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2007.06.27

チェンバロ・リサイタル

(たぶん)母のお供で行って来たグスタフ・レオンハルトのチェンバロ・リサイタル

このくそ忙しい時期に母のお供で夜のお出かけなんて絶対に避けたいところだが、「レオンハルト、チェンバロ」の魅力には勝てなかったというところだろうか・・・・
(行ける時にはできる限り母に付き合いたいとは思っているけどね)

古楽器をかつてあったままの演奏方法で演奏するという古楽演奏活動で有名な人らしい。

生のチェンバロを聴いたことは数えるほどしかないし、単独で演奏されているのを聴くのは初めてだと思うけれど使われている楽器も18世紀の楽器(らしかった)でその音色はやわらかいきらびやかさと枯れた深みのある音でそれまでに聞いたことのあるどのチェンバロ(そう何回も聞いたことがあるわけじゃないけど)とも音が違うようにも感じた。

今回演奏される曲はどの曲もCosでも知っているような有名なものはほとんどなくて、おそらく好きな人のための演奏会だったのだろうと思う。
それでも第一部のバッハはそれぞれの旋律がたくみに絡み合って、音がつながらないはずのチェンバロの音が微妙につながり(音をずらして弾いていた?)、複雑なハーモニーをかもし出していた。

よくある甘く熱っぽい引き方ではなく、姿勢を正してみていると感情とは無縁のところで弾いているかのようにも見えるし、曲もかっちりと仕上がっているのにその音は、甘さとはかなり違うけれど、抱擁感のある心地よい音だった。
(甘ったるい弾き方だったらどれほどうまくても今のCosには耐えられないだろうなぁ・・・)

間の休憩では本人自らが調律をしていた。そのために前から十列目までは休憩時間は外に追い出され、他の客席も静寂を要求された。第一部と第二部の音の違いがあったような気もするけれど、Cosなどの耳ではその違いを的確に捉えることはできていない気がするのが残念。

第二部はフォルクレ。
(この曲も知らなかったんだけど)フォルクレの曲は聞いたことがあると思うのだが、こんな曲だったんだろうか?
チェンバロという音の余り大きくないおとなしく弾く楽器なのに、聴いているうちにその迫力に心臓がどきどきしてきた。

まあ、もう年の人だから突き刺すような迫り来る迫力ではなかったけれど、深みのある音が「これでもか、これでもか」と畳み掛けてきた。

いやぁおもしろかった。
どうせなら、こんな年になってからではなく、子どものころにこういうところにもっとつれてきて欲しかったなぁ
そうすればCosの人生もまた違っていただろうになぁ・・・

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コメント

 よいなぁ、レオンハルト。
 高かったんだろうなぁ(と、俗物)

投稿: Nと〜 | 2007.06.28 23:14

弾き方もおもしろくてよかったですよ~~

「死ぬ前に一番いいものを見たい」という母のお供なので・・・
\∥^O^∥/

投稿: Cos | 2007.06.29 07:01

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