのハカというダンスでも思いっきり目をむいて舌を出している。

共通の祖先だったりするのかなぁ・・・・

アステカは水上都市がおもしろいと思ったけれど、一番感動したのは一番期待していなかったインカ。

インカの人たちが作ったという総長4万キロにも及ぶインカ道。
断崖に作られた人一人がかろうじて通れるかどうかの狭い箇所を見た瞬間にCosも歩きたくなった。
もちろん足を鍛えたことのないCosなどに歩けるはずもないのだがあの道をどこまでも歩いていきたくなったのだ。

そしてその道の向こうにあるミイラ。
インカの人たちはミイラになってしまったなくなった人たちの福を着替えさせたりもして、死を忌むべきものとしては捉えてはいない。
一緒に暮らしていたりすらする。
「ミイラ文化」・・・

死に対して異質なものとしてではなく生の延長上にあるものとして捉えているような気がした。

それには死んだ人をそのままにしておけば自然にミイラになってしまうという乾燥した気候も大きく関係しているのだろう。

普通の感覚だと死んだ人をそのままにしておけばすぐに腐敗が始まって見られたものじゃなくなるわけだし、そういうのを見ていれば死ぬことは今の世界とはまったく違う世界なのに、その姿のままずっとそこにいればまた受け止め方は違うに違いない。

もしかしたらそういう死生観が「いけにえ」がたくさんいたことにもつながっているのかもしれない。

インカ道を登っていって極寒の地に行けばあっという間に凍死してそのままミイラになれる。
それもまたいいなぁ

|

« 60月 | トップページ | 進学実績 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/3303/15828044

この記事へのトラックバック一覧です: インカ・マヤ・アステカ:

» インカ・マヤ・アステカ展 [風雅遁走!(ふうがとんそう)]
 この数カ月、オフの時に行っている展覧会のことが、全然書けていない。けっしてマメ [続きを読む]

受信: 2007.07.22 01:53

» インカのミイラ [富久亭日乗]
 上野の森の国立科学博物館で 「インカ・マヤ・アステカ展」を見た。  世界遺産の宝庫である 中南米3大文明の中でも、 今回の展示の目玉は、 15世紀に現在のペルーを 中心に栄えたインカのミイラだ。  やや小柄な成人男性と男の子の2体が 同じような毛糸の帽子をかぶり、 茶色い布につつまれて、 スポットライトの光を浴びていた。 http://www.3bunmei.jp/highlight/inca.html  おごそかで神々しいものを 感じた。  600年の時を隔てて、 地球の反対側に住む日本人に 見... [続きを読む]

受信: 2007.07.25 22:22

» インカ・マヤ・アステカ展 [Masala MASALA]
昨日雨の中、国立科学博物館のインカ・マヤ・アステカ展へばぐ輔を引き連れて行って... [続きを読む]

受信: 2007.07.28 20:35

« 60月 | トップページ | 進学実績 »